第1話 悪魔との出会い

2020年8月9日世間では夏休みの真っ只中だった。

悪魔と名乗るものが家に来た。

「今から3年後にあなたは死にます。その代わりと言ってはなんですが、あなたに他人の寿命と貴方に対する好感度を目に見えるようにしてあげましょう。」

「でも俺引きこもりだから...」

「頑張ってくださいね。」

そう言うと悪魔はもう居なくなっていた。

「なんだったんだ?」

意味が分からないまま気分転換として外に出た。

コンビニに入ると店員さんと目が合う。

頭上に50の数字が。本当に人の好感度が見えるようになったんだな。そして店内を軽く散策した。結局俺は飲み物だけを買ってコンビニを出た。コンビニで収穫出来た情報が2つあった。1つ目は本当に人の好感度が見えるということ。2つ目は好感度を見る時は目が会わないと分からないということ。「それがわかっただけでもでもいいな。」

高校1年生の頃は学校に行っていた。だが、家でのネットで遊ぶのが楽しく、それだけの理由でいつの間にか学校に行かなくなっていた。それでも友達はいてくれた。ゲームで遊ぶ仲間や電話をしてくれる友達が。

「休みが開けたら学校に行こう。」

「今度親に報告しないとな。」










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最後に見た花火。 @mqr7

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