主人公が召喚できるモンスターはゴブリンだけ。ただし同時に複数召喚でき、各々が技能を持っていて、それが強みになっています。弱いとされる召喚モンスターで敵を翻弄する様が爽快です。主人公のふてぶてしい態度も読んでいて楽しいです。
ファンタジー作品を書く上で難しいと感じるのは、序盤の世界観を伝えながらキャラクターを魅力的に描いて、なおかつ話も面白く展開させなければいけないからだ。この作品はこの難題3つをクリアしているし、細かい設定も破綻なく構築されている。作者の力量にただいま絶賛脱帽中です。
序盤から失礼します主人公は敬語を『知らない』といいます。それ故か何気にカッコイイのです。ボクっ娘王女を陰謀から助ける場面は、迫真のバトルで読む目に焦げ付きます。多くの人に主人公の活躍。ボクっ娘王女との二人の無双を楽しんで頂きたいです。素敵なお話をありがとうございます。
タイトルに偽りはないはずなのに、思ってたんと違うってなるやつ。主人公は巻き込まれ型というか、ボクっ娘王女の保護者みたいで微笑ましい。でも、バトルはガチだし、隣国の王子は何かたくらんでるし先が気になります。