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2022年6月22日 00:39
冬の戦場の情景が、佐藤御大の『皇国の守護者』冒頭を彷彿させます。敵軍にもヒトらしい感情を持ち合わす人間がおり、『侵攻せざるを得ない理由』ありと…一方的な英雄譚で以て『戦争』を描かれていないのが好印象です。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます! ネタばらしというかあれなのですが、実を言うと佐藤御大の某書は新書版を買いそろえただけでまだ未読で、冬の情景や寒さなどに関しては実体験もありつつマーセル・セロー著の『極北』がインスパイア元になっています。学生時代に安くもない単行本で衝動買いした末にこの小説があるので、縁と言うものはおもしろいなと思います。あと、個人的に戦争というものは日常の上に乗っかっているものなんじゃないか、という考えもあって、そういった英雄譚じみた『戦争』にはちょっとした忌避感があったりなかったりします。
冬の戦場の情景が、佐藤御大の『皇国の守護者』冒頭を彷彿させます。
敵軍にもヒトらしい感情を持ち合わす人間がおり、『侵攻せざるを得ない理由』ありと…一方的な英雄譚で以て『戦争』を描かれていないのが好印象です。
作者からの返信
ご感想ありがとうございます! ネタばらしというかあれなのですが、実を言うと佐藤御大の某書は新書版を買いそろえただけでまだ未読で、冬の情景や寒さなどに関しては実体験もありつつマーセル・セロー著の『極北』がインスパイア元になっています。学生時代に安くもない単行本で衝動買いした末にこの小説があるので、縁と言うものはおもしろいなと思います。
あと、個人的に戦争というものは日常の上に乗っかっているものなんじゃないか、という考えもあって、そういった英雄譚じみた『戦争』にはちょっとした忌避感があったりなかったりします。