お疲れ様でした。
今回のお話は二人が対として徐々に互いの本質を理解し、補い合ってゆく、その始まりを感じました。
一見すると子供の我儘のような雷韋の助けたい!という願いも精霊使いとしての使命感だったり、クールで鷹揚に見える陸王が内心では雷韋に本性を知られる事に消極的だったり、思いがけない心理描写も良かったです。
結果的に誰も助ける事が出来ませんでしたが、陸王が思うように、いつかこれを昇華させる力を雷韋は持っているでしょう。
そして、それはきっと対である陸王がいるから、きちんと向き合う事ができるのだと思います。
では、小噺楽しみにしています。
作者からの返信
ここまでお付き合いくださり、有り難うございます!
陸王と雷韋は意外と見た目・行動とは逆に、鷹揚だったりするのが雷韋だったり、繊細な部分があるのが陸王だったりします。
今回はそれが見えればいいなぁと言う感じでした。
誰も救えない苦しさと苦さを乗り越えて、雷韋には頑張って貰いたいですし、陸王ももうちょっと心に余裕が欲しいなぁと言う感じでもありました。
その辺りがもっと書ければよかったのですが、この話ではまだ時期尚早という感じで敢えてはっきりとは書きませんでした。
それはこれからのお楽しみです^^
小咄もお付き合いくださるという事ですので、では、次は小咄で。
本当にほのぼのです。
今のところ本編では出す予定のない設定もぽろっと出ちゃったりもします。
色々とお楽しみに!
ここまでお疲れ様でした。
長らく時間がかかってしまいましたが、ようやく巻の一、二を読了しました。
全てが万事丸く収まってハッピーエンドではない物語があって良いと思います。ちょっと救いがなさすぎたかなと思うところもありますが(笑)
引き続き、小咄編も拝読いたしますね。
作者からの返信
両作品をお読みいただき有り難うございます!
『はじまりの物語』もハッピーENDかと言われたら疑問が残る作品です。
『禍事』は最初から後味の悪い救いようのない作品として書こうと思っていました。
純粋なハッピーエンドは書きやすいので、敢えて、と言うところでした。
まだまだ物語の序盤なのにやり過ぎだとは承知していたのですが……。
じわじわ成長していく物語なので、仕方ないないかなと思う部分もありました。
でもこれからはハッピーENDも書こうと思っています。
本当にお付き合いいただき有り難うございました。
深謝!
小咄編もお付き合いくださるとのことですが、小咄編はおまけ程度に考えていただければ、と思います。
片方はシリアスで、もう片方はほのぼの仕様になっております。