22.「神頼みではなく、自分で滅びをもたらすべきだ」

 それから十年の月日が流れた。

 二人で様々な苦労を乗り越え、絆を育んできた。

 そして、とうとう――君たちは世界滅亡爆弾の開発に成功した。


「やったねぇ……」

 広井さんが笑う。

 君も広井さんに頷き返す。


「辛いこともあったけどさ、キミのお陰で全部全部乗り越えれたよ……だから、だからさ……」

 広井さんは持っていたスイッチを君に渡した。


「キミがいるなら、こんな世界でも良いかな……って思う。でも、キミが滅ぼすのなら、それでもいいかな……って思うんだ」


 君は手に持った世界滅亡爆弾のスイッチを


46.押した

https://kakuyomu.jp/works/16817139555289870474/episodes/16817139555306250853


47.押さなかった

https://kakuyomu.jp/works/16817139555289870474/episodes/16817139555306402550

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