凄まじい地獄のような光景ですね。
凬妃が恨みの中で死んでいったことが、依依の恨みも増幅させてしまったのですね……。
依依の言葉に胸を掻きむしられる思いをしながらも、職務をまっとうしようとする慧玲ちゃんは、脆いどころか強いと思いました。
火毒の雨の恐ろしさも壮絶ですが、処刑を見物に来る人たちの心もまた怖いですね……。
作者からの返信
松宮様
引き続き、お読みいただき、御礼申しあげます。
「怨み」というのが実はこの度の「後宮食医の薬膳帖」の裏の題材だったりします。それが牙も鋭い棘も備えていない人の持ちうる、最大の毒である……とおもっています。ですがひとは何かを愛するがゆえに怨み、嘆き、苦しむのです。凬妃の毒を解けなかったこと……は慧玲にとってとても辛い経験だったとおもっています。そのなかでも頑張る慧玲が報われるよう、引き続き更新を続けて参ります(n*´ω`*n)
凬様も依依さんもいい人だと思ったのに、むごい結末に……。彼女達の苦しみや真意を、見物に集まった人達は何も知らずにいるのだろうというのが、また切ないですね。
そんな中でも皆を助けようとする慧玲ちゃんは立派ですが、内心思うところはあるのでしょうね。
作者からの返信
板野さま
ありがとうございます。
見物人にとってはただの罪人で、石を投げてもいい相手でしかなくとも、その裏にはさまざまな愛があり怨がある……というのはなんともせつないですよね。
実際の後宮に処刑場があったのかはわからなかったのですが、剋の後宮にはあるということで……お願い致します汗