少年からみた彼女
彩都
夢を見た。宝くじが当たる夢。ただし、一等とか二等とかじゃなくて末等に近い一万円。普段宝くじを買う性分でもないが、一回数百円のものならたまにやることもあるだろう。えらく現実的な夢を見たなと思いつつ身体を起こす。そしてすぐに身支度を整えた。ちょうど今日は出かける予定がある。宝くじでも買えば当たるかもしれない。そう思いつつ待ち合わせ場所に向かう。
「幸薄いやつだな」
今朝の夢を話すなり、フォークをこちらに向けて彼女が辛辣に言い放った。
待ち合わせ場所かつ昼食場所の一角。僕は彼女に呼び出され、そこそこ有名な店に来ていた。昼時というのも相まって店内は仲睦まし気なカップルや友人で賑わっており、席は満席だった。自分達もその一端に――そんなことを考えていると目の前のフォンダンショコラが崩れた。
「高々一万円だろ? 例えば……ほら。君の食べたランチ代が千百円。私が千五百円。追加で食べているフォンダンショコラは九百円。さて、合計は?」
机の端に置いてあったレシートをつまみ上げこちらに見せてくる。因みに合計の値段の部分は指で隠してあった。抜かりない奴だ。
「三千五百円」
「せーかい。ここでの三食にも満たないな。ところで三千五百円は君の財布には世知辛そうだねぇ」
確かにそうだけれども。ここで三食分の時間を過ごせるなら僕としては満足だ。が、それは黙っておく。さっき幸薄いやつと言われたばかりだ。……待て、なぜ僕が二人分の食費を払うことになっている。
「……」
「フォンダンショコラ、食べないのか? 中のチョコが冷めてしまう前に食べないと」
僕の何かを訴える視線に気づいたらしい。わざとらしく首を傾げ、話を変えてきたが僕は気にせず彼女の顔を見つめる。彼女がふっと笑う。
「訴えたいことがあるならちゃんと口で言いなよ。まあ、私は君が何考えているのかすぐに分かってしまうんだけど。……不満そうだな。じゃあ一つ賭けをしよう。そこの空いている席に座る客は男性か女性か、どちらだと思う? 君が外したら全額君のおごり、当てたら会計は折半だ」
僕の視界の左側にウエイターが片付けをしている姿が映る。手早く片付けているあたり次の客が待っているのだろう。そこからもう一度店内を見回してみる。男性客もいるが女性客の方が多く占めている。だったら、
「女性客で」
「なるほどね」
彼女は最後の一口を頬張った。
「君の財布には痛手だったかな?」
横からこちらを覗くようにして彼女は言った。賭けの結果は男性客。正確には男性客と女性客の二人組で彼女が指定した席には男性が座った。
「まあ、五分五分だから仕方ないかな」
途中で賭けの内容が不平等であることに気付いたが、結果が変わる訳ではないので黙っておいた。ここは素直に運が無かっただけだと内心慰めておくつもりだったのだが、
「いや? 男性客の可能性の方が高かったと思うけど」
そんなことを言われてしまうものだから、なんで? と返してしまった。これが余計な後悔を産むとも知らずに。
「だって、まず私たちが座っていたのは窓側の席で客が並んでいるのが見えていたんだ。それに君の席からだと店の入り口が見えるから次入ってくる客の予想はついてもおかしくないと思うけど」
「仮に客の一人に男性がいたとして、どちらの席につくかは二分の一だろ」
「席は単純に男性の方が女性の先を歩きそうじゃないか。並んでいる時の二人の雰囲気からも察せられただろう?」
それぞれの客を注視する人などお前ぐらいだよ。内心そう突っ込み、余計なことを口にしたことを後悔した。
「つまり、君は注意力が足りない」
「ソウデスネ」
片言で返答する。彼女とはそういう奴だ。彼女と知り合って半年以上経つが僕が彼女になにかで能力的な面で勝ったことはない。彼女は持ち前の知識と観察力で僕を圧倒する。単に僕が疎いだけかもしれないが、彼女が誰かに言い負けているとこなど想像もつかない。
今日の僕と彼女の目的はさっきの店で昼食をとることであった。店を出てからというものお互い何の確認もせず駅の方に向かって歩く。帰宅するために。
数週間に一度、彼女から「ここに行きたい」という文面と該当場所のリンク先が送られてくる。それ以外に彼女から連絡が来ることはないし、僕自身が彼女に連絡したことはない。大抵、目的の場所は一つで用が終われば帰る。
これが僕と彼女の関係。
いささか奇妙な関係であるとは自覚しているが何故そうなったか、どちらから話しかけたのかなどは覚えていない。
そもそも彼女とどうやって知り合ったのかすら覚えていない。
道中、彼女はにわかに彼方を指差し、僕の方を見て口角をあげた。
「幸薄くんに朗報だ。あそこ」
彼女の指先は箱形の宝くじ売り場を指していた。こんな所に宝くじ売り場なんかあったのかと思うが、今朝あんな夢を見るまで宝くじに興味を持っていなかった僕である。そんなもんかと思い売り場に足を向けた。
彼女にもやるかと聞いたが横に首を振ったのでその場で抽選できるタイプのくじを一回引くことにした。その場でマスをこすればいいらしい。
「一回だけでいいのか?」
「夢の中では一発で当てた気がする」
実際は何回も引くほどの度胸を持ち合わせていないだが。
「ちゃんと当たりの中に一万円あるみたいだな」
「それはありがたい」
そんな軽口を言いながらこすれば
「おや」
「当たった……しかも一万円」
「正夢ってやつだったようだな。ほら交換してきなよ」
言われるままに購入口で交換する。一万円を手にしても現実味がない。
良かったじゃないかと彼女に言われても適当に返すことしかできなかった。
僕はこの後、彼女と何を話して帰ったか覚えていない。
その日の晩、悪夢を見た。交通事故が起きる夢。自分が起こしたわけでも巻き込まれたわけでもないが、目の前で車がひっくり返った。それに数台が絡み大事故になるというもの。死傷者も少なくない。
普段なら飛び起きて水でも飲めば落ち着いていただろうが、今回はタイミングが悪い。
口元を拭い、大きく深呼吸する。
「たまたまに決まってる」
知らず声に出していた。まるで自己暗示のように。普段占いなど非科学的な物を信用していない自分がたまたま、それもたった一度夢が現実になっただけでこんなに動揺するなんてらしくない。
水をもう一杯汲んで一気に飲み干す。
確か交通事故が起きたのは大きな交差点。もし気になるならば大通りを避ければいい。それだけだ。
そう思い、再びベッドに戻るがすっかり目が覚めてしまい、僕は大通りを避けて大学やバイトに行く道を調べ始めた。
彼女から連絡があったのはそれから二週間後だった。例のごとく「ここに行きたい」と言う文面とリンク先。
少し苦い顔をしたがあの夢から二週間経っている。結局、あれから外出をするときは大きな交差点を避けたし、夢占いや正夢に関するサイトをいくつか漁った。この二週間、小心者的行動を重ねたが、とあるサイトにも正夢は数日以内に起こると書いてあった。それに、彼女にこの話をして不安を一蹴して欲しかった。
当日。指定場所である映画館にやってきて彼女と合流する。
「ここに行きたい、じゃなくてこの映画が観たいと書けばいいものを」
開口一番思っていたことを口にした。
「見る内容は特に決めてなかったからな」
「……。それはただ映画を観たかった、ということか?」
「いや、巨大スクリーンで何かを観たかった。それが理由だ」
そう言って上映ラインナップを眺め始めた。映画館で何観るか決める奴は間違いなく少数派だろう。ラブコメからホラー、子ども向けアニメの劇場版など幅広いジャンルがある。
その中で、彼女が選んだのはよりによってスプラッターもの。
「せっかく大きな画面で観るんだ。迫力あるシーンを求めるのは当然だろう? それに、この女優の悲鳴はリアリティがある」
「……」
なんて反応すれば良いのか分からなかった。
彼女が指した映画の上映まで一時間程度あり、近くのカフェで時間を潰すことにした。映画に限らず普段どんな作品を見るのかとか、最近のはやりの作品がどうだとかそんなたわいのない話から始まったが、会話の大半を占めたのは彼女がお化けや幽霊と言った類いが苦手だという話だった。スプラッターものは見ようとするくせに霊的現象は駄目だということに対して軽く突っ込んだところ、思いの外しつこく説明された。彼女曰く、スプラッターは血しぶきが多いだけで目に見えるから問題ないらしい。あと、あれやこれや言っていたが途中からよく分からない用語が出てきて僕の脳にはなにも残っちゃいない。要するに、彼女も僕と同じく得体の知れないもの怖がる人間だということだろう。
「面白かったか?」
「良くできている方だとは思うが」
鑑賞後、彼女は評論家の様な反応を示した。まあ、彼女が一般的な感想を述べるとは思わなかったが、映画の最中、現実逃避(この場合は劇中逃避)に彼女の方を何度か見た際、あまりにも彼女の感情の起伏というものは一切感じなかったから聞いてみたまでだ。今度ホラー映画でも誘ってみようか。彼女のことだ、フィクションと割りきって無感情を貫くかもしれない。それも一興。
「君はどうなんだ?」
珍しく彼女からこちらの意見を尋ねられた。雑踏の中、僕は立ち止まりそうになった。幸い信号が点滅したため、彼女の足も止まる。僕は苦笑いして素直に答えた。
「それは堪能させられたよ」
猟奇的なストーリーに大胆な演出。いささか僕にとってはきついものがあったが、スリルを売りにする映画としては満点だろう。特に終盤のヒロインと殺人鬼がカーチェイスを繰り広げ、車が横転するシーンは僕にとって最大の天敵に違いなかった。
「あのさ、ちょっと前に車が横転する夢を――」
轟音。大型トラックが横転するのが目に入る。続けて二台、回避できなかった車が横転したそれに衝突した。トラックはカーブを曲がりきることが出来ず、歩道に乗り上げたらしく近くの通行人から悲鳴が上がった。ざわめき、混乱が広がっていく。
それは夢で見た光景で、まさに今自分が彼女に言おうとした内容と一致している。
「何か言ったか?」
彼女がこちらを向いて尋ねる。いつもの調子で。眼前で起こった事故などまるで存在しないように。
「……や、ちが、う」
言葉が出ない。回答になってないと自覚する。さっき何を言おうとしたのか、彼女が尋ねているのはそんな問い。この状況を夢に見たと。答えるとするならこれだけでいい。なのに、声が出ない。頭じゃわかっているのに、そんな言葉は知らない体が拒絶している。
彼女は僕を怪訝そうに眺めている。声など介さずに彼女に僕の言いたいことが伝わればいいのに。
「こちらにも理解できる言語で話してくれ」
「…………夢で、見た」
固唾を飲み込んでやっと出た言葉はひどく端的なものだった。その一言で彼女は僕の言いたいことを察したのだろう。
「だからと言って、今私たちに出来ることなど何もない。帰るぞ」
現場には既に救急車や消防車、警察が到着している。確かに僕たちの出番はない。だが……。
「自分には二週間のようにたまたまだと言い聞かせればいい。それとも警察にでも行って、夢を見た僕が悪いんですとでも言ってくるか?」
彼女はそう言って去っていく。僕は呆然とその場に立って彼女の背中を見ることしか出来なかった。
僕は事故現場が片付けられるまであの場に留まり続けた。凄惨な現場は現場検証がなされ大方は片付けられていたものの、ガラスの破片やバンパーの一部、地面に残った血痕が、自分が実際に交通事故を目にしたこと証明していた。
僕が帰ったときには、日はすっかり沈んでいた。食事など摂る気にはなれず、シャワーを浴びて死んだようにベッドに倒れ込む。
また夢を見るとは知らずに。
今度は長らく連絡もとってない友人と再会する夢だった。はっと目が覚めるが悪夢じゃない。
スマホを確認すると既に珍しい相手から連絡が届いていた。「元気か? 今度引っ越すことになったんだが、お前が近くに住んでいるって聞いて連絡したんだ。今度挨拶もかねて飲みに行こうぜ」
早くも夢が現実になる兆しを感じる。
もしこのまま彼と会う約束をして、当日ドタキャンしたらどうなるのだろうか。ふとそんな考えがよぎる。普通は会うことがなくなるはずだ。後に日を設けて会ったとしても長らく連絡を取っていない友人ではなくなり夢が外れる。
彼には悪いが確認する必要がある。
幸い彼の返信は早く、明日会うことが決まった。
そろそろ断りの連絡を入れようかという大学の帰り道、件の彼と出会ってしまった。
夢で見たことは必ず起きる。そう直感した。
そして夢が現実に起こると言うことが繰り返された。悪夢かどうかは実際に夢を見ないと分からない。ボールが飛んでくる夢やバイトリーダーになる夢など内容は様々。今のところ先日のような死傷者がでるような悪夢は見ていない。が、いつまたあんな夢を見るか分からない。
それに夢が現実になった日の晩は毎回夢を見ていることに気がついた。それならば寝なければいいと考えたがそのうち限界が来て眠りにつくことになる。
宝くじに当たるのも、事故現場を目にするのも別によくあることだ。
それを夢で見ることだって格別不思議なことではない。友人の一人や二人はそんな経験あるかも知れない。だが、特筆すべきはその連続性と正確性。最初に見た宝くじが当たる夢から二ヶ月弱、すべてが現実に起こっている。
こんな日々が続けば僕の周りで不幸が起こるのも必然だ。嫌だ。避けたい。スマホを手にしたがすぐに放り出す。非科学的なものに非科学的な対策をとれば済むわけでもないだろうし、打つ手など何もない。
夢が現実になるまでの時間稼ぎをするのが関の山だった。
あれからというもの、彼女から連絡は来ていない。
「君は、注意力が足りない」
夢が現実になった晩、彼女に出会った。夢の中で。
最近は夢を見ても飛び起きることは少なくなった。それなのに、飛び起きてしまったのは彼女だからか。それとも以前のように悪夢の予兆か。
鮮明に夢を思い出そうとするが彼女の一言以外思い出せない。それは以前彼女に言われた台詞。もしかしたら正夢ではないかも知れない。
彼女に会うかどうかは悩ましいものがあった。これまでとは違い、悪夢かどうかの判別さえつかない。しかし、彼女から連絡が来ていないことも気になる。何時間悩んでいたのか、気がつけば部屋が明るくなっていた。「ここに行きたい」という文面、そして面会場所に指定した喫茶店のリンクを送信。なんて送ればいいか分からず彼女が今までそうしてきたようにした。こちらからの初めての連絡。既読は付いたが返信はない。が、彼女はやってくると断言できる。彼女と会うのは明日。
「たまたまだと言い聞かせればいい、か……」
あれ、僕は彼女にあの日の夢の話をいつしたんだっけ。ふいに眠気に襲われ再び眠りに就いた。
翌日。予想通り彼女はやってきた。彼女は席について一言。
「やっと連絡をよこしたか」
「お前」
どういう意味だと尋ねようとする前に彼女が続けて喋る。こちらの反応など歯牙にもかけない。
「全く、君があまりにも内向的だから、夢に出るようなまねをしなくてはならなかったじゃないか。ああ、でも本当に良かった。それでもこちらに反応を示さなかったらどうしようか頭を抱えるところだったんだぞ? 何はともあれ、こうして会えてよかった」
ふっと彼女は安堵の笑みをこぼす。それと対称的に、こちらは危機感を募らせていく。何か知ってはいけないことに触れてしまったような、もう後戻りが許されないような、そんな感覚。
夢に出る? どういう意味だ。そんな芸当、人間には不可能だろう。
「そんなの現実にできることじゃない」
「しかし、現に私は君の夢に現れた」
「そんなこと」
分かっている。彼女が僕の夢に現れた。それは事実。
ここは現実じゃないのか。
彼女が人間ではなくて、ここはどこか知らない世界で……僕はそんなフィクションじみた状況に陥っているとでも言うのか。
「残念。ここは現実だよ。君にとってはね」
君にとっては。彼女の言葉が反芻される。つまり彼女にとっては違う――。
「私にとってのここは仮想現実。五感などは感じるけどここで生を受けたわけではない。つまりは逆だ。私が人間で、君が人間じゃない」
いつから。
「そんなの最初からに決まっているだろう」
途端、文字通り世界が変わっていく。喫茶店から無機質な白い部屋へと。
「全くもって、君は注意力が足りない」
周囲が変わったとはいえ、彼女と向かい合って座っている状況は同じ。それなのにこんなに圧迫を感じるのは何故だろう。
「それともあえて気付かないようにしているのか?」
何のことだ。
「君、考えているだけで話をしていないだろう。今だってそうだ。状況としては私が一方的に話し、私が君の考えを読んで話を進めている」
……。
「初めて会ったときにも言ったじゃないか。君の考えていることはわかると。さて、この茶番劇も終わりにしよう」
思い返せば彼女の発言に整合性がとれていることに気付いてしまう。
ここが仮想空間で、僕がそこで創られた存在で、彼女が人間。
彼女の言っていることなど、分かりたくない。
「散々よく分からない体験をしただろう。そろそろ慣れろと言いたいところだがそれは酷か」
そうだな、と呟いて彼女は手をたたいた。何かを閃いたらしい。
「じゃあ、私の名前は何でしょう」
楽しげに尋ねる彼女の声が嫌に耳に残る。名前? 彼女は「彼女」でしかない。覚えていないのではなく、知らない。聞いたことがない。
「じゃあ、君の名前は?」
もうやめてくれ。
分からない。知らない。「彼女」と同様、そもそも設定されていない。
相変わらず嬉々としてこちらを見ている彼女と目が合う。
何で彼女は楽しげなんだ。そして気付く。
彼女は僕を使って自分が創ったものの精度を調べているのだと。限られた情報で僕がどこまで辿り着けるのかを。
それともう一つ。これは推測だけど。
これが彼女なりの愛し方なんだと。
「君には感謝しているよ」
そう言って彼女は僕の頬を両手で覆った。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――。
ゴーグルを外し、息を吐き出す。
「上出来だな」
進捗状況を見て独り呟く。今回の実験でプロジェクトはかなり進んだといっても過言ではない。今回のデータにプロテクトをかけ、情報の海に沈ませる。
彼ら人工生命体が、自分が何者かが分からなくてエラーを起こすことは何としても避けたい。それはクライアントのためでもあるが、彼らのためにもなる。
定義などなくても自我を保てるように。
「我々だって自分が人間だという保証はないからな。それに」
彼らにとって私とは何か。
彼女もまたそんな疑問を抱えて研究室を後にした。
少年からみた彼女 彩都 @tsumiki_666
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