王の名の下、国のために働く魔法使い「王の杖」の一員であるラディ。
度重なる重労働に限界を迎えた彼は、民間組織「カルナバル」で働く友人魔法使いハッカの助言で、ようやく有休をもぎ取った……はずだった。
ハッカの、
「最近、王子様見かけないけど行方不明になってねぇ?」
その一言があるまでは。
やがて二人の元に、国家を揺るがす大事件が訪れる。
基本的に優等生であるラディと、いい加減で不真面目なハッカ。
正反対に思える二人のかけあいや台詞回しには、作者様の確かなセンスを感じます。
そんな二人が事件の謎を追う様は、ファンタジーでありながらバディものの刑事ドラマを見ているようでハラハラドキドキ。
物語を追う間には次々と意外な事実も判明し、次に何が起こるか分からない、そんな面白さがあります。
脇を固める登場人物たちも個性的。
特に行方不明とされている王子様は…………是非、本編でお確かめ下さいね(笑)
果たして彼らは国家の危機を救い、休みをとることができるのか!?
現在連載中です。
一緒にこちらの物語を追いかけてみませんか?