ですます調の一人称視点と、内気な女の子の性格と、和歌のシンクロがベストマッチです。
大嫌いな犬に吠えられて足が竦んでしまっている主人公を助けた少年。これは、恋に落ちないわけはない!でも、誰にも言えないわけがあったんです。
心情の描写が丁寧で美しく、短歌を使うことでいっそう深みが出ている素晴らしい作品だと思います。満足感の高い素敵な恋物語でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(200文字)
隣のうちの犬に怯えて、立ちすくむヒロイン。そこに、颯爽と現れた男の子。学校内を意識しても、友達に聞いてもわからないその人は誰?わくわくですね!ドッキドキですね!ぜひご覧になって見てく…続きを読む
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