フルダイブ型オンラインゲームのプレイヤーになった中年男性の件

@405a

第1話 初日

 景品に当てたフルダイブ型オンラインゲームの限定ソフト。

 所謂の成人指定製品、未成年お断りの限定ソフト。

 種族選択は無難に人間、性別は男性、加護は大地、選択したスキルは召喚、銃、剣、戦闘スーツ、靴、装備品、料理、釣り。

 備考は真正面集中装甲厚、夜間筋力上昇

 開始となった。

 初回の町、試しにステータスを表示、銃スキルの拳銃を装備。

 召喚スキルの初期の召喚体は魔獣ケルベロス。

 モンスターを狩る為に拳銃に射撃、ケルベロスに攻撃命令。

 このコンビネーションに狩った。 

 レベルは上昇、簡単に12に上がった。

 STR 10

 VIT 1

 AGI 1

 DEX 10

 INT 1

 MND 1

 LUK 1

 CHA 1

 自由値12

 STR 12

 VIT  3

 AGI 3

 DEX 10

 INT 1

 MND 3

 LUK 3

 CHA 3

 自由値0。

 資金も貯まり、町に入り、購入した銃スキル用のアサルトライフルM14、剣スキル用の片手剣、召喚スキル用の召喚デバイス、戦闘スーツスキル用の戦闘スーツ01式武、靴スキル用の戦闘シューズ、装飾品スキル用の筋力上昇のバッジ。

 この初日にレベルを中心に上げた。

 日中から、夜間にプレイ、夜間筋力上昇があり、STRに追加10の値。

 ゼノス

 「おー、22か」

 レベルは16、自由値を割り振った。

 ゼノス

 「対戦車ロケットランチャーが持てる筋力だ」

 購入した対戦車ロケットランチャー。

 弾は10発ケースを五個。

 大型を中心に狩った。

 徹夜した後に寝た。

 アパートの部屋に起きた、台所に人影。

 リアル世界のゼノス

 「誰だ?」

 人影

 「由一叔父さん」  

 由一

 「ん、はて?」

 人影

 「由一叔父さんの姪にあたる夕香ですけど」

 由一

 「あれ、夕香がいる?」

 夕香

 「由一叔父さん、スマホに送信したでしょう、今日は食事を作りにいくって」

 由一

 「あー、徹夜してたから、みてない」 

 夕香

 「はあ」

 30才まではスロットに毎月四十万円、31才からはバイク便の仕事、38才に宝くじに当てた五千万円、資産は七千万円位あったが、39才に体を壊し、今は自宅療養生活。

 学生時代に彼女が3人いたくらい、後は独身時代と風俗に時々。

 食事と片付け、洗濯をして姪の夕香は帰宅した。

 連休中の2日目、ゲームをプレイ。

 日中はアサルトライフル、夜間は対戦車ロケットランチャーを装備。

 召喚は魔獣ケルベロス一体。

 この2日目にパーティーを募集中のプレイヤーと遭遇、志願した。

 プレイヤー

 「サモナーさん?」

 ゼノス

 「召喚スキルはあるよ、主体は銃スキル用のアサルトライフルか、対戦車ロケットランチャーだけどね」

 プレイヤー

 「成る程、私はヒーラー兼サポーターのスキル構成をしています。武器スキルの杖、防具スキルの衣、靴、魔法スキルの白魔法、緑魔法、裏魔法、瞑想、裁縫ですけ」

 ゼノス

 「成る程、回復と強化と変則的な魔法攻撃か」

 プレイヤー

 「はい、ナディアといいます、よろしく」

 ゼノス

 「ゼノスだ、よろしくナディア」

 他にプレイヤーを待った。

 片手剣、片手盾、胸当て、肩当て、腰当て、小手、靴、マフラー装備の女性プレイヤーが枠に志願した。

 女性プレイヤー

 「騎士スタイルの女性プレイヤーのエレンです、空いてるなら入っていい?」

 頷くナディア。

 エレン

 「よかった、一人でプレイも飽きたとこ、スキルは剣、盾、鎧、靴、装備品、防御力上昇、積載量上昇、最大HP上昇」

 二人はスキルを伝えた。

 しばらくして。

 ナディア

 「そういえばレベルはいくつですか?」

 ゼノス

 「19」

 エレン

 「18」

 ナディア

 「私は16です」

 ゼノス

 「後、フレンド交換したい」 

 二人は了解、フレンド交換した。

 日中の時間、太陽が沈んだ後、対戦車ロケットランチャーに装備を切り替えた。

 エレン

 「RPG7?」

 ゼノス

 「いや、84㎜無反動砲」

 エレン

 「なんで自衛隊採用?」

 ゼノス

 「実は対戦車ロケットランチャーは重量が嵩む、で、日本の自衛隊採用って、軽量が大半、弾薬も弱装弾、だから、自衛隊採用なら軽いと判断して買った、実際上に軽量モデル、代わりに射程と最大火力が低い」

 エレン

 「成る程、銃スキル用の対戦車ロケットランチャーにそんな点があったの」

 ゼノス

 「弾薬ケースも10発専用、しかも軽い」

 エレン

 「成る程」

 ゼノス

 「備考に夜間筋力上昇があるから、太陽が沈んだら、筋力があがんだ」

 エレン

 「へー」

 ゼノス

 「他に真正面集中装甲厚、この真正面の装甲厚を、真上、真下、左右、背後を減らして、装甲厚を増やす調整用」

 エレン

 「へー」

 ゼノス

 「今は真正面が120%、真上、真下、左右が装甲厚の70%、背後が80%、余る120%が軽量化成功例」

 エレン

 「へー、私の備考は白兵上手、自然回復力強化」

 ナディア

 「備考なら回復力強化、MP回復力強化です」

 ゼノス

 「成る程、俺の召喚体は魔獣ケルベロス一体だけど、耐久力と筋力が自慢、後、ファイアーブレス、範囲内持続回復力追加、範囲内状態変化回復促進追加、蘇生があるな」

 ナディア

 「割りと万能ですね」

 ゼノス

 「だろ。まあ最初からついてる魔獣ケルベロスだけどな」

 ナディア

 「最低限もありますし、そろそろいきましょう」

 向かった先に大型モンスター一体。

 ゼノス

 「ケルベロスがヘイトを管理する、回復はケルベロス優先にしてくれ」

 攻撃命令、ケルベロスが大型モンスターを殴る、このあとに対戦車ロケットランチャーを発射、着弾と爆発。

 エレン

 「流石はロケットランチャー」

 装填、発射、装填、発射、装填、発射を繰り返した10回にケース一個を消費。

 大型モンスターの背後から攻撃したエレン、回復はケルベロス優先にナディアが回復。

 弾薬ケースを五個消費、アサルトライフルに切り替え、射撃の繰り返し。

 1000発の弾薬ケースを三個消費、アサルトライフルの弾薬が切れた。

 剣スキル用の片手剣を引き抜き、横から攻撃。

 この奮闘した2時間を越えて、3時間目に倒した。

 アナウンス

 「ユニークモンスターロイヤルビースト撃破、ユニークキラーの称号を授与します」

 エレン

 「よっしゃ!」

 ゼノス

 「称号強化か」

 ナディア

 「ありがとうございました」

 エレン

 「しかし、銃スキルの他に剣スキルがあるなら、銃剣もありでは?」

 ゼノス

 「まあな」

 この後に解散した。

 弾薬を補給、時間帯もあって対戦車ロケットランチャーに狩った。

 翌日、ゲームは午後から開始。

 フレンドリストを表示。

 ゼノス

 「ナディアがログインか、挨拶だな」

 ナディアに挨拶メールを送る、5分後にメールを受け取る。

 ゼノス

 「攻略の手伝いか、返答だな」

 了解を送る。

 合流したナディア。

 ゼノス

 「久しぶり」

 ナディア

 「はい」

 ゼノス

 「ヒーラー兼サポーターのナディアに加勢にきたぞ」

 ナディア

 「助かります」

 ゼノス

 「まあ日中なんで、アサルトライフル位だけどな」

 ナディア

 「成る程、火力が下がった状態ですね」

 ゼノス

 「ああ、毎日4回の夜間が最大火力の対戦車ロケットランチャーがつかんえんだよね」

 ナディア

 「成る程」

 ゼノス

 「じゃあナディアの攻略のお手伝いといきます」

 魔獣ケルベロス優先にタンク役、アサルトライフルに削り、切れたら剣に倒す。

 この夕方にログアウト、姪が作った料理を食べながら、自宅療養生活も長い期間となった。

 

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