よかった……。藍星ちゃんは長い間、慧玲ちゃんの一番近くにいたから、彼女がどんな人かを知るようになった。そうして、殺そうとする心も揺らいでいったのですね。
生きるために、慧玲ちゃんの言葉をよく聞いていたことからも、憎しみとは別のその人柄への信頼を感じました。
帝の子というだけで、いろいろな人から殺意を向けられるなんて、やるせないですね。
藍星ちゃんに毒を渡した「逢ったことのない妃嬪」という人物がとても気になります……。皇后の使いかと疑いましたが、でも先帝の子である慧玲ちゃんに恨みを持つ者は他にもいるかもですね……。
そして猛毒を……! 毒を受け付けない体質だったことと関係があるのでしょうか。
作者からの返信
松宮さま
ありがとうございます。フォン妃のことは助けられなかったので、藍星を解毒できて慧玲も心底安堵したとおもいます。
ふふ、藍星に毒を渡したのは誰でしょう?
渾沌の姑娘である彼女は敵ばかりに囲まれていますが、それでも果敢にみずからのなすべきをなしていくので、作者としても応援したくなります。……そして可愛い娘ほど地獄をみせたくなります。作者としては(笑)
まもなく三部も終わりです。四部の構想もすでに頭のなかにありますので、楽しみにしていてくださいね!
タピオカまで作れてしまうとは、彼岸花も慧玲ちゃんも万能すぎる……。もうね、次は巧克力火鍋《チョコフォンデュ》とか出てきても驚かないですよ。と冗談はさておき。
藍星ちゃんとも真に通じあえてよかった、と思った矢先、慧玲ちゃんの体にも深刻な事態が……。やはり何かを失わずに何かを得るということは出来ないのか、解毒の体質の裏には何か想像以上の宿業がありそうですね。
作者からの返信
板野さま
ぎくっ、さすが鋭い……カカオは近いうちに登場させたいと想っていたところでした。珈琲もそうですが、もとは薬ですものね。
慧玲の解毒のなぞについてもちょっとずつ明らかになるので、お楽しみに!