応援コメント

第27話 急げ!」への応援コメント

  • >その数少ないパターンの中から異世界転生に向いたハッピーエンドを抽出できたとして、それが面白い作品につながるのであれば、タロット占い師の作者はすでにプロとして活躍しているはずである。

    「そうだ、そうだ」と、思わず笑ってしまいました。

     以前、タロット占い師の書いたエッセイを読んでいて、「自分よりすごい占い師は何人もいるが、彼らは文章が書けないので、活躍できていない」という箇所があり、長年気になっていたのですが。この小説で、初めてタロット占いの仕組みを知って、「ああ、そうか」と納得したような気がしています。
     文章を書く=相手に寄り添い魅了し納得させる未来の物語りを作る、そう考えると、占い師とはそういうものかなと思ったりします。
     この小説が始まったころは、正直言って「占いで、小説のストーリーを作るなんて、そんなお手軽な…」と思っていたのですが、いまでは更新を楽しみにしている自分がいます。小説の舞台は地味ですが、アイデアはすごく面白いと思います。タロットカードの世界を異世界として、賞狙いの主人公が夜な夜な迷い込むという設定もありかなあ…。う~~ん、どうだろう…。(笑)

    作者からの返信

     明千香様、コメントありがとうございます。

     「タロット・カードが創作に役立つのか。」
     これが本作の肝で、いろいろと考えたところです。

     で、タロット占いで面白い小説が書けるなら、タロット占い師はランキング独占しているよなあと。疑問が湧いてきました。
     この作品、前提が出揃うまでに時間がかかって、面白さが後半に詰まってしまったのが構成上のミスでしたね。
     新作は反動で早めに見せ場を作ったのですが、今度は駆け足になってしまいました。
     程よい立ち上がりを見いださないと、ですね。