応援コメント

14 さらば政秀」への応援コメント

  •  愛しい人とは言え、人のために死ねる人って凄いですねぇ。

    作者からの返信

    政秀さんをああいうキャラにしてしまった以上、諌死はちょっと無いよなぁ……と思っていたら、こんなことに。
    信長は政秀のためにお寺を建てているので、相当、感謝していたと思います。
    その辺からの想像です。

    ありがとうございました。

  • (。-`ω-) ほっほ~、こう解釈されましたか! まあ、史書でも詳細な記述が少ない方ですからねえ。

    作者からの返信

    平手政秀の死は、「諌死」と伝えられております。
    でも信長がその「諫め」を容れたかというとそうでもなく、さりとて「政秀寺」というお寺まで建てている……。
    何か、「裏」があったとしたら……と妄想した結果です^^;

    ありがとうございました。

  • こんばんは。四谷さん。

    平手政秀の自死の件、たいへんおもしろい解釈でした。
    なにか参考にした研究資料があったのでしょうか?
    なかったら、すごいですね。
    史実の網を掻い潜って、よく考えついたものだと思います。
    あと、全体のテンポが非常に良いですね。

    作者からの返信

    実は平手さんの最期は、当初のプロットでは、今川との和睦を破棄するにあたって、責任を問われて自死する、という流れでした。
    というか、信長に責任を波及させる前に(出兵される前に)、問責に来た雪斎の前で果てる、という感じでした。
    ……それがどうしたわけか、今川義元が奸計をめぐらした結果、政秀はさらに酷い状況に追い込まれてしまいました^^;

    ここら辺は、何か書いているうちに思いつきました。
    wikipediaしか見ていないので(そういう記事は無かったので)、たぶん私の創作だと思います^^;

    テンポ、序盤はまだ良い方かと。
    これからだんだん……いえ、何でもありません(笑)

    ありがとうございました。

  • 平手殿……。その死は謎に包まれていて一説では信秀亡き後、信長との不仲が元で自刃したと残されていますが、本当にそうかな?と思ったことがあります。

    四谷軒さんの描かれる平手殿はまさしく好々爺(礼を知らぬ者には尾張ヤ◯ザと化す)として信長や帰蝶らとも良好な関係を続けていただけに無念でなりません。そして前話のやり取りには痺れました。さすが平手殿。おいこら、松平親乗!織田信広には会っていない、ではないよ!せめて会っていきなさいよ!です。

    作者からの返信

    平手さんはやっぱり年齢で、死に場所を求めていたんじゃないか、と思います。
    で、拙作では、今川の陰謀を看破して信長に後を託す、という感じにしました。
    また、平手さんは自分の死を乗り越えることこそが、信長への最後の教えだと思っている節があり、それをやってしまったのでしょう。
    さて、信長は政秀の死を克服できるのでしょうか。

    ありがとうございました。

  • お見事!
    ひねりにひねって、こう持って来ましたか!
    かなりの奇説ですけど、面白かったです。

    作者からの返信

    最初は、赤塚の戦いとかでいちゃもんつけて、「責任取れ」と今川が言って来て……というプロットでした。
    でも何か書いているうちに、今川義元がこんな策を思いついてしまいました^^;

    ありがとうございました。

  • 政秀さんの事はよく知らなかったんですが、信長が天下を取れる程になったのはこういう人が周りにいたからなんでしょうね~。
    ここまで政秀さんに思われたのは、信長自身も魅力的な人間だったんでしょうね。

    作者からの返信

    平手政秀は、いわゆる「爺」として、信長を幼少期から守り、育て、教えた人です。
    そして最期には信長の不行状を歎き、切腹して諫めた……と伝えられています。
    いや実際は伝えられているとおりだと思うのですが、拙作では一ひねり加えて、最期まで信長を守る、という感じにしました^^;

    そしておっしゃるとおり、信長は結構魅力的だったらしくて、ホントは敵だった柴田勝家とか、小者から出世していく木綿藤吉(豊臣秀吉)から慕われております。

    さて、ここから、政秀亡きあと、信長の大将として、大名としての、真の意味の独り立ちです。

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    松平さんを誘い水にして織田を戦に引きずり込む。しかし信広を戦場に引き出さないためにも平手のオジキは命を賭してしがらみを断つ。
    そこまで読んでいたのか、今川!?
    平手オジキの覚悟が感じられる、情感が籠った凄い回でした。
    「おれとお前の子」その情の篤さが感じられる、素晴らしい台詞だと思います。
    ひとつだけ気になるのは、第4話の最後の部分の解釈をどう取るべきか?

    作者からの返信

    今川義元としては、織田が合戦するなら潰し、合戦しないのなら、大給松平との謀議「発覚」により、平手政秀に詰め腹切らせよう……とか思っていたのでは。
    ところが、政秀自ら腹を切ってしまいました。
    だけれども、織田の柱石を始末できたからいいか、という感じかと。

    政秀は政秀で、実は信秀が死んで以来、死に場所を探していたので、ここぞとばかりに最大限の効果を見込んで自刃してしまったのでしょう。
    最大限の効果……つまり、信長を守り、助けるという効果のために。

    ちなみに第4話の最後の部分は、織田信秀の当初のプランでは、織田に地力がついて、信長が「行ける」と思ったら、今川との和睦を破り、攻めかかるつもりでした。
    その際、和睦違反を問われたり、あるいは地力をつけている最中に今川が何かやらかしたら、平手政秀に対応させよう、と思っていました。
    ……たとえそれが、政秀の死を招くことになったとしても。
    信秀と政秀はそういう関係、という設定でした。
    でもこれを詳しく述べてしまうと、ある意味ネタバレとなってしまうなぁ、と悩んで第4話の最後の部分はあんな書き方にしました^^;
    これはちょっと検討して、もうちょっと変えられたら変えてみます。

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     なんというか、読んだ後頭の中がぐるぐるして、どう書いたものかわからなくなりました。
     平手さんを本当に上手く描かれたのだなあと感じ入るばかりです。

    作者からの返信

    イヤホント、手の込んだ策で、真綿で首を締める感じで、政秀さんのバッドエンドを書いてしまったので、結構アレだったかと思います。

    ちなみに政秀さん、当初は出すつもりなかったのです。
    出すとどうしても話が暗くなっちゃうし。
    でも何か、出した方がいいと思い、そして出す以上は……ということで、こんなフィナーレにしました。

    ありがとうございました。

  • なんともまあ手の込んだことで。
    諌死したという体を取ることで、約束を反故にした責任を回避するのか。
    そうせざるを得ない状況に追い込む陰湿な策でした。

    ノブはどう反応するんだろう?

    作者からの返信

    平手さんのバッドエンドを、何かちがう解釈ができないかなと考えたら、めちゃくちゃ煩雑かつ陰湿な策を思いついてしまったのです。
    最初は、赤塚の戦いは和約違反だからお前は切腹ね、と太原雪斎がやって来るプロットでした。

    ……拙作の信長は政秀を疎ましく思っていないし、それどころか頼りにしています。
    そんな政秀のバッドエンドを見て、信長は何を思い、どう動くのか……果たして。

    ありがとうございました。

  • ええっ、そんな~?!(´へωへ`*)
    って、いつの間にか信長贔屓にさせられている一読者。(笑)
    おれとお前の子 ← いい台詞ですね。

    作者からの返信

    政秀さんがここで自刃してしまうのは史実なのですが……。
    拙作では、ちょっと新解釈というか、ひねった感じに書かせていただきました^^;
    そんな政秀さんにシンクロして、信長贔屓となっておられるのでは(笑)

    おれとお前の子……何かこんな表現が出てきました^^;
    やっぱり傅役として育てて来たことと、信秀への友情が言わしめた台詞かと。

    ありがとうございました。

  • あああ、最後の方、ぐっときました。うまい!朝からなんかうるうるしました!

    おはようございます〜^_^
    沢山コメ返ありがとうございました\(//∇//)\

    作者からの返信

    おはようございます。

    平手さん、史実だと信長にヤンチャはやめろって意味で切腹したみたいです。
    それにしたところで、やっぱり信長への愛が強い人でした。
    この人の死を受け入れ、そして乗り越えるところに――信長の平手さんへの愛もあると思います。

    ありがとうございました。