11月
殺される
忙殺される
何から逃げたいのかもわからない
ヤられる
その本能だけが芽生えている
何もかも投げ出してしまいたくなる
そう思って、ふと
自分が死人であることを思い出した
途端に寒い
凍えるように
生物が地球上からいなくなるように
冬に人肌恋しくなるのは
はるか昔、人類が絶滅した際の
寒さ、飢えへの恐怖が残っているからだ、という
一説を先日見た
その根拠は何なのだろうか
そして何故絶滅したはずなのに
記憶は引き継がれているのか
謎はただ多い
今はただ
まるで映画のような12月を夢見る
これ、11月
死人の一年 @shibito1021
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。死人の一年の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
うにゅほとの生活最新/八白 嘘
★10 エッセイ・ノンフィクション 連載中 945話
私の創作遍歴最新/大田康湖
★195 エッセイ・ノンフィクション 連載中 132話
犠牲新作/朝吹
★3 エッセイ・ノンフィクション 完結済 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます