応援コメント

第4話」への応援コメント

  • 真面目に戦争をしている敵兵側の空気と、学徒兵との対比が良いです。が、初めての殺人(の可能性)にユーリの心は揺れないのだろうか?

    作者からの返信

    本人たちは自覚していませんが、ユーリたちはいくつもの距離をとって敵であるレツィア人を殺すことについて忌避感を抱かないようにしちゃってます。もともと猟銃を扱ったことのある者は、獲物として認識を被せています。手に持つ突撃銃を猟銃と同じように扱いたいという考えと、猟銃と同じように扱えないという不満はその認識がぶれることを本能的に危惧している点です。

    それに自分らはまだ子供で、相手は大人だという年齢的な分類を抱いています。他にも使う言語はフィンランド語のスコルト方言と、ロシア語で明確な差異があります。つまるところ、同じ人間などという認識をほとんど抱かないように距離と差異を決めつけているのです。なので、友達の不安や怒り、死に関しては心は揺れますが、敵は敵であって、それは同じ人間ではないのです。現実がどうあろうとも。

  • 素晴らしいに尽きます。次回も心待にしております

    作者からの返信

    数年間ファイルの底で眠っていた作品がこうして評価されるのを見ていると、書いててよかったなと心底思います。本当にありがとうございます。