応援コメント

98天毒の禍きたる」への応援コメント

  • そうか、親子対決でもあったのですね……。
    度々顔を合わせたのにも関わらず気づかないとは、皇帝がまったく息子に興味ないのが伝わってきました。
    鴆も父に愛があるわけではないのでしょうが、息子と名乗る時、なんらかの反応を期待していた様子がうかがえるのがつらい……。皇帝にとっては「毒」でしかなかったのですね。

    天からの怒りを受けたかのような怖ろしい最期ですが、皇帝のやってきたことが積もり積もって返ってきたのかなあと感じました。

    作者からの返信

    松宮様
    いつもお読みいただき、御礼申しあげます。
    母親は彼の事を「私が創りだした、最強の毒」といい、父親もまた「あの時の毒か」という。鴆はどこまでも「毒」でしかなく、「子」でも「人」ですらなかった、とあらためて突きつけられて、乾いた嗤いを洩らす鴆の心境を想うと、書きながら胸が締めつけられます。
    ここではじめて「天毒」があきらかなものとして登場しました。これまでは天毒地毒という言葉があっても「天毒」とはなんたるか、がわからなかったので。
    さて、ここからは鴆と慧玲のターンです。お楽しみに!