このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(264文字)
長編が好きな人に是非おすすめしたい!
タイトルのように夜の雰囲気を纏う幻想的で美しさのある物語。戦慄の如きテンポの良い文章。読む中でピアノの演奏が聞こえて来そうな耽美さも漂う幻想夜話でした。
現実的にも精神的にも、薄暗くジメジメとした空間。そのの中で起こる怪奇現象。人の心が幻覚や妄想を生み出すことで生まれる、現実と幻想の境目が分からなくなることに苛まれる怪奇小説は、これまで多くの名…続きを読む
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