続きを読ませていただきました。郤缺は都合が悪くなるとリスさんに押しつけるクセがつきましたね(苦笑)でも、彼ならつつがなく終わらせてくれる人材だと買っての上ですよね。
趙盾は君主に対してだけは本当に見る目がないというか、なんでこんなことになったのかとため息をつきたくなりますね。郤缺と士会がせっかくものすごい労力を使って諫めているのに聞きもしないし……なんでしょう、頑ななだけに一旦こうと思い込むと修正がきかないんでしょうか。
夷皋も夷皋でバカ殿まっしぐらだし……本当に重臣たちがいるから国がもっているようなものですよね。もう、この二人の共倒れに郤缺と士会が巻き込まれなければいいなと思うだけです(苦笑)
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
荀林父は有能が関わると逆に拗れる案件をのりきる機能がありますね。そういった部分を郤缺も認めてます。
おっしゃるとおり、趙盾は君主に対してだけ盲目です。頑固さもあるのですが、先代の遺志への遵守、理を曲げてまでの即位敢行に名君であるべきという結論、そして夷皋への愛情のためで、まあ毒親ですね。
夷皋は毒親の虐待で9歳のままですねえ。
今まで驩さんをすごく無能な王様だと思ってきたけれど、それどころじゃない夷皋くんの暴走があまりに子供っぽすぎて晋内部がめちゃくちゃになっていく……卿たちの心も絆も壊れていくのを感じました。
ここでも賄賂が問題になってきて、最初の会盟で斉からの賄賂を受け取って大問題になったこともあり、ずーっと賄賂の問題で晋が壊れていってて辛い。
最初の方は思春期で反抗期だからと理不尽なことをしても寄り添ってあげたい気持ちで読んでいたけれど、成人の儀もしたのにいつまでたっても子供っぽい成長しない夷皋くんを見ていると、このまま彼が晋公でいいのかな……と思ってしまいます(;´・ω・)