百合だけど、それだけじゃない

ジャンルは何かと問われれば確かに百合になるのだろうけど、そう括ってしまうのが勿体無く感じる内容。
相手を想うが故のすれ違いも恋愛ものではありふれているといえばその通り。
でも言葉選びや情景描写が読むことをやめさせない。
登場人物が多すぎないことも表現に没頭する手助けになっていると思われる。
とても良かった。