それでも続ける夫と私
@minkuro_e
第1話
-私と夫の出逢いは不倫だ-
当時17歳だった私は引越しのアルバイトをしながら高校生活を送っていた。
同僚「○○お疲れ〜!!」
私「今日もお疲れ様でした〜!」
いつも通り倉庫と荷台の片付けをして
日払いだったので1日分の給料を貰って
構内を歩いていた。
しばらくして1台トラックが帰ってきたので、私は荷台の片付けを手伝いに行った。
片付けをしていると“ツンツン”と後ろから髪の毛を引っ張られた。
私「?!」
男「笑笑。お疲れ様!片付けありがとう〜」
私「何するんですか!!」
振り返ると185cmの背高い男の人が立っていた。私は160cmある。
平均女子より背が高い方だった為、見上げる程 背の高い人に間近で会った事が無かった。
高身長、パッチリした二重、落ち着いた声、
私は変にドキッとした。
男「早く帰らないと遅くなるよ」
私「片付け終わったら帰ります!」
男はそのまま何も言わずに事務所に行った。
片付けが終わると私は疲労のあまり帰りたくなって片道1時間かけて家まで帰った。
私「はぁ〜、疲れた今日はもう寝よう。」
スマホ「♪♪♪」
私「ん?こんな時間に誰だろう…」
さっきの背高い男の人からFacebookで友達申請とメッセージが届いた。
-メッセージ-
男「さっきは手伝ってくれてありがとう!助かった!」
私「いえ、全然大丈夫です!繁忙期なので早く終わらせて明日も頑張りましょう!」
3月、今は繁忙期。1日4件回って他チームの応援2件っていうのも当たり前。
男「明日は誰と回るの?」
私「○○さんとツーマン(2人)で
○○マンション スタートです!」
男「そこの1件目、積み地エグいから
頑張ってね!!」
私「まじですかぁああ。頑張ります!名前、成瀬さんて言うんですね!成瀬さんも明日頑張って下さい!」
成瀬「ありがとう!じゃあおやすみ」
私「おやすみなさい!」
この時とっくに私は成瀬さんに
一目惚れしていた。
それでも続ける夫と私 @minkuro_e
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