片頭痛の日常

第1話頭痛を意識したの

人間は両方頭が痛いものだと思っていた。母親にきいても人間誰でも痛いわといわれたし、日常的にずっと痛いものだと思っていた。

でもそんなことはないと中学生で知った。

「そんなことないよ。時々痛いものなのよ」

「そうなの？」

母に行っても病院なんていかせてくれなかった。だから高校生になったらバイトするんだ。

単位制の制服も自由な学校に進学した。地域の中でしたからかぞえたほうが早いくらい。

もちろん両親は反対したけれども、バカのふりをして乗り切ることにした。

内申点も低く、授業も寝て過ごした。

病院に行ったのは高校の夏休み。

7月後半には一回分くらいの手持ちにはなったから。

問診表を記入するとはいばかり。

やっぱり偏頭痛だったんだ。

まだ学会でも本当か審議のレベルの話にはなるのだけど、ほうっておくとひどいめまいにつながることもあるのだとか。

まだ確定じゃないけど１０代のうちに取りかかれて良かったわ。本当につらそうにかかってくる患者さん多いのよ。

やはり片頭痛の人は多いらしいが重度の人は大変だ。