何年くらい前かな?
観てたTV番組で、若い方がお年寄りの方が切符を買うのが遅くてイライラするという意見を出したんです。それで番組の司会者が、いつか自分が歳を取った時のことを考えてみて下さいと言っていたのが印象に残っています。
時が流れ、生きていく限り訪れる老い……常に意識すること、とても大切なことだと思います🍀
作者からの返信
璃子さん
若い時というのは、なかなか自分が歳をとった時のことは考えられない、想像できないものなのだろうなぁと。
わたし自身もそうでしたし。
こうして自らが病を得て歳をとっていき、老いを意識しだした時に実感してきたように思います。
その立場にならないと本当にはわからないことというのは沢山ありますけれど、せめて相手の立場に立って思いやれる人間でありたいですよね🍀
僕が若い頃は穏やかな年寄りが多かったような気がします。僕が育った田舎はのんびりとした土地だったので、その為かもしれません。彼ら年寄りたち(と言っても50歳でもう爺サ婆サの仲間入りでした)がみな戦争経験者だったからかもしれません。ユーモアがあって、話が面白く示唆に富んでいて、こんな年寄りになりたいと感じさせるような愛すべき人達ばかりでした。
現在、(老若男女問わず)尊敬できる人をさがすのは結構大変です。大声を張り上げて自己主張している年寄りを(若者も)よく見かけます。”老い”が正義だと勘違いし、威張り散らしている年寄りも大勢います。横柄で傲慢で人生の重みを少しも感じさせない、そんな年寄りが増えている気がします。なので、「爺さん、婆さんのくせに」…どっちもどっちかな。因みに僕、もう棺桶に片足つっこんでますが、できるだけ謙虚に暮らそうと心がけております。できるだけ。できるだけ…
作者からの返信
Mondyon Nohant 紋屋ノアンさん
ああ、確かにそうでしたねぇ。
苦しい時代を越えてこられたからでしょう、その含蓄のある言葉は胸を打ち、愛すべき存在、尊敬できる方が多かった。
そして現在はというと、ずいぶんとギスギスした世の中になってしまったなぁと思います。
老若男女問わずに相手を思い遣り尊重するということ、良い意味での日本人の美徳は、どこにいったのだろうと思うことが多くなって。
往来で大声での「爺さん、婆さんのくせに」は聞いていて気持ち良いものではなかったです。
(タバコのポイ捨ても)
これは老いを正義だと勘違いしているお年寄りの態度も同じことですよね。
わたしも、人の振り見て我が振り直せと自分に言い聞かせながら、できるだけ謙虚に生きていきたいと思った出来事でした。