第1話:滅びへの1歩
会社終わりでモノレールに乗り体を放心状態にしている男がいた。
彼はよくある普通の会社にいてめんどくさい仕事で疲れているそう言った毎日を送っている。
20○¥年5/27
この日は世界が生き残り以外全員が死亡したという狂気の日になった。
「zzz.....。」
彼が寝ている時5車両目にモフモフの謎の生物が現れた。
寝ている彼を横目にあのモフモフは喋った。
「皆さんは今日この日生き残りです。ですがこのままだと人数が多すぎます。ですので皆さんには殺しあってもらいます。」
要約するとこういう内容だった。
どうも胡散臭い内容だ。
だが、その言葉は眼鏡をかけているつるっパゲの爺さんが死んだことにより確信になった。
爺さんはそのモフに議論を申し立てた。
「若造がそんなことを言うな!口がわr」
ぐちゃっ
頭が何かで押しつぶされたように消え失せた倒れた爺さんの頭からは生々しい脳みその欠片や血がドクドクと出ていた。
一部の人間は逃げ惑い、恐れて隠れるやつもいた。ただ彼は違ったこんな時でも寝ていた。
だが今はどうでもいい。
今の現状をどうにかしないと。
車両では事情を完全に把握した野郎共がガヤガヤと集まり人を殺したりしていた。
もちろん俺は抵抗したぞ。
<スキル>というものが覚えれて対処はできた
だがこの車両で今生きているのは合計15人。
把握したヤツらは倒されたりして今は5人になっている。
だが…いつ何時裏切られてもおかしくないだろう。
俺の<スキル>は
<スキル=魂ノ墓場>
魂ノ墓場は殺した人数の魂をその数の分自分の兵にできる。分身や様々なことに利用可能。
と、ここで彼が起きた。
眠そうな顔を上げて血塗れの車両を見渡し瞬時に把握したヤツらの元に見えない速度で行き、彼らを一瞬で亡き者にした。
俺はすかさず魂ノ墓場を放った。
これは他人が倒した魂も回収できるのだ。
だが、心配なのはあのモフだ。
何を企んでいるのか。
未だに分からない、が急に時間が出てきた。
恐らくあいつは俺らを最後の5人にしたいのだろう。
人数制限が書いてあったからな。
俺たちは車両を見渡していた。
そう、これは個人戦だということだ。
その瞬間誰かが動いた。
誰かを倒すため…。
滅びる世界で生きる手段 秋空楓 @akizorakaede
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。滅びる世界で生きる手段の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます