女官のみんなが……! 慧玲ちゃんを手伝おうと種を取ってくれていたのですね。
てっきりなにか悪い仕掛けをしているのだと疑ってしまっていました(;'∀')
薬を分けて欲しいという下心はあっても、火の毒の中、ひとつでも多くの命を救おうと懸命だった慧玲ちゃんの行動が認められているのかな。
黒蜜と檸檬のオーギョーチーとは、本当にこのお薬もなんておいしそうなのでしょう♡(๑>᎑<`๑)
少し前に、中華のお店でレモン味のオーギョーチーをいただいて、つるつるとしたさわやかな味のファンになったところでした。なので拝読していると、また猛烈に食べたくなってきました。
胡蝶嬢も喜んでくれてよかった……。心強い味方になってくれそうな言葉が嬉しいです。後宮を追い出される前提なのには笑ってしまいましたが(^ω^)
昇格は嬉しいことではありますが、自由に薬を作れなくなるのは困りますね。それに皇后さまがなにを考えているのか少し怖くもありますね……。
作者からの返信
松宮様
お読みいただき、ありがとうございます。
どんな食べ物を用意するのか……薬膳と漢方を調べながら毎度頭を捻っているので、そのように仰っていただけて、嬉しいです。
慧玲の頑張りがみとめられ、女官たちとも段々と親しくなっていけばいいなあとおもっています(*^^*)
胡蝶みたいに助けになってくれるひとが現れるのも、こういうちょっとしたサクセスモノの楽しいところですよね。女官がついてどうなるのか……皇后陛下の秘めたる華もふくめて、第三部を楽しみに御待ちいただければ幸いです(*^^*)
「美味き食を前にしたときだけ、人は等しい」
ここが本作の重要なテーマの一つですね。過酷な境遇にも困難な課題にも、食という武器一つで立ち向かう慧玲ちゃんの覚悟を表しているような。
その戦いが報われて、胡蝶さんや女官達とも和解(?)が相成ってよかったです。海の向こうの神の子がびっくりしそうなお母さんの教えにはクスッとしましたが(笑)
昇格して部下を抱えるのは、それはそれで大変さもあるのでしょうが、良き出会いがありますように。
作者からの返信
板野様
ありがとうございます。仰るとおり、これは重要なテーマで、薬を処方される権利もまた平等だと彼女は考えています。どんな罪人であろうと、貧しいものであろうと、富めるものだろうと……こうした「等しい」という言葉そのものが私の永遠の命題でもあるのかもしれません。
はてさて、どんな女官がやってくるのか。引き続き、第三部をお楽しみに(n*´ω`*n)