そんな理由があったのですね……。
慧玲ちゃんがそこまで自分を憎んでいたなんてわからなかったのですが、鴆は理解していたのですね。
頑なに薬であらなければと思っていた慧玲ちゃんにとって、鴆が「毒になれ」と言ってくれたことが救いだったのですね。
両親それぞれが慧玲ちゃんを苦しめましたが、本人たちも自分の苦しみでいっぱいいっぱいで、どうにもならなかったのでしょうね。それを思うと、苦しみを抱えながらもその負の感情で他者を害しようとしなかった慧玲ちゃんの生きざまは、やっぱり強いなあと尊敬してしまいます。鴆もそういう慧玲ちゃんだからこそひかれたのでしょうね。
ちょうど100話目で物語の核心に迫る大きな謎が明かされたのは、もしかして計算されてでしょうか……!?Σ( ºωº )
作者からの返信
松宮かさねさま
毎度お読みいただき、丁寧なご感想を御寄せいただきまして御礼申しあげます。
毒というのは「自衛」あるいは「生存本能」の結晶である、といいます。
なのでふたりの親が毒親になったのにもはきっとワケがあるのだろうなとおもっています。でも、だからといって我が子に毒を振りまいていいわけではなく。……慧玲はとても強い姑娘で、だからこそつらいなあとわたしも胸を締めつけられる思いでした。そんな彼女に鴆という理解者ができたこと、喜んでいいのかはまだわかりませんが、ひとまずはここまで書き進められたことにほっといたしております。
ふふふ、よくお気づきになってくださいましたね。偶然です(笑)
でもちょうどいい節目になったなあとおもいます(n*´ω`*n)
編集済
心にぶわわっとくる神回ですね!
*[追記]
修正確認しました
気づいたときはまた報告しますね!
*[追記ここまで]
何度も自分を責めたのでしょう……
それでも薬であり続けた慧玲……とても輝いてみえます(*^^*)
鴆の存在もとても大きいですね……♡
書籍発売日決定おめでとうございます!
作者からの返信
時葉眠さま
お読みいただき、御礼申しあげます。
薬であり続ける慧玲と毒であることに誇りをもつ鴆の毒ラブ的な関係は私もたいへん刺さるものです。ふたりはすでに作者の手を離れて動き始めているので、今後二期でどのようなかたちになっていくのか、私も楽しみにしています。
脱字に気づいていただき、ありがとうございます。こんな大事な場面で誤字が続くとは💦 失礼いたしました。修正完了です。また気がついたことがあれば、ご面倒ですが教えていただければ幸いです。