Web小説をただ読みつづけた者の末路

4話没ネタ

ある日、彼女はSNSでこんなものを目にした。

「ネタバレは出来ないけど、短くてさっと読めるから小説好きな人は読んでみて！」

それは、趣味が合い、よく通話をしながら遊ぶ仲の友人の呟きだった。

「まあ、あの子がおすすめしてて、短いなら読んでみよっかな。話の種になるし」

そして、作品を読んだ感想はこうだ。

「なるほどね、これはネタバレは出来ないね」

さて、そこそこ面白かったのでレビューやハートをつけようと考えたが、なかなか手が動かない。

なぜか。

会員登録が面倒だからである。

「んーせっかくならどうにかしたいけど……あ、そうか」

そして、彼女は青色のボタンを押す。

「この小説、短いから読んでみて！タイトルは……」

『Web小説をただ読みつづけた者の末路』

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ボツにした理由

自分に自信がないので、自分で自分の作品を面白いと言うのは勇気がいるからです。