きらきら星

292ki

☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚.☆≡。゚

「ねえ、ののか。本当にこれであってるのかい?私はこういうことには疎いから何か間違えているかもしれない」

「大丈夫、問題ないよソラノちゃん。心配しなくてもすっっっっっごく!!似合っているから」

そうかなぁと不安げに呟いてソラノちゃんはその場でくるりと一回転した。彼女の動きに合わせて私が改造したスカートがふわりと揺れる。

家庭科室から好き放題に持ってきたフリルをたっぷり使ったスカートはソラノちゃんにピッタリだった。センスも捻りもないルールに縛られた地味ーな制服なんてソラノちゃんには相応しくないのだ。私の見立てに間違いはなかった。

「本当に可愛いよソラノちゃん!よっ、宇宙一!」

「ふふっ、そんなに褒められると照れてしまうよ…でもののかがそう言ってくれるならきっと似合っているのだろうね」

「もちろん!私、いつも思ってたんだあ。この学校の制服、センスない!って」

「へえ、それなら…」

私が力強く肯定するとソラノちゃんはイタズラっぽく笑って何かを取り出した。

それはソラノちゃんが着ているものとお揃いのフリルのついた改造制服。

「ののかの真似して作ってみたんだ。折角ならののかも同じものを着ようよ」

「…ソラノちゃん、だいっすき!!!」

嬉しすぎて私は思わずソラノちゃんに抱きついた。まさかソラノちゃんも私に用意してくれたなんて!

勢い余って机に激突してガタンと派手な音が鳴る。

音に気付いた何人かがこちらを向いて、ソラノちゃんの手の中にある制服を見て目を輝かせた。

「え、何それ?めっちゃ可愛いじゃん!」

「誰が作ったの?え、ののか?」

「すごーい!私にもやってやって!!」

皆がわいわいと私たちを囲む。皆、笑顔で私を褒めてくれる。

「ふふっ、皆にののかの素敵なところがバレちゃったね」

ソラノちゃんがからかい混じりにそんなことを言うので私は真っ赤になりながらにやける顔を手で隠した。

ああ、こんなに学校が楽しいなんて!

私、知らなかった!

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「本当にいいの?ルール、で決まってるんじゃなかった?」

「いいの!これ逃したらやれないんだから!行くよ、せーのっ」

掛け声と共に私たちは廊下を駆け出す。猛ダッシュだ。

『廊下を走ってはいけません』

小学生から叩き込まれるルールを私たちは完全に無視している。

「あははっ!たのし〜!!」

「ふむ、ただただ直線運動をしているだけなのに…確かにこれは何だか楽しいね」

「でしょ〜?」

二人で大笑いしながら学校中を体力が持つ限り、走る、走る、走る。

途中何回か先生の「コラー!」という声が聞こえてきたけど、それも楽しさを加速させるスパイスだ。声を無視して、走り続ける。ビュンビュンと通り過ぎていく景色の中で私とソラノちゃん、二人だけが鮮明だ。

走って、走って、走り疲れてしまったので私は足をもつれさせながら地面に転がった。万年帰宅部に激しい運動はキツイ。

私に合わせて止まってくれたソラノちゃんは息ひとつ乱れていない。流石だ。

「あはっ!はあっ、はあっ、も、も〜走れない〜」

「おや、ののかはギブアップかい?私はまだまだ走れるのになぁ」

「ソラノちゃんの体力、凄すぎるよ〜ちょっと休憩しよ。休憩」

「いいけど、ここじゃないところにしない?ののかの転がってるとこ、中々汚いよ」

「うわっ!本当だ!可愛くした制服が土まみれになっちゃったよ〜」

「ほら、払ってあげる」

ソラノちゃんがポンポンと軽く制服を叩くとみるみるうちに綺麗になっていく。私ではこうはいかない。

「やっぱりソラノちゃんは凄いね」

「ふふっ、こんなことは私にかかれば造作もないことだ。さて、制服も綺麗になったところで何処で休憩しようか」

「ふっふっふ。それはもちろん」

私は天井を指差す。

「お弁当を持って屋上だよ!」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

かちゃりとソラノちゃんが開けてくれた扉を潜り、私は入学以来初めて屋上に足を踏み入れた。

屋上は中々の広さがあり、普段閉鎖されているのが嘘のように綺麗だった。

「ここならお弁当食べるのにピッタリだね。ほら、ソラノちゃん座ろ座ろ」

「はいはい。引っ張らなくても君について行くよ」

ソラノちゃんの手をぐいぐい引っ張って、屋上のフェンス近くを陣取る。お弁当の入ったバックを床に置き、私はフェンスから身を乗り出した。ここからは校庭がよく見える。

ソラノちゃんが焦ったように私を支えてくれる。

「こら、ののか。危ないよ」

「んふふ。ソラノちゃんが支えてくれるからだいじょーぶ」

私は校庭を見た。

校庭に空いている大きな大きな穴とそこに埋まっている隕石を見た。

私は空を見た。

幾つも幾つも数え切れないほど大量に煌めき、落ちていく星々。

それは地球にどんどんどんどん落ちてくる。

遠くでどぉんと音がする。きっとまた隕石が落ちたんだ。どこかで何かが壊れて、誰かが死んだんだ。

「ねえ、ソラノちゃん」

「なんだい、ののか」

私はニッコリ笑う。

「クソみたいな世界を滅ぼしてくれて、ありがとう!」

ソラノちゃんもニッコリ笑う。

「どういたしまして。私の大切な大切なののか」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

ソラノちゃんに出会ったのは、私が教科書を学校近くの川に全部突っ込まれた時だった。


バシャンバシャンと水音を立てながら川に吸い込まれていく教科書たち。きゃらきゃらと楽しげな笑い声をあげながら残酷なことをした自覚もないまま犯人達はいなくなってしまった。

呆然と水面を見つめる。

「教科書、無くなるの何回目だろ」

私、何回親と先生に言い訳しないといけないのかな。

何回教科書無くしました汚しましたごめんなさいって言えばいいのかな。何回上履き無くしました汚しましたごめんなさいって言えばいいのかな。何回怪我は転んだだけです私ドジなんですって言えばいいのかな。何回イジメなんて受けてません私がうっかりしてるだけです大丈夫です高堂さんたちとは友達ですって言えばいいのかな。

全部、嘘なのに。全部全部嘘なのに。

高校に入ってからずっとこうだ。学校が苦痛だ。中学生の頃、私どうやって学校行ってたっけ…何で学校が楽しいなんて思ってたんだっけ。

確かにあの頃は楽しかったはずなのに、今の苦痛が思い出を塗りつぶしている。

この苦痛まみれの世界で明日も明後日もその先も生きていかないといけないと考えると胸の辺りがムカムカした。

「…世界なんて滅んじゃえばいいのにな」

ぽつりと呟く。本音だ。世界なんて滅んでしまえ。滅んだらこんな嫌な思いなんてしなくて済むのに。


「今、世界が滅べばいいって言ったかい?」

「ッ!?」

綺麗なピアノを鳴らしたみたいなソプラノの声が背後から私にかけられた。

驚いて振り向くとそこにはいつの間にかとても可愛くて一目見たら二度と忘れられない女の子がいた。

「ッ、ぁ、こ、これは違くて。そ、そんな、そんなこと…」

「いいよ。その願い、叶えてあげる」

「えっ?」

彼女はニッコリ笑って私に近付いてくる。私が怯えて後ずさると不思議そうに首を傾げた。

「ん、どうしたんだい?随分心拍数が上がっている。血液の循環も悪い。ふむ、これは俗に言う…顔色が悪い状態なのかな。大丈夫?」

あまつさえ、彼女は心配の言葉を私にかけてくれた。その言葉を聞いた途端、私の目からはぼろぼろと涙が零れる。

彼女は驚いた様に目をぱちぱちと瞬かせた。

「…?すまない、私は何か君を傷付けるような言動を取ってしまっただろうか」

「違うぅ、違うのぉ…あなた、あなた違うぅぅ、ううぅぅぅああああああああぁぁぁ」

「ああ、落ち着いて。困ったな、これが泣く、という感情の発露か?対処法なんて分からないんだ。どうか、泣き止んでおくれ」

オロオロと不器用に彼女は私の背中を撫でさする。その手がとても温かくて嬉しかった。人に優しくされたのは久しぶりだったから。

だから、私は私に優しくしてくれた彼女が知りたかった。

「あ、あなただぁれ」

「私かい?私は君たちに合わせると…えーと」

数秒、彼女は考え込む。

「ソラァノドメテオルシフ、と発音するのだと思う」

彼女が名乗ったのは耳馴染みも口馴染みもしない不思議な名前だった。私は何とか耳に残った単語を言葉にする。

「あ、えっと…ソラノ、ちゃん?」

「ソラノ?いいね、そちらの方が馴染みやすそうだ。是非、私のことはソラノと呼んで欲しい」

嬉しそうに彼女───ソラノちゃんは笑う。涙でグジュグジュになった私の目には眩しいくらい、綺麗な笑顔で。

「改めて自己紹介をしよう。私はソラノ。君たちが言うところの宇宙人さ」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

その後、何とか泣き止んだ私のためにソラノちゃんは川から教科書を掬いあげてくれた。

ソラノちゃんがえいっと手を振るだけで川のあちらこちらから教科書が姿を現す。

びしょびしょだったのに、手元に来るまでの間に新品同様に戻っているのを見て私はソラノちゃんは本当に宇宙人なんだなと思った。

「私はまあ色々事情があって地球を滅ぼしに来たんだ」

教科書を救出する作業の片手間、ソラノちゃんはなんてことない口ぶりでそう言った。

「地球を…?」

「ああ。完膚なきまでに滅ぼさなくてはいけない。そして、それと同時に地球人を一人か二人か連れ帰れとまで言われた。種の保存というやつらしい。全く、めんどくさいことこの上ない…そこでだ」

ふうと物憂げにため息をついたソラノちゃんがくるりと私に顔を向ける。

───やっぱり、すっごく可愛いな。

そのすっごく可愛い顔がどんどん近づいてきてちょんと鼻先が触れ合う。

パシパシと瞬きをする度に睫毛が当たってしまうくらいの至近距離。

「私は君が欲しいんだ。ののか」

ソラノちゃんは名乗っていない私の名前を当然の様に呼ぶ。

「私は君をずっと見ていた。たくさんいる人間の中で私は君が一番好ましいと思える。君と我が故郷に共に帰ることが出来れば、それはなんて素敵なことだろう」

ねえ、と吐息が私の唇を震わせる。

「私のものになってくれないかな。君の願いをなんでも叶えてあげるから」

君の望むように世界を滅ぼすくらい、簡単だよ。だって私の目的のついでなんだから。

そんな風にソラノちゃんが言ってくれるので。

「じゃあ、楽しい学校生活を送ってみたい」

誰からも酷いことされなくて、いつの間にか物が無くなったり壊れたりしていない、悪口や陰口を叩かれない普通の、楽しい学校生活を。

「もちろんいいよ。そうしようか」

ソラノちゃんはなんてことはないように私の願いを肯定した。

「ののか、君が取りこぼしたものをすくい上げよう。大丈夫。私と一緒なら出来るよ」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

授業中、私達は空き教室にこっそり忍び込んだ。

周りは静かで何処か遠くの方から先生が教科書を読み上げる声や準備体操をする声が聞こえてくる。

「まずはどうしたい?ののか」

「そうだなぁ」

私は今体育の時間真っ最中の校庭を指さす。

「あそこに隕石とか…落とせる?」

「お易い御用だよ」

次の瞬間、空が眩く光ってどぉんと大きな衝撃に襲われた。

グラグラと揺れる地面に慌ててソラノちゃんにしがみつくと彼女は私の腰を支え、安心させるように微笑む。

「大丈夫。私達は何の影響も受けないようになっているから」

「そうなの?んー、でもソラノちゃんとくっつきたいからもう暫くギューってしててもいい?」

「ふふっ、大歓迎だよ」

それから暫く、私達はお互いを抱きしめ合いながら校庭に落ち続ける隕石と、その影響でバンバン壊れる建物と悲鳴も上げられずに苦しんで死んでいく人達を見ていた。

それはとても素敵な光景だった。

「見て!ソラノちゃん!私を裏で笑ってた子が死んでる!私が虐められてるって言っても無かったことにした先生が死んでる!アイツは私に泥水かけてきた奴でしょ?スマホ、壊した奴でしょ?みんなみんなみーんな、死んでる!あはっ、あはははははははははは!!!」

「そんなに喜んでもらえるなんて…滅ぼしがいがあるよ」

「あ、あそこ!あそこに私のこと階段から落とした奴がいる!ソラノちゃん、お願い!」

「いいよ。えいっ」

ソラノちゃんのかけ声と共にまた隕石が落ちる。私に嫌なことした奴がいなくなる。

「すっごい爽快!」

ソラノちゃんが地球を滅ぼしている間、私は楽しくて嬉しくてずっと笑っていた。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

すっかり壊れてしまった校内をソラノちゃんと探索する。

どこもかしこもボロボロで誰も彼もが死んでいた。

悠々と歩き続け、私のクラスにまでやってくる。

何とかついていた教室の扉を開けると中は酷い有様だった。私はその中から一人を探す。

「…見つけた」

教室中央。衝撃でグチャグチャになった教室の中でも彼女はすぐ見つけることが出来た。

「相変わらず、顔は可愛いなぁ」

高堂さん。私を虐めていた主犯格。でも、とっくに死んでしまっている。

私が高堂さんをグチャグチャの中から引きずり出そうとしているのをひょいとソラノちゃんが覗き込む。そして、得心が言ったとばかりに呟いた。

「ああ。ののかの好みの容姿を持っている個体だね。私がトレース元にした」

そう。ソラノちゃんは高堂さんと顔は瓜二つだ。中身は全然違うけれど。だから、初めてソラノちゃんと会った時は本当にとても驚いた。高堂さんがまた新しい遊びを始めたのかと思ったくらい。

「私ね」

ソラノちゃんがしげしげと高堂さんを眺める隣で私はこれまでの高校生活を反芻していた。

私の高校生活が最悪になった原因。

「高堂さんに告ったら虐められるようになったの。断られるなら断られるで仕方ないと思ったんだけど…まさか、ここまで酷い目に合わせられるとは思わなかったよ」

高堂さん。私が一度好きになって告白した女。拒否するだけならまだしも、それを面白可笑しくエンターテインメントにしたクソ女。

「お前なんて、もういらない」

私は高堂さんの死体を何度も踏みつける。死体相手に酷いって?高堂さんがやったことに比べると、優しすぎるくらいでしょ?

踏みつけても踏みつけても満足なんていかない。楽しくなんてない。なんで高堂さんはこれを楽しいと思えたんだろう。きっと、中身は悪趣味な宇宙人か何かだったんじゃないのかな。ねえ、お前と同じ顔した宇宙人のソラノちゃんの方が優しくてあったかいってどういうことだよ、この人でなし。

「人でなし。人でなし。ふざけんな。簡単に死ぬくせに。許さないから。許さないから。許さないから」

「…許せないなら」

ポツリとソラノちゃんが呟く。

「あの隕石にこの個体の魂でも入れる?」

「?それ、どうなるの?」

「この個体は自分が地球を滅ぼす気持ちが味わえるし、落ちて燃え尽きる度その苦痛を感じることになる」

「あはっ」

やっぱり、ソラノちゃんは凄い。

「それ、最高!」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

だから今、私たちの頭上を飛び交う隕石には一つ一つに高堂さんの意識が入っていて大切な物を自分で壊す苦しみと、隕石が身体になったことによる痛みに喘いでいる。

それが地球が滅びるまで続くのだから最高に素敵だ。

復讐だけに留まらず、ついでならばとソラノちゃんは先生やクラスメイトの死体を宇宙人パワーで操り、「私の理想の学校生活」を再現してくれた。

優しい友達に囲まれて(ソラノちゃん以外は下半身とか色々足りないが)、先生にちょっとしたことに先生から注意を受けて(先生の顔は半分ないが)、とても、とても楽しかった。

そのフィナーレとして私たちは屋上で星が落ちて落ちて世界が滅んでいく様を鑑賞しに来たのだ。ああ、滅びる世界の中で食べるお弁当の何と美味しいこと!

「本当に素敵な光景…あの一つ一つにクソ女の苦痛が詰まっているかと思うと喜びも一入だよ」

「ふふっ、気に入ってもらえて本当に良かった」

「ねえ、ソラノちゃん。この後はどうなるの?私、人体実験とかされちゃうのかな」

それでもいいと思える。こんな私の命がソラノちゃんの星の役に立てるのならそんな素敵なことはないから。

「いいや?君は丁重に丁重に扱われる。私の番としてね。誰も権力者の妻に手を出そうとは思わないさ。これでも私は結構偉いんだぞ?」

「え」

ソラノちゃんの口から出てきたのは私の予想を一回りも二回りも飛び越えていた。

「私、ソラノちゃんのお嫁さんになるの?」

「?うん。…もしかして、嫌だった?」

「嫌なはずない!」

とてもとても嬉しかった。私はソラノちゃんのもので、ソラノちゃんは私のものになるんだ。嬉しくないはずがない。

「ねえ、ソラノちゃん。良かったら…誓いのキスとかしてくれる?」

「もちろん。私の可愛いののか。君の願いなら何でも叶えよう。えーと、なんだっけ。病める時も健やかなる時も世界が滅びる時も永遠に…私は君の味方だよ」

唇に冷たくて、柔らかい感触。思わず涙が零れる。

星はキラキラ光る。

その下で私たちは永遠を誓う。

私は滅びる世界に自慢するように言った。

「幸せだなぁ」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

きらきら星 292ki @292ki

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ