生きて帰りなさい

 

 耳鳴を押し退けて響く青銅あおがねが、記憶の蓋をこじ開けた。西日が稜線の一端を担う、入相時いりあいどきしらせる鐘の音。このとき私の前髪を揺すっていたのは潮風で、どんな匂いだったかな。うまく思い出せないのは、思い出したくないからだ。

 これから潮風は、大好きだった彼を呑み込んでしまう。この日を境に、私は海を憎むようになる。


「明日、本当に発ってしまわれるのですね」

「うん」


 視界の端では群青が舞っている。流行りのかもじを付けずとも、私の髪は生まれつき海原のように青かった。彼がよく褒めるので、ささやかなる自慢でもあった。


「かならず生きて帰りなさい」

「当然だ」


 私の声は、魔物の不完全な声帯が出す音よりもずっと澄んでいて、それを風に乗せてやると彼は喜ぶ。

 しつこくはやされるうちに他愛たわいもない言葉遊びの一つがうたに変わり、才の産声はまたたく間に村中を駆け巡ったのち、ついには韻文の座学などに招待されるに至った。

 おなごに教壇は生意気だといった具合に、差別意識の根深い僻地ではあったけれど、そのような手合いもひとたび詩歌をみ聞かせるだけで、「栴檀せんだんは双葉よりかんばし。ゆえに壇上に立つも止むなし」と一様にてのひらを返した。もとより大層な使命感もなければ、うずたかく積み上がる賞賛の眺望ちょうぼうにも思い入れはなかったが、その時々において胸のく体験を与えてくれた。だから歌は好きだった。

 栄光に温められていると、なぎさに打ち寄せた紅波こうはが素足を汚す。引き際に多量の砂粒や藻屑もくずを被せてきたのは、大方、私の才をそねむ女波のしわざだろう。

 母とたとえられた海とて逆らえぬ女のさがに呆れ、大きな溜息が出る。おまえがこの声を持ち去る代わりに彼を諦めてくれるのなら、こんなもの喜んで差し出すというのに。

 

「次に季節があくる頃、あなたのうちへするおもいを伝え、ようやく父上の許しを得られた矢先……命懸けの大事にくらべれば取るに足らぬ些事でしょうが、これでも私、凄くすごく頑張ったんです。決して無駄になさらないでください」


 鐘の音が止む。青銅あおがねの慟哭は波のさざめきにまれた。


「分かってるよ、ありがとう。まだまだ画家はうつけと爪弾はじかれる時代だ。無理ならばこれもさだめと受け入れていたが、しかし、あの偏屈な屋敷いえ持ちを見事に説き伏せるとは、おまえは大した傑物に違いない」

「惚れ直しましたか」

「あぁ、死ねない理由が増えた」彼の熱い指に抱き寄せられる。「……このところ不作続きのへドリスは貧しいが海は豊かで澄んでいる。婚儀はここで挙げたい。よそ者の僕は、この浜に響く、アイルの鶯舌おうぜつを通して土の民の歴史を教わった。海の子らの鯨猟師いさなとりうたも覚えた。ひどい音程おとだが、こうしてそらんじてやれるほどに何度も聴いた、あれはよかった。僕らの思い出が、ならず者どもの鉄器や血で汚されては台無しだ。おまえもそう思うだろう?」


 私が教えた歌を口ずさむ、その下手くそな出来栄えに涙が零れた。嬉しかったのだろうか、悲しかったのだろうか。初めはうしおめく感情のどよめきが、何によってもたらされたのか判然としなかったものの、泣くうちに悲しさに傾いた。

 感情のたかぶりが涙に直結する気質なためか、私は泣いてばかりだった。


「行かないでください。侵略者の軍勢を退しりぞけたとして、未来にあなたがいなくてはそれこそ台無しになりましょう。私は海など好いておりません。伴侶にいわおのような強さなど望んでおりません。いさなの味も、金波銀波の眺めもどこだって同じ。どの海だっていいじゃないですか。対してあなたは世界にただひとり。行かねば、生きていられます」

「うん」

「いっそのこと、このまま逃げてしまいませんか。所詮は一時の恥、矜持など命より安い贋作にせもの。ですから何もかも捨てて、私とふたりで……どこまでも付いてきます」

「うん」


 この世にこれほどの否定を帯びたうなずきが二つとあるだろうか。私が声に出して願えば願うほど、彼は決意をかたくなにした。いよいよ絶望的な心持ちで衣服のりを握りしめる。


「……分かっています。私は何を言っているんでしょうね、はは……。ごめんなさい。重ねて許婚いいなずきの話も忘れてください。実をいうと父上に申し預けたきり、その後の返答はなく……」

「なぜ嘘をついた」

「だって!」


 命を惜しんでほしかったから。出征を思いとどめてほしかった。命を懸ける理由ではなくて、命を惜しむ理由になりたかった。でも彼は、私が望んでいるより遥かに勇敢な男で、それがどうしても気にくわない。彼の勇気が憎かった。彼を奮い立たせる思い出が憎かった。

 枯れてしまえ、海など枯れてしまえ。おまえが美しいせいで彼は筆をいた。猟師の祖父を嵐の夜に亡くした。男ばかりを惹きつけて殺すのは海の悪癖だ。

 やがては〈人魚セイレーン〉と名付けられるその魔物が、未だに上陸を許されず、沖の岩礁で孤独を嘆くのは当然の報いである。


「まあ、いい。おまえの嘘には慣れた。足を悪くしたので行くな、子を授かったので行くなと、最近はそればかり聞かされた。此度こたびの出立、そのはなむけたる嘘は何色かと楽しみにしていたくらいさ」

「少しは叱ってください。虚言癖ふしだらな女とののしってください。このように乳飲み子をあやす扱いでは救われません」


 優しさが傷口にみるようだった。ちょうどあしゆびの付け根を破片に噛まれた。力を篭めるたびに母趾球のあたりがちくちくと不満を漏らす。

 

「叱るもなにも、理由がなくてはな。昨夜ゆうべ、おまえがく眠っているうちに、三盃上戸さんばいじょうご義父ちち謦咳けいがいに接し、約束を取りつけた。酒宴さかもりがよほどいい具合だったのだろう。黙っていてすまなかった」

「まあ」


 さざなみと共に押し寄せた彼女わたしの動揺によって、やり取りを眺める私の意識が剝がれかける。心なしか景色全体が遠ざかった。

 彼女わたしは今、父の怒号を思い出している。かつて友好国の一つがほろびた際、難民の受け入れに難色を示す姿。彼への好意を打ち明けた際、唾を飛ばして私を殴りつける姿。昔気質むかしかたぎであるがゆえの排他、よそ者嫌いを誰よりも理解していた。

 父をおとしめるつもりは毛頭ない。村の未来をいて歩くおさ役職たちばであり、常に相応ふさわしくろうとしたのはまことであるからだ。私は父を尊敬していた。

 しかしあまりに強い正義感の反面、さまざまな偏見に凝り固まり、それは風雨にさらしたしめ縄のごとき人格を築き上げた。

 芸術を軟弱者のままごとと吐き捨てる男が、画家の異邦人との結婚を許すとは思えなかった。


「おまえが疑うのも無理はない。あきないの助けにもかぬ画家のうちにかたづきたいなど、先に正気を疑われる。一人娘ともなれば余計にな。よっぽどのことがなきゃ、僕なら死んでも断るね」

 

 余裕ぶった黒眸くろめで見つめられると、どうしようもない不安にられた。ふと訪れる悪い予感というものが外れてくれたためしはない。

 

「よっぽどのことがあったのでは」

「アイル?」


 ないと言えば父のことがよぎる。あれに一晩のもてなしで考えを改めるような柔らかさはないし、好物の燗酒かんざけほだされるような隙もない。明日いずれは英雄となる身の上話を披露したとて、陥落には長い時間をかけねばなるまい。

 これらは全て真。

 彼のようすから察するに、父の承諾も真。

 そういえば、日頃から彼を否定するかたわら、不自然にも彼の画業いきざまを支援していた。奇しくもそれは彼が鍛錬を始めた月日と一致する。

 つまり、反対だ。

 承諾に至るまでの因果が裏返っているのだ。


戦場いくさばに出るのが条件だったと。きっと取引とは名ばかりの、ひどく一方的な父の命令なのでしょう」

「まさか」

 

 否定の直後に生じた顔色の変化を私は見逃さなかった。突沸した激情ではらわたが煮えくりかえる。


「ならん、なりません! 私の願いの成就に、そのような事情しんじつが隠されているのならばッ! 後生不義理の烙印、離縁の一切を承知の上、あなたとの縁談を破らねばなりません。今すぐに、父のもとへ向かいます」


 私は、あなたに戦士になってほしかったんじゃない。こんな思いをしたくて受け入れたんじゃない。 

 私のためと言いながら私の気持ちを踏みにじり、憎い憎い思い出の一部となる覚悟だというのなら、私だってあなたの想いを汚してやる。

 同時にこうも思った。このように苦しみを抑えつける行為、それをさだめと美化させるくらいなら、いつか好意を示してくれた、優しさだけが取り柄の凡庸な男の手を取ればよかった。遊女にかどわかされる色狂いや、蓄えを食い潰して寝転がるだけの自堕落な男でもよかった。

 そうじゃないから汚してやりたくなった。怒りに身をまかせ、呆れさせてしまいたい。護る価値のない女だと愛想を尽かせ、戦うふりでもして逃げてくれたらと、切実なる浅慮を胸に幼稚な反抗をしてみせた。

 みるからにたちの悪い女に映っただろうが、真相を知れば可愛かろう。少なくとも千年後の私自身は、出征前夜に駄々をねる彼女わたしを可愛らしく受け止めた。


「おまえの願いじゃない、僕の願いだ」


 掴まれた腕を振りほどけない。みお波間なみまに錨鎖を撃ち下ろす祖父のたくましい姿と重なる。


「しかしこれでは死ねと告げられたようなもの。生きてさえいれば、結ばれずとも言葉を交わせます。今ここで離ればなれになるのも、戦場で離ればなれになるのも、同じことではありませんか。傍に居らずとも歌ってあげましょう。さりとてあなたの好いたこの声も、海の向こうまでは届きません。届かぬことを嘆いて眠れぬ夜を過ごせと申すのが、それが本当に愛だとおっしゃるのなら、或いはそれであなたの心が満たされてくださるのなら、大人しく従いましょう。もしもそうでないのならば、今一度、お考え直しください」


 よそ者であるからと彼だけが冷遇されたわけではない。どの家系の男も皆、等しく死ねと言われて育つ時代だ。

 貧しい環境を生き延びる強さが求められるのは必然で、彼にするは父の価値観における最大限の譲歩であったのかもしれない。

 晴れて結ばれるのは嬉しい。愛する者のために命を投げうつ勇気も嬉しい。そういう人を好きになれたのも嬉しい。

 嬉しいことばかりのはずが、私はこれっぽっちも笑えないでいる。あぁ、頭ではわかっているのだ。

 笑えずとも諸手を挙げて祝うべきだと。最後となるやもしれぬ日に、憂いを置いてかせぬよう、もっと楽しい話題を、明るい未来の話をしてやりたかった。でもいざ、彼を目の前にすると、女である己の弱さが溢れて止まらなかった。


「女は感情の生き物だと言われるが、どうも肝心なところで理屈を頼る。特にアイルは分かりやすい」

「いまはそんなことッ、どうでも――」


 不意に抱き寄せるかたちで唇を塞がれた。ほんの一瞬触れ合うだけの、私を諦めさせるための口付け。

 どうしようもなく訪れる幸福と、思い通りにならない不満との千重波ちえなみが、彼女わたしを越えてこちらまで伝わる。通廊での既視感と嫌悪。あのときの目つきがよく似ている。

 今も昔もずるい人だ。私は幾千の言葉を尽くしてもあなたの歩みを止められないのに、あなたは無言の抱擁ひとつでいとも容易たやすく縛りつけてしまうのだから。


「歌はからきしだが、耳には自信がある。溜まりにたまった垢を掻き出しておいて良かった。万全だ、たとえ海の向こうでもちゃんと聴こえるよ」寄りかかりはほどかれ、磯の香が代わり番に髪をいた。「……それにもう、僕は十分逃げ回った」


 せっかくの火照りが冷める。寂しい。二人でいても寂しがりの私が、時代の仕打ちに耐えられるはずがない。

 腹いせに固まった泥を蹴り、耳にまつわる話ですが、と反駁はんばく精神こころあらわに言ってやった。


「本土での旗色はよくないと、いくさとは無縁の私のもとにすら届いてくるほどです。なんでも魔法を扱える者まで前線に駆り出されるのだとか。一介の兵士、それも他国の傭兵ひとりが増えたところで、果たして逆境を脱せられるものなんでしょうか」


 のちにへドリス北部が王宮街に選ばれるのは、そうならざるを得ないほどの侵略を受けたからである。

 内海うちうみへだてた最北に位置するこの村では、すでに南部より北上した難民が当初の想定を上回っていた。避難の足跡を辿るように後退の一途を余儀なくされた戦線をみるに、疎開策とは軍人の悲鳴だという父のぼやきはおおむね正しいのだろう。

 さらに近頃の不作も相まって、各所で起きた飢饉ききんが人々のからだむしばみ、内海以南における打ちこわしは後を絶たず、おなごはわずかな食糧を得る対価に売り払われる始末。

 道理を弁えた賢い女たちや血気盛んな男たちには違う景色が見えているのかもしれないけれど、無学の私のまなこには、戦争とやらは果てしなく続く灰一色の素描画そびょうがに等しく映り、また未だにその価値を見出みいだせずにいる。

 平和のため、家族のため、豊かな生活のためと、大人の言葉を信じて過ごすうちに一つも得られないまま私は大人になった。

 得られないままで済めばどれほどよかったか。命を奪うだけの疫病と違い、戦争は土地を枯らし文化をしいたげては呪いばかりを実らせる。おびただしい量のなんだと血を養分に熟れきった果実は、今やたった一人の手で刈り取るには大きすぎた。

 

「ひとりには変わりないが、これでも僕は大魔法使いの末裔まつえいだ。人殺しの魔法だってご覧の通り、自由自在の、偉大なる魔法使い様がくと決めた。泣き虫の頬が乾くまでには片を付ける」


 彼はそういって指先に〈火〉を灯した。吐息にいたぶられる穂先を見ていると唇が震えた。こんな火では、人間はおろか虫も殺せまい。


「強いあなたがいてもなお、あなたの祖国は滅びてしまった」

「二度とは繰り返さぬための剣だ。果てに死体の山の一つに成ろうとも、直ぐに病魔に生まれ変わり、やつらの足を止めてやる」

「ならん、なりません……」


 引き止める余力はとうにがれていた。潮汐のときを見計らって岸に立ち、〈光〉のこずえの先に咲いた浪華ろうかを眺める。

 岸壁に何度もぶつかっては白く砕ける波しぶきは、見送りの花束にしては手荒で縁起が悪いと、そんなことを思っていた。

 しばらくすると夜回りの足音が近づいてきて、「よいも深いので早く帰りなさい」との心優しい叱責を受けた。し向かう際に余所行きの顔をこしらえ、「いよいよ明日、彼は英雄になる人です」と痛みをこらえながら言うのがつらかった。

 気を利かせた夜回りはすぐに立ち去り、それからぬるくなった酒とさかなの香ばしい飯櫃めしびつとを一つずつ持たせてくれたので、適当な丸石いしころを囲って話しばなしつついて過ごす。彼は胡坐あぐらを組み、私は〈風〉で編んだ若草をいている。酔いの早まる空き腹をありがたく感じた。


「見ろ」まぶたを撫でられた直後、視線は水平線を越えていた。これは確か絵描きが好む古い望遠魔法。「捕鯨師いさなとりたちの船だ」


 この時代の猟師たちの間では小舟より大きな獲物は皆、いさなと呼ばれた。区別は水揚げ後に行われ、海上における呼称の差はない。捕鯨師いさなとりとはすなわち大物狙いの猟師ということ。


「とても立派な海獣かいぶつ……船のほうが牽かれています」


 燈火あかりの下、暗闇に全貌を隠されていながらも浮上した一部がその巨体を物語る。もりで片目を串刺しにされた海獣は、悠々と船体を引きずって泳ぎ、逃げるというよりは時間を稼ぐような曳航えいこうを続けていた。


「かれこれ三日三晩は飲まず食わずで戦っている。あの種は群れを逃がすために若いおとこが囮になる。多勢におくさず立ち向かう気高い生き物で、故郷の海にも迷い込むことがあった。……今でもたまに夢を見る。そのとき僕は決まって少年の姿に戻っている。僕はいさなになりたかった。初めはあの勇姿を描きたくて筆を執った。まあ今はそうでもないが、この年になって僕自身がいさなに近づけるとは思わなかったな」


 ときには漁船を転覆させるほどの力強さと勇敢さを称え、彼の母国語では「兵士」とおそれられるそうだ。またひとつ、嫌いな言葉が増えた。


「あなたは魔法が使えます。海なら尚更、剣よりもヒレが似合うでしょうに」


 酔っていてもだめだな。事あるごとに彼の決意をくじこうと、言葉のかぎを引っ掛けてしまう。


「昔は同じことを思っていた。だが違う。魔法はね、僕ひとりの夢を叶えるためのものじゃないし、海を泳ぐにはそれなりの体力が要る。だから僕にとってヒレは蛇足のようなものだ」


 彼の手がさすったのは彼女わたしの下腹部。あっ、と口が開く。


「……この子にはヒレを使いこなしてほしい。我が子にとってのいさなが、兵士の意味で語られてはならない。そういう時代にしてやる。魔法はそのために使おう。決して剣を抜かせはしないよ」


 浮世離れした生き方の彼が強くなったのは、私のなかに宿るであろう弱さのせいだったと知る。

 背後で羽ばたきが聴こえた。この嗚咽おえつが盗み食いをたくら夜鷹よたかを驚かせたのだろうか。その音にびっくりして、また泣いた。

 

「名は、いさな、にしよう。健康たっしゃに生まれたら、きっと海が好きな子に育つ」

「気が早いですよ。なにせ昨日の今日なのですから」


 心とは別の痛がる箇所を思い出し、それが無性に恥ずかしくて、泣き顔のままで笑う。


「知っているかい。神様は意外にもありきたりを好む。ともに祈ろう。願わくば、いさなが初めて見る海は、この美しい海でありますように」

「はい」





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