熊本編まで拝読した時点では、4人組(4体組?)の自我をもったゾンビがご当地のいろんなところをお散歩(徘徊?)するお話です。他のノーマルゾンビたちはいわゆるゾンビで自我がないため、4体を中心に会話が繰り広げられます。
くすっと笑えるゾンビジョークに、「まるで人間」のようなほのぼのとしたやりとり。でも、途中ではっと気づくんです。自我があれどもゾンビはゾンビ。どんな大切な人生がそれまであったとしても、ゾンビになったらもう人間としての生はおしまいなのだと。
プロローグで敷き広げた大きな伏線が、どのように回収されていくのかも楽しみな作品です。
ぜひご一読ください!