応援コメント

89 毒師と薬師は殺し愛う」への応援コメント

  • 鴆が慧玲ちゃんを、混沌や白澤の姑娘とは思ってなかったという告白は、ぐっときますね。
    単に皇帝の娘だという事実だけでも、皇帝の存在抜きにその子のことを考えることは困難だと思うのに。彼は因縁がある相手の一族だということよりも、ただひとりの慧玲ちゃんとして見てくれていたのですね。

    囚われの身といっても扱いは悪くなく、鴆もどこか楽しそうですし、むしろこれまでの日々よりよほどのどかにさえ見えてしまいますが、宮中の様子は気になりますね。
    慧玲ちゃんがもし皇帝の解毒を放棄した罪人とされてしまっていたら、藍星ちゃんは……。
    あと鴆の烟草葉の謎が気になります。まさか煙草にも意味があったなんて……!

    作者からの返信

    松宮様
    嬉しいご感想を賜りまして御礼申しあげます。
    すでに後宮食医の薬膳帖は登場人物が勝手に動きだすところまできているので、この台詞も鴆がきめたものですが、慧玲が最も喜ぶところをおさえている鴆はただものではないなと著者ながらおもいました。
    ほんとに鴆は楽しそうです。なんなら、ここまで機嫌のいい鴆は私もはじめてです。慧玲のことをいつまでも監禁できたら、鴆は幸せだったのだろうなとおもいます。ですが慧玲はすべてを投げだして蟲篭のなかに留まるような姑娘ではなく……(苦笑)
    引き続き、楽しんでいただければ幸いです。