後編

洗い物を片付けて、コーヒーの準備をしていると、奥の部屋の転移陣が光った。

……あれ?


「エイジ様ーっ、お会いしとうございましたっ!!」

直後、ドアが破れるぐらいの勢いで開いて、グウェンドリンが駆け込んできた。


「「させません!!」」

そのままの勢いで抱きつこうとしてきたグウェンドリンを、アーニャとマーニャが双子ならではの息の合ったコンビネーションでブロックした。


「……むーっ、いつもいつも邪魔をするっ! エレンデールの国民として女王に対する敬意はないのですかっ!?」

「さて、エレンデールとかいう国は、この世界のどこにあるのでしょうか? 聞いたことはありませんが?」

「ウチらはれっきとした日本国民なんだニャー。 そんな国は聞いたこともないニャー。 もしあったとしてもご主人様にもウチらにも無関係なんだニャー。」

「……何しにキタ。 さっさとカエレ。」


グウェンドリンの叫びに、ロザリンドとウェンディの敬意ゼロで煽り百パーセントの返事、最後にどストレートなケスリーの台詞が部屋に響いた。

確かに星辰の条件が揃ってる日じゃないけど、急に何しに来たの?


「あ、あなた達ねえ!!」

「はーい、君達も少しは敬意を払おうね。 グウェンドリンは一応でも一国の女王なんだから。 グウェンドリンもウチの子の冗談を真面目にとらない。」


気の短い、というよりも我慢するというのが苦手なグウェンドリンが爆発しそうだったので、両方をなだめた。

グウェンドリン、女王になるまでは聖女として活動していたんだよね。


それも普通レベルの聖女じゃなくって、魔王との最終決戦でも生き残ったぐらいだから超強い。

それに反しておつむの方はあんまり良くないし、しかも気が短いし、戦いになったら全身を聖女の力で身体強化して拳で殴り飛ばすという、超接近戦の戦闘スタイル。


というかそれしか出来ないし、ついたあだ名は「撲殺聖女」だもんね。

仮にも王族なのにそんな二つ名がつくのはどうかと思うんだけど、ウチの子じゃ相手できないぐらい強いし危ないんだ。


「それで、来るはずの予定日じゃないけど、どうしたの?」

何とか両方をなだめて、グウェンドリンが来た時の定番である、ニンニクマシマシ豚バラ丼唐揚げデコレーション大盛りを出してあげた。


ウチの子達は食後のチョコレートケーキを黙々と食べながら、しかめっ面でそれを見ている。

そんな顔しないの。


しかしグウェンドリンも、じっとして黙ってると美少女なんだよなあ。

背は年相応の標準ぐらいだけど、鍛えられた均整のとれた筋肉質な体に、上に乗ってる顔も整ってるし、腰まである青味がかった髪も魔力で光ってるしなあ。


王位についたのが影響してるのか、十九歳にして威厳みたいなのも出てきてるみたいだし。

結構苦労してるのか、近くでみるとその年で目の下にクマが出来てるような気もするけど。


今グウェンドリンがこちらに来た転移陣は、こちらの世界に帰る時に拝み倒すように頼まれて設置したんだよね。

召喚された時の女神との契約は完了してるし、向こうの世界には苦しい記憶の方が圧倒的に多いし、そもそも義務もなかったけど、少ないとは言っても仲間やお世話になった人はいた。


だから完全に縁が切れちゃうのは少し淋しいと思って、女王になる事が決まってたグウェンドリンだけ、こっちと行き来を出来るように転移陣を設置したんだよ。

世界間のかなりキツイ誓約があるから、星の並びが揃ってない時に転移陣を使うには相当な魔力が必要になるんだけど、流石は最強の聖女だよね。


「エイジ様、ありがとうございます。 あー、本当にここは落ち着きますわね。」

大食いチャンピオンも真っ青なスピードで山盛りの豚バラ丼を平らげて、今は食後のコーヒーをフーフーと冷ましながらすすっているグウェンドリンがお礼を言ってきた。


ハアーっとグウェンドリンが聖女にも女王にも似つかわしくない溜息をついたけど、今の君の息は超ニンニク臭いから、向こうに帰ったら気をつけてね。

人間よりも嗅覚が鋭いウチの子らが、さらにしかめっ面でグウェンドリンを睨んだ。


「もういろいろと限界だったので、ちょっと避難してきたのですわ。」

グウェンドリンはもう一度大きな溜息をついて、後ろ向けにソファーにどっかりと身を沈めて、猫のように伸びをした。


「もう本当に限界なんですわ! エイジ様が魔王を倒してくださって、やっとみんなが幸せになれると思ったら、何故か貴族同士や国同士の争いがあっちでもこっちでも始まって、意味が分かりません!」

しばらく唸りながら伸びをしていたグウェンドリンだけど、ガバっと身を起こして叫んだ。


「本当に意味が分かりませんわ。 荒れた街や耕作地の復旧や、亡くなった国民と現在の状況の調査に、その他にもやる事が多すぎて全く手が回らないのに、協力するどころか足の引っ張り合いですの。」

コーヒーの残りをグイっと飲み干して、今度は少し落ち着いた様子の声が出てきた。


この子、性格が単純で素直過ぎるけど、良い子なんだよなあ。

魔王を倒すまで一緒にいたから、あれやこれやと見たり聞いたりしてるんだけど、それでも性格が変わってないもんなあ。


「魔王軍と戦ってる時には、見た事も聞いた事もなかった貴族がやたらと王宮にきて、ありもしない手柄を主張していろいろ要求してきますの。 ご丁寧に手柄の「証拠」も用意して、上は大貴族から下は単なる騎士まで。 厚かましさにも程があります!」

うわあ、予想はしてたけど、やっぱりかあ。


「お金も人手も何もかも足りないのは仕方ないにしても、なんとか用意した救援物資の行先が馬鹿貴族の横やりで変更になった後に消えたり、帳簿が改竄されて横流しされてたりとか、キリがないんですの。 つい昨日もポリドロワのハゲ野郎がやらかしてくれましたし。」

グウェンドリン、口調が元に戻ってるよ。


「あー、本当にあのハゲの顔面を叩き潰さなかった自分の忍耐力を褒めたいですわ。 どいつもこいつも好き勝手な事ほざいて、好き勝手にやりやがってチクショウがあっ!!」

お酒も飲んでないにこれとは、よっぽど溜まってるねえ。


「フェルナンドが、あんな奴でも結構な勢力を持ってるから殺しちゃ駄目って言うし、トレースも、殺しちゃうとあいつの下でまとまってる貴族が分裂して収拾がつかなくなるって言うし、どうしろってのよ!! あーイライラする。 本当に思いっきりぶん殴って粉々にしてやりたい。」

あの二人がグウェンドリンを支えて頑張ってるなら、しばらくは何とかなりそうかな?


「王宮でも信用できるのはフェルナンドとトレースを入れても数人しかいないし、暗殺者も毎週毎週ゴキブリみたいに湧いてきますし、何をやっても妨害されますし、もう本当に疲れたんですの。」

前回からこちらの時間で半年ぐらい、という事はアードラシアンでは三か月ぐらいしか経ってないけど、いろいろと思っていたより早いな。


「そもそもからして、私のような馬鹿が女王なんか出来る訳ありませんわ。 まだオルステッド兄様が残っていたから安心してたのに、あのクソ兄め、「僕は国中を回って残ってる魔物の掃討をするから、国はよろしくね! 若い美人のグウェンドリンの方が求心力があるから!」とか置手紙を残して逃げやがったんですよ!? おかげで私がやらざるを得ない羽目に。」

あー、人としてどうかとは思うけど、あいつは危険察知能力が高かったし、逃げ足も速かったからなあ。


「クソ兄め! オルステッドめ!! 今すぐ戻ってきて私に詫び続けろーっ!!」

他に王族が残ってないにしても、それでも引き受けて一生懸命に何とかしようとしてるし、グウェンドリンはやっぱりいい子だよなあ。


向こうでは吐き出せない事を思いっきり叫んで、グウェンドリンはちょっと落ち着きを取り戻して、荒ぶってた息も元に戻った。

部屋は超ニンニク臭くなった。


まあ大変なのは分かるし、たまにこちらに来た時に愚痴を聞くぐらいならしてあげるよ。

もう完全な部外者だからね。


「…………エイジ様。」

しばし、空になったコーヒーカップを握りしめて、それに視線を落としていたグウェンドリンが顔を上げた。


「エイジ様、エレンデールに戻ってきて、私と結婚して国王として即位してください!!」

「何を言っているのですか?」

「ふ、ふざけるんじゃないニャーっ!!」

「「敵と見なします!」」

「……シネ。 慈悲はナイ。」


思いつめた様子のグウェンドリンが勢いよくソファから立ち上がって叫んで、それにウチの子達が反射的に怒鳴り返した。

ロザリンドから表情が消えて、ウェンディとアーニャとマーニャの体毛と尻尾が逆立って、ケスリーの瞳孔が針の様に縦に細まった。


「ご主人様も私達も、いまさらあんな国には戻りません。 これは決定事項です。」

「ウチらはご主人様と日本で楽しく暮らしてるんニャー。 日本では誰もウチらの事を罵ったり殴ったりしてこないのニャー。 それどころかみんな喜んでくれてるニャー。」

「誰があんなところにご主人様を戻しますか。」

「誰があんなところに戻りますか。」

「……ご主人サマ、そのオンナを追いダシテ、転移陣を破壊シマショウ。」


予想通りだけど、この子達も絶対にお断りな反応だよね。

もう向こうに戻る義務も義理もないし、もし戻ったらどうなるか分かってて戻るほど馬鹿じゃないよ。


「で、でも、エイジ様が王になるなら反対する人などいませんし、誰もが納得しますわ! 貴族らも他の国も大人しくなりますわ!」

グウェンドリンは魔王を倒した直後にパーティーから離脱させられて王城に戻ったし、その後はこの世界に戻るまで喋れなかったし、そう考えるのも仕方ないかな?


本当にこの子は、アードラシアンの封建社会で生きていくには素直すぎるし善良すぎる。

だからこっちに戻る時に、泣いて縋ってきたこの子を見捨ては出来ず、縁が切れるのも淋しいなと思う一人なんだよね。


でも、もしこの子が「撲殺聖女」と二つ名が付くぐらいに強く、毒も効かない聖女の力がなかったら、もう絶対に殺されてたと思う。

後ろで操りたい奴らにとっては、上に立たせる神輿が馬鹿で弱いほど、言う事を聞かせるにも操るのにも都合がいいからね。


グウェンドリンには、貴族社会の魑魅魍魎を相手にできる要領の良さも腹黒さもないけど、黙って操られるには善良で強すぎるから、別の誰かにすげ変えたい奴も大勢いそうだ。

逆にオルステッドは頭が良いけど弱いから、さっさと逃げ出したのは正解だったと思うよ。


その辺の事情が分からないグウェンドリンには相当恨まれてるし、会ったら殴られると思うけど。

コーヒーカップを握りしめたまま、心細そうにこちらを見ているグウェンドリンに向き合った。


「向こうに戻る気はないよ、グウェンドリン。」

「エイジ様!!」


ウチの子らが不安そうに抱きついてきたのを順番に頭を撫でて、グウェンドリンに短く告げた。

「無理やり結ばされた契約だけど、魔王を倒してそれは果たした。 そっちの世界の事はそっちの世界の人間が面倒を見るべきだ。」


まだ不安そうに顔を向けて、さらに強く抱きついてきたウチの子らの頭を撫でながら、ありのままの気持ちを伝えた。

向こうの世界にいた時からを含め、初めての自分への明確な拒絶に、グウェンドリンはソファに力なく身を沈めた。


「………………エイジ兄ちゃん、私を見捨てないでよ。 もう無理、もう無理だよ。 私には無理。 お兄ちゃんが魔王を倒してくれて、やっとずっと一緒にいられると思ったのに、お兄ちゃんは元の世界に帰っちゃうし。 会えるのは半年に一回だけで、それも数時間だけだし、こっちの世界と時間の流れも違うし、お兄ちゃんはそのうち私の事なんか忘れちゃうんだ。 もう私は頑張れないよ…………」

やがて、うつむいた顔から涙がポタポタと膝に落ちるのも構わず、いつもの強がりも勢いもなく、無意識に最初に出会った頃の口調のまま呟くグウェンドリンに、ウチの子らも怒鳴り返す事はなかった。


「もう嫌だああっ!! 寝る時間も削って一生懸命にやってるのに、文句しか言わない国民も、邪魔と嫌がらせしかしてこない貴族も、訳の分からない事を言ってお金をよこせと言ってくる坊主も、もう嫌だああっ!! やっとお兄ちゃんと結婚して幸せに暮らせると思ってたのに! 戦うのは怖かったけど、一緒にいられるように必死に頑張ったのに、また離れ離れになるのは嫌、もう嫌だよう……」

両手で顔を覆って、そのままグスグスと泣くグウェンドリンを放ってはおけなくて、小さい頃のように抱き寄せて頭を撫でた。


いくら最強の聖女でも、日本ならまだ高校生だもんね。

ウチの子らも、流石に今のグウェンドリンを攻撃するような腐った性根はしてないので、しかめっ面は変わらないけど黙って見ている。


「グウェンドリン。」

静かに呼びかけた声に何かを感じたのか、泣き濡れた顔をこちらに向けてきた。


「あの世界の、アードラシアンの魔王は人の悪意が作り出しているんだ。」

こちらの台詞が全く予想外だったのか、グウェンドリンは涙に濡れた眼を大きく開いた。 


「あの世界の魔王は、世界の淀みや穢れを集めるシステムなんだよ。 そうして世界の残りの大部分を清浄に保つように女神が作ったんだ。 悪意を取り込む器に、世界に満ちた悪意の塊注がれて、一定に達すると魔王が生まれる。 そして、それを倒しうる強い存在が現れると、それが次の魔王の器になる。 つまり、あの世界に戻れば次の魔王は僕だ。」

魔王を倒した時、体に流れ込んできた魔王の核の記憶から、あの世界の仕組みを知った。


「前の魔王を倒したばかりだから、あの世界に再び悪意や穢れが満ちるまで、しばらくの猶予はあるよ。 でも、あの世界は最初から悪意に満ち過ぎている。 意味も無くこの子達が嫌われて、ひどい扱いをされていたのもそうだよ。 女神がそういう風にあの世界の仕組みを作ったのか、それとも何か失敗したのか分からないけど、この世界に比べて悪意に満ち過ぎているんだ。」

あの女神にとって誤算だったのは、前の魔王を倒し、そして次の魔王の器になる人間があの世界では見つけられず、この世界から召喚という形で呼ばざるを得なかった事だよ。


元々の世界の違い故か、それともこの世界の、あるいは日本の八百万の神の加護か、僕は向こうの世界でも史上最強と呼ばれる強力な勇者となった。

それこそ魔王の核を身に宿しても正気を保ち続けて、魔王を倒した後にも女神の思惑を無視して、逆に契約を強制してこちらの世界へと戻ってくる事が出来る程に。


それでも向こうの十五年は苦し過ぎて、いろんな意味で元のままではいられなかったし、こちらの世界に戻ってみれば両親も友達もいなくなって、生きる目標と意味は、この子らの面倒をみるだけになったよ。

グウェンドリンもこの子らも、異性的な愛情を感じてくれてるのは分かるけど、もう性欲も物欲も名誉欲も何にもないし、この子らがいなかったら何となく生きるだけになってただろうね。


そもそも自分の手で育てた娘とか、妹に欲情するような変態じゃないし。

全部をそのまま信じるのは難しいかもだけど、グウェンドリンは今伝えたアードラシアンの世界の仕組みに絶句して、コーヒーのカップを握りしめたままだよ。


「だからご主人様は、絶対に向こうの世界には戻しませんし、私達も何があっても戻りません。」

「仕方ないから、グウェンドリンがたまにご主人様に会いに来るのは許してやるのニャー。」

「あんな世界はまっぴらです。」

「あんな世界はお断りです。」

「……この世界デ、ミンナデ生きてイク。」


話の流れで打ち明けちゃったし、グウェンドリンの話を聞いたらヤバそうな感じになってるし、そろそろ頃合いなのかな。

グウェンドリンにコーヒーのおかわりを注いでチョコレートケーキを出して、ウチの子らにもおかわりを出した。


「それなんだけどさ、前回の魔王を倒してから二年間経ったけど、魔王の核を持ってる僕がこっちにいるから、あっちの世界でそろそろ魔物の大発生が起きると思うんだよね。」

「「「「「えっ?」」」」」


ウチの子らとグウェンドリンの声がハモったけど、あれだけ悪意に満ちた世界で、それを吸収し続ける存在がいなくなったら、そこらじゅうに魔物が湧いたり動物やら人が魔物に変異しちゃうよね。

例えとしては、そこそこの大きさの水槽に大量の金魚を入れて、浄化装置もないままに何か月も餌だけやり続けたら、水が濁り切ってる感じ?


金魚ならそれで死ぬだけだけど、向こうの世界で悪意や穢れの瘴気が溜まったら、そこら中に魔物が大発生するだろうね。

その説明にグウェンドリンが青くなって、手に持ってるコーヒーカップも震えて小刻みな波紋ができてる。


「だからさ、グウェンドリンとフェルナンドとトレースに、オルステッド達もこちらに来ればいいよ。 魔王の核の魔力を使ったら千人ぐらいまでなら呼べるし、こっちの世界でもそのぐらいなら何とか誤魔化せるしさ。」

それだけの大規模な転移だと魔王の核の魔力も全部無くなるだろうし、もう完全に行き来は出来なくなるけど、こちらの責任じゃないしね。


「ご主人様のためにこの世界で頑張るなら、まあ、認めてあげてもいいでしょう。」

「さっきの叫びには真実の響きがあったニャー。 浮ついた気持ちじゃニャくって、利用しようってんでもニャいなら、ご主人様を好きな同士として仲間にしてやるニャー。」

「では、先輩メイドとして扱いてあげましょう。」

「私達の厳しい指導についてくるのです。」

「……メイドの道ハ、一日にしてナラズ。」


君達も切り替えが早いね。

「僕が呼びたいのは十人もいないし、残りはグウェンドリンが選んで良いよ。 あと一年ぐらいは余裕があると思う。」


その後は向こうの世界で大量に人が死んで、大発生する魔物との戦いに終わりがあるのかも分からないし、またあの女神が強引に別の方法で何とかしようとするかも分からないけど、向こうの事は向こうの責任だし、全く興味もないよ。

こちらは無理やり攫われて戦わされて、その挙句に人生もまともな感情も全部無くなったし、そもそも契約は果たしたんだし、文句を言われる筋合いはないよね。


出来る事はこちらの世界で、自分の手の及ぶ範囲にいる家族を守る事だけだよ。

グウェンドリンが選ぶのはまともな人と、多分世話している孤児院の子供が多いだろうし、そうなると人間以外が多いよね。


じゃあ、異世界メイド喫茶と平行して、異世界ランドでも作ってみようかな。





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よろしければ、連載作品もよろしくお願いします。

こちらはハッピーエンド志向のスカッとする話です。


竜の娘ミリアム

https://kakuyomu.jp/works/1177354054893351421


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壊れた帰還勇者は、秋葉原でリアル異世界メイド喫茶を経営する @Miriam

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