最終話 僕の世界

あれから、何日経ったか分からない。

あの日自信満々で学校へ行き、僕は全てを理解した。“けんとなんていない”




自信満々に言った生徒総選挙

僕は、今まで作り上げてきた原稿をはっきりと読んだ、しかし、結果は惨敗。

なぜだ?そう思っていると近くからとある会話が聞こえてきた。

「あいつ、原稿は良かったけど、普段墓地で独り言ブツブツ言ってるからな…ちょっと任せられないよな…」

「だよなー」

墓地?どう言う事だ?

そんな事を考えながら歩いていくと、僕は突然頭が痛くなった、そして、僕は自然と足が動いていた、けんとの方へ、しかし、けんとは近くに行くと消えていった、そしてふと自分のいる場所を見ると、そこは墓地だった。

“身長がとても低い” “壊れる事のない仲”

この二つの意味をようやく理解した。

そしてボクはなぜ、精神障害だと診断されたのか、この理由も分かった。

その状態で僕は急いで、家に帰って、いつもの通りziを起動した。すると、メモに大量の会話が書かれていた。要するに、けんとなんていないし、ziというチャットなんてないと分かった。

僕に味方なんて誰も居なかったのだ。

「もういいや、白紙に戻そう」

そうして僕は、電車のある方向へ歩いて行った。



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僕の物語 アット @hororaidu0654

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