応援コメント

第14話   屛風ヶ浦」への応援コメント


  • 編集済

    どん底に落とされてこそ、初めて気付く、作品の良さもありますよね。
    きっと、元気なころに、この作品を知っても、な~んだこれ、という風に放っておいたままだっただろう、とか。
    その悲しみのときに気付いた作品は、正に人生の宝ものであるのに、元気が回復していくたびに、その作品が色褪せていってしまう、というのもよくあること。

    ぼくは、父が脳出血で倒れたときに、知った作品と、母の介護のときに知った作品があります。
    もちろん、それらは、ぼくが、そのように悲しみに暮れていなければ、良さがわからなかった作品です。
    でも、元気が回復してしまったいまでは、もう、あのときのことを思い出したくもない、と作品をクローゼットのなかに押し込んだままになってしまう。
    でも、この前、悲しくなって、ついに、youtubeでその作品に触れました。いまは、便利になって、クローゼットを探さなくても、youtubeで、ちょちょいのちょいと、その作品を閲覧できるんです。
    相変わらず、その当時と、いまでは状況が違うのですが、泣いてしまいました。でも、やっぱり、泣くくらいだから、こころが弱ってしまってるんでしょう。スッキリはしましたが、もとの生活にもどるには、少し、苦労が必要でした。

    もう、でもいま、あの作品を聴いても、きっと泣かないだろうと思います。泣くのは、そのとき、そのときで、一回きりにしておきたいものです。
    あまり、心地がいいからと、その作品を何度も聴いてしまうと、こんど、また悲しみに暮れたとき、その作品に助けてもらえないですからね!
    って、もう、再び悲しみに暮れたときのことを心配してしまっているのですが。

    さて、こんなことをしておきながら、もう、どこ吹く風。いま、もとの生活にもどっています。
    いまは、就職のことを考えなければならないとき。
    悲しみに暮れるのは、またこんどです!
    ちゃんと、就活して、立派な社会人にならないと!

    作者からの返信

    そうそう、先ずは就活にせいをだして下さいね。応援してますからね。
    良い知らせが届くのを楽しみにしています。

    風さんが就活頑張ってるそうだと娘に教えたら、共に頑張りましょうって言っています。
    娘も今働いてるところを今月いっぱいで止めるので、色んな所へ電話してとても忙しそうです。
    どこでもいいから、って訳にもいきませんから、就活も大変ですよね。


    どんな作品でも、その人にとって元気づけられたり泣かされたりしますね。だけど、泣かされるものでも、涙を流した後にすっきりできたら、それはとても有りがたいものとなれますね。
    人の心を揺さぶるような曲や小説をかける人って尊敬しますよね。
    風さんもお仕事決まって落ち着いたら、創作にも頑張ってくださいね。
    悲しみに暮れるは・・ま、考えないで、きっと良いことがあると信じて!!

  • 屏風ヶ浦は私の居る千葉県の景勝地、太平洋を望む白崖の奇景は多くCMやМVのロケに使われています。

    ただ私が住む松戸市からは100km以上の距離がある遠隔地ですね。

    何度か行ったことはありますが、崖下の海は浅く、上から人が落ちたらまず即死は免れないでしょう。

    昭和の頃は崖上きわまで立ち入り出来ましたが、危険なため現在は立ち入り禁止になっていると思います。

    当然観光地でもないので、普段は無人のエリアです。

    私がもし屏風ヶ浦から落ちて、運良く漁師の船に救助され、そこの家に娘さんが二人居たら……!?

    落ちて瀕死状態の私に世話をやく娘とのあいだに自然と情が湧いて愛が生まれ、姉妹のあいだにも感情の葛藤が渦巻き、しかし私は漁師にはなれそうも無く、家を出ようとする。

    漁師の親父は複雑な気持ちながら、それが良いと私に同意するが、娘の1人は家族に黙って駆け落ち覚悟で私に付いて来る。

    私は娘を家に戻るよう説得するが、娘は聞かず、連れてってくれぬなら屏風ヶ浦から身を投げると言って泣く。

    ……旦那さんの幻の処女作、けっこう良い文芸作品になりそうですぜ。

    作者からの返信

    作家が作品を書くにあたってよく取材をしますよね。
    実在の人物の話を書く場合は直接インタビューしたり、関係者に話を聞いたり。
    また物語の舞台となる場所へは出かけて行ったりして情報収集に努めるでしょう。

    しかるに、この死線を彷徨ったオヤジ作家の妻であるゴーストライターは、全く浅学でありながら努力を怠りますから、出来上がった作品の何とお粗末なことか!というのが常でして・・

    なのできっとこの作品を見てもらった瞬間に、校閲の人の「事実確認」によってダメだしされて終わりとなることでしょう。
    結局のところ、屏風ヶ浦という名前くらいしか知らないで、その崖の様な地がどんな状態かさえ知らないのに、オヤジ作家のあやふやな原案をチンケな想像力のみで書き上げたものなどが、まともなものになれる訳がありません。

    これでは幻の作品となるのは当然のこと。よって、己を知ったゴーストライター夫妻はここで、涙の断筆宣言をするしかないと決意するのであった・・・

    コレで如何でしょうか?と言いながら、ここはご当地作家である森緒源先生に、と矛先をむける・・
    で、どんなものでしょう?センセっ!?

  • 遅読のバァ ようやくここまで
    読ませていだだきました
    あまりコメントしてもかえってご迷惑と思って控えていましたが カンパネルラには反応せずにいられません
    40年以上はげましあった友に突然先立たれ銀河鉄道の親友になぞらえて泣きながら聞き続けた曲だったからです
    あれは鎮魂とともに力をくれる曲でしたね

    作者からの返信

    真留女さま
    入院していて返信が遅くなってしまい申し訳ありません。
    手術の翌日、起きられないベットの上でスマホでコメントを読ませて頂きました。
    どんなにか嬉しかったことか、分かって頂けるでしょうか。
    この14話には深い思い入れで(それほどのもんか?)書きましたので、このようなコメントが頂けて本当に嬉しかったです。

    あの曲が鎮魂の曲と真留女さんに言われたら、私の感性もまんざらじゃなかったのかな、と嬉しく思いました。
    何しろ歌詞を理解しないで涙する私を、娘は理解に苦しむと不思議がるのですから。

    メロディーの持つ切なさと、夫の術後せん妄の怪しい様子や会話とを重ねて心細く、涙の止まらない曲となりました。
    (いまだに時折聞いては涙している私です)

    真留女さんは親友の方を、私は親兄弟を思い涙せずにいられない曲。きざな言い方ですが魂を・涙の壺を揺さぶる曲、なんですねえ。
    同じ思いの方がいらっしゃる嬉しさと、ステキなコメントに、ベットの上で涙ぐんでおりました。
    本当にありがとうございました。


  • 編集済

    @88chama様

    このエピソードには、スピリチュアルな要素を感じました。自分はあまり霊的な(?)ことを体験したこともなく、どちらかと言うと否定派なのですが、こういうお話は好きです。
    ローバ様は信じる方ですか?
    それにしても、屏風ヶ浦のくだりは、とても神秘的です。
    不思議な体験をされましたね。
    ご主人様を想うお気持ちと相まって、なんとなくロマンチックな感じもいたします。

    作者からの返信

    今思えば単なる偶然、ということとサラリと流せる、いやむしろ気にも止めることもなかったことだったかも知れません。
    でも気弱になっている時って、なんでも悪いことに関連させて考えがちかも知れません。

    無理にこじつけたように、本当に出来過ぎかのような偶然で、驚いてしまいました。
    今では笑い話のようで、夫はそんな大変な状況だったことは覚えてはいないですし、ガンの手術の翌日の開腹手術をしたのも覚えてないんです。
    傷跡を見ても覚えがないんですから不思議なくらいです。

    ところで、ブロ子さんは心臓がお悪いとか。
    私も右心房細動による不整脈で、カテーテル手術を予定しているのですが、コロナで延び延びになっています。
    父・兄・姉と心臓が悪い家系で、次兄は心筋梗塞で早世しましたが、一番早く亡くなるであろうと思われていた姉が、90才近くで健在ですから、のんびり暮らすのが弱い心臓を長持ちさせるに良い手かも知れませんね。

    ですからブロ子さんも、心配し過ぎで悪くしないようにしてくださいね。
    私のお世話になっている先生は専門が心臓病なので頼りにしています。
    ブロ子さんもやわな心臓を労わって、お互いに元気でカクヨムを楽しみに過ごしましょうね。

  • な、な、なんと、カンパニュラの花、「ラ・カンパネラ」、そして「カムパネルラ」歌のⅯVの撮影場所はかの屛風ヶ浦だと。凄い、なにか見えないナニかで繋がっているみたいですね。こういった偶然が身近にあると、不思議ですね~。Σ(゚Д゚)

    作者からの返信

    偶然が重なって、何だか因縁めいたものを感じてしまいました。
    繋がらせようと無理したわけでもないのに、とても不思議です。
    何よりもMVの映像に、ちょっとゾクッとしてしまいました。
    屛風ヶ浦の絶壁から落ちた話は、今では笑い話になっています。
    笑えるから幸せです。

  • 面白くて、一気読みしました。

    僕は後期高齢者の母と、毎晩一緒にご飯を食べて、母のパート先の愚痴を聴いています。

    結婚してますが、さまざまな理由で妻子とは別居してますが、楽しくやってます。

    作者からの返信

    たくさん読んで下さって有難うございました。

    楽しくやっています、の言葉にあったか~いものが伝わります。
    お母さまも優しいご子息に、きっと幸せを感じて、楽しく毎日を過ごされておられるでしょう。
    グチを吸い取るスポンジのお役目、頑張ってくださいね。

  • こんにちは 手術前にはお気に入りのマンガや小説をたくさん読んで脳内書庫に入れておきます。術後にぼんやりしている時とか 辛い時にはそれを取り出して脳内再生します。
    この時の為に子供のころから本読んだり 想像力作ったりしていたのかと思い当たったりしましたよ

    この先 あと何回切るのかわからないですけど…

    作者からの返信

    takaちゃんは手術の経験があるのですか。
    私は有り難いことに1度もありません。なので夫の辛さが分かりません。
    夫はガンの手術をし、その手術で切ったところから出血したらしく、次の日に大きな血の塊を取り出す手術をしました。
    2日続けての大きな手術でした。そのせいで、まるで呆けてしまった人のようになったのです。
    娘の友達のお父さんも同じようだったと聞いて。仕方ないなと観念しました。もうかれこれ5年近く、元気いっぱいの夫に戻れていません。
    術後しばらく頭がぼんやり、はっきりしない、という程度ならかわいいものです。
    あと何回あるか、とのことですが、脳内再生して乗り切ることができるのならラッキーですね。

  •  カンパネルラの花、素敵ですよね。

     きっとジョバンニも微笑んでいますよ。

    作者からの返信

    おはようございます。 Tetroさんのお名前から銀河鉄道999の鉄郎を思い出します。 コメントを頂くとあの鉄郎から・・と嬉しくなりますが、勝手にそんなんで、いいですか?
    カムパネルラの曲、シンガーの名はフアンに遠慮で出しませんでしたが、あの方も賢治の大ファンだそうです。 ジョバンニ、♪そこは豊かか~ 君の目が眩むくらいに   
    グスコーブドリに引かれて貴方の作品を知り、ヨットに乗せてもらいました。
    その感激が収まったので、そろそろ次のを、と思っています。

  •  大切な人を思い、鼻水を流しながら涙の中、曲を聴く。
     僕は、カッコ良いと、思います。

     そんな心は、とても大切だと思います。

          Ó⁠╭⁠╮⁠Ò

    作者からの返信

    自分のことを明るい人だと思っています。そんな母親をおめでたい人だと娘は笑っています。でもここ数年はそんな人もを泣かされています。
    でも表向きは陽気なノー天気の私ですから、努めて明るくしています。
    トイレの100ワットとまではいきませんけどね。
    コメント有難うございました。
    ***正義の味方のその味方、泣いてなんかいられませんからね。(^_-)-☆

  • ご主人様、大変な手術をされたんですね。
    色々ご心労が続いて大変でしたね。
    それにしても不思議な偶然ですね。
    ご主人様が妙な世界を彷徨った体験と聞いてる曲のMVの撮影場所が屛風ヶ浦とは。
    カンパニュラの花から広がるお話。
    楽しませていただきました。

    作者からの返信

    とても切なかったです。ガンと聞いて、頭をガーンとやられたような、なんて駄洒落も今では言えますが・・
    紫が好きだった義母に見せたら喜ぶだろうなと思わせるような小花がいっぱい咲いて、とてもお買い得でした。
    来年は買おうかどうしようかと迷っています。
    花に水をやって、鼻水流しながら曲を聴き涙する・・かっこ悪い光景ですからね。(^_-)-☆

  • コメント付けられず…、星三つで我慢して!

    作者からの返信

    先生、キラキラ眩しいです。老婆、いえローバの目にはホントにホントに・・
    カムパネルラの曲は切なくての涙ですが、♥や☆には嬉し涙です。
    随分と年をとりましたが、まだ喜怒哀楽の感情は健在のようでして。 
    有難うございました。 ローバより