続きを読ませていただきました。士会くんの策がとうとう現実に実行される時が来たのですね……。趙盾くんの実務能力もさすがです。今では軍事物でよく見る夜襲も、当時一般的ではなかったと知って驚きました。こうやってタブーをなくしていった結果、覇者の座があったのですね。
しかし士会くんの亡命は重ね重ね、痛手ですね……。ただ、相続の際の超ぐだぐだや、要らない情で政治が動くのを見ていると、我慢できなかった気持ちも分かってしまいます。ただ、郤克くんは純粋に可哀想ですが。
郤缺の啖呵は格好良かったですが、このように正面切って若い者を諫められる才能が本当に少なくなった朝廷ですね。趙盾がそれを退けなかったことにはほっとしましたが、今後どうなるか気になります。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
天才士会の朝飯前と実行力はピカイチ趙盾をお楽しみいただき嬉しいです、すぐ家出しましたが。
古代は儀礼ルールに則った戦争が普通で夜襲は一般的でないです。が!単に灯りが十分でなかったのもあったかと。
郤缺の罵倒啖呵もお褒めいただきありがとうございます。趙盾は筋が通ってれば受け入れる理屈屋好きなところがありますね。
郤克さんは士会さんの亡命ですごくショックを受けるだろうと思っていました。兄のようにしたっていたし、戦で亡くなったではなく何も言わずに去ったというのはまた悲しみも大きいし捨てられたような気持ちにもなったんじゃないかな(;´・ω・)
郤缺さんは公子楽殺害の件で陳公へお手紙を書いたり色んな場面で裏方で根回し担当みたいに動いていましたが、今回のように表で堂々と趙盾さんに意見する場面を見れてちょっと嬉しいです!