鴆が協力してくれるかドキドキしていました。
いいよ~ってわけにはいかないだろうなあとは思っていましたが(;'∀')
彼は、毒の慧玲ちゃんが好きなのですね。
タイトルを見た時あっとおもったのですが、53話で鴆が言っていた「貴女ほどの毒は知らない」と対になっていますね。お互いに同じようなことを相手に思っていたのですね。
にべもなく断った彼ですが、でも慧玲ちゃんが、毒の臭いで鴆の仕業ではないと見破ったことで態度が一変したのですね。鴆は、聡明で一人で果敢に立ち向かう慧玲ちゃんが好きなんだろうなあと感じました。
作者からの返信
松宮さま
お読みいただき、ありがとうございます。
鴆は強かな慧玲が好きなので、毒の質から鴆が犯人ではないと判断した彼女にこころを動かされたこととおもいます。
おお、余り意識はしておりませんでしたが、確かに対となっておりますね。気づいていただき、嬉しいです。いずれは「貴女ほどの薬は」となるか…それとも(*^^*)
それに加えて鴆にはもうひとつ、気になることがあったようで……そちらが実は第四部の核心部なので、引き続き楽しんでいただければ嬉しいです。
「言葉の剣戟」という表現がクールですね。交わした刃を通じて相手の剣圧が直に伝わってくるようで。
慧玲と鴆の「仲」は、簡単に名前を付けて定義できるようなものではないのでしょうが……既存の表現に収まらない関係だからこそ、何者にも代えがたいのでしょうね。
作者からの返信
板野さん
いつもお読みいただき、ありがとうございます!
理解者でありながら、敵であるという関係はずっと書きたかったものなので、このふたりの関係を書くのは作者としても非常に楽しいです。実際に剣をかわして争うことはないふたりですが、時に命を懸け、言葉と言葉、毒と薬をぶつけあっています。第五部ではさらにその争いが苛烈さをますので、どうぞお楽しみに!(現在頑張って執筆中です!💦)