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  • 第3話への応援コメント

    木星ホタル――ケイ素生物はおもしろいです。ずっと昔、このアイデアのSFを読んだことを思い出しました。

    鉱物に近い生き物ってとても興味深いですけど――男って無粋ですからね〜。

    作者からの返信

     藤光様、コメントありがとうございます。
     今回のお題を見た時、その中の2つ「蛍」と「木星」から「木星に蛍が飛ぶ」という物語を書きたくなりました。
     最初に考えたのは『蛍の惑星』というタイトルで「外宇宙探査船に乗る主人公。長距離レーダーが壊れて、辿り着いたのは、とある恒星系の第1惑星。その星には蛍そっくりの生き物がおり『生物がいる惑星を見つけた!』と喜んだが、物語のラストで『木星に適応する蛍を開発した』という記念碑を発見。そこは木星だった、宇宙核戦争で地球など4惑星は消滅していた、というオチ』でしたが、これではオマージュやパロディというより単なる模倣になりそうなので断念。
     それでも「木星に蛍が飛ぶ」を書きたくて、結局こんな物語になりました。

     私も昔、SF小説のシリーズの一つでケイ素生物の話は読んだ覚えがあります。その作品の舞台は木星ではありませんでしたが、木星についてWikipediaでは

    >中心核はケイ素など岩石質ではないかと想像されているが

     と書かれていたので、ちょうど良いと思って使わせていただきました。
     今回この作品を書くにあたり、ケイ素生物に関しても少しだけ検索してみたのですが、そもそも我々の基本が炭素なのは原子価が4つであり、多様な結合が可能だから。その意味では、ケイ素も炭素と同族で原子価が4つなので、SF作家などが昔から「ケイ素で生命が出来るのではないか」と着目してきたそうです。
     きちんとした根拠があったのですね。こうして小説を書くことで、また一つ勉強になりました。