自主企画から来ました、
一気に読了。ここまでの感想を書きたいです。
まず、私個人の好きなキャラ認定されたのが、アイルとジェイド。
特にジェイドの不器用と言うか、所々に染み出る(この表現でいいのか?)優しさに胸が温かくなります。それと、アイルは話数を進めていくにつれて、人間じみたというか、感情が豊かになっているというか、当初に比べて、可愛さが前面に押し出されているような気がします(個人の意見です)。
この作品の私のすごいと感じた点は人外を一人称にしているところでしょうか。ここから完全な個人独走感想です。アイルを一人称にしているからこそ、世界観が独特に感じるし、クエレの人柄の良さが少しずつ好感を持てるようになってきている。私も物語作品において、いくつか人外というか、人間ではない者視点での作品を読んできましたが、この作品はある意味トップクラスに良い。会話のユーモアも面白かったです。
そうひょー、綺麗な物語です。
見習いたい!
追記:長文すいません!
作者からの返信
キャラクターを褒めていただけて光栄です。ジェイドは分からないですが、アイルは素直に喜んでいると思います。
これからの励みにさせてもらいます。
『批評でレベルアップしよう』企画に参加していただき、ありがとうございました。また、私の作品に批評を残して下さり、ありがとうございます。
公開されている分を一通り拝読しましたが、丁寧な地の文と心理描写でクエレやアイル、その他の人物たちが描写されていて、感情移入しやすい作品だと思いました。
アイルが心の中でクエレの絵を採点するも、敢えて低い点数を付けるところでは、心の内が見え隠れしていいて、秀逸な表現だと思いました。
また、ジェイドの魔法に頼らない技術の研究からは、失魔症や魔法の世界に違った方向から挑む姿勢が表れており、キャラ立ちにも良い影響を与えているように見受けられました。
個人的に気になった点としては、魔法の種類と「絵」についてでしょうか。
まず、魔法に関しては、本作はガチガチの異能バトルという風ではなかったので、もう少し簡素化しても良いのかと思いました。「大多数の者は、あらゆることを魔法で何とかできる」ということを説明したい意図が読み取れましたが、専門用語の応酬のような雰囲気がして、自分は少し躓きそうになりました。
続いて、「絵」に関してです。
こちらは話の進行の影響もあり、現在は保留にされている印象でした。クエレが森に近付いた動機は明らかになりましたが、「絵」のことにも今後は触れられると良いのかと思います。
長々と書きましたが、あくまで一個人の感想なので、作者様の思うように執筆を継続して頂ければ、幸いです。
いいですねえ。
所々に表現者としてのスタンスが込められているのがスズムシ様らしいところでしょうか。
ヒトでないものの視点で描くことでヒトの解像度が上がる手法は上手いですね。
この先楽しみにしてます。
作者からの返信
今作もありがとうございます。僕の拘りに気づかれましたね、さすがです。いただいたコメントのなかでは、新巻へもん様が一人目といったところでしょうか。