李紗妃と卦狼という宦官は相思相愛なのかしら……?
以前の「御子は春の宮の帝姫だと思いみなで愛しんで育てましょう」という言葉の真意が、ただの善意なのか、何が裏があるのかと気になっていました。
雪梅嬪が子供を心の中でだけ、殷春との子だと思って育てるという決意が切ないですね。
慧玲ちゃんの「胸の底にある潤んだ傷」とは一体どんな傷なのでしょうね……。
作者からの返信
松宮かさね様
いつもお読みいただき、ご丁寧なご感想を賜りまして感謝申しあげます。
李紗と卦狼は相思相愛です。雪梅嬪と殷春も川の隔たりはあれども御互いに想いあっているので、慧玲と鴆にはもっと頑張ってほしいところですね(笑)
慧玲の心の傷については段々と明らかになっていきます。第四部はもちろんのこと、第五部も楽しんでいただけるものになっているとおもうので(現在執筆中)今後ともお読みいただければ嬉しいです(n*´ω`*n)
先に最新話まで拝読してしまいましたが……
初登場の時点では憎まれ役かと思われた卦狼が、口は悪くてもしっかり李紗様を愛し慕っているのが見えていいですね。家柄や立場ではなく自分自身を見てくれるのは彼だけ……という点で、この二人もまた互いにとっての無くてはならない関係だったのですね。
雪梅嬪が慧玲ちゃんに掛けた言葉……いつか宿命から解き放たれて、等身大の貴女を愛してくれる人と幸せになれたらいいね、というのは、夢見里さんの作品のヒロインにファンがいつも思っていることですが(笑)、でもそれは同時に物語が終わる時でもあり……。それも寂しいなと思うくらいに、彼女の旅路に惹き込まれています。
作者からの返信
板野かもさま
続々お読みいただき、ありがとうございます。
すでに最新話まで読んでくださっているなんて、感激でございます。
卦狼は普段私はあまり書かないタイプの男性ですが、登場するほどにいい味をだしてくれて……すでにお気に入りの人物になっています。第四部の後もまた時々登場するとおもいますので、そのときはよろしくお願いいたします(*^^*)
〉それも寂しいなと思うくらいに、彼女の旅路に惹き込まれています。
作家としてなによりも嬉しい御言葉をいただき、ありがとうございます。
慧玲と鴆の関係はまだまだ複雑化していきそうですが、いつか御互いに好意を自覚することがあっても、薬と毒であるかぎり、立場や状況が整わないはずなので、幸せになるまでの道のりは遠そうです(^^ゞ
でもきっと、互いにとって、互い以上の存在はいないとおもうので、あらゆる障害を乗り越えて最後は結ばれてほしいと作者ながらおもっています。