【シーン6:襲撃】②
~戦闘開始~
初期配置としてはPC2人は同じエンゲージ。
そして5m離れた位置にビッグ・キング・ダディ、2体のクリーピング・ラットのトループのエンゲージが存在する。
※クリーピング・ラットA、クリーピング・ラットBとする。
また、戦闘でもNPCサポートが使用可能。
【NPCサポート】二郷 友典
射程を考慮せず、以下の効果をシーン中1度ずつ使用できる。
➀判定前に使用。C値-2(下限6)
②HPダメージ適用直前に使用。ダメージを-5D点。対象:範囲(選択)
③4D10点装甲無視ダメージを与える。対象:単体
美堺侵食率:54
宵野間浸蝕率:54
────────────────────
~セットアップ~
ビッグ・キング・ダディの行動値は3。
クリーピング・ラットのトループは行動値7。
そのため、行動値14の宵野間が最初に行動する。
宵野間 灯:《螺旋の悪魔》/浸蝕率2/暴走を受ける。暴走中、ウロボロスを使用したエフェクトのダメージ+15。
宵野間浸蝕率:56
ビッグ・キング・ダディ:「フン……我が覇道の前に立ちふさがるとは」
ビッグ・キング・ダディ:「うぬら……覚悟はできているな?死ぬ覚悟をだ!」
ビッグ・キング・ダディ:《戦力増員》《獣王の冠》《ターゲットロック》《攻性変色》トループを2体出現、トループの攻撃力+20、対象への攻撃力+24、自身は暴走し、行動済になる。
GM:ビッグ・キング・ダディが吼える。それに応じるかのように、次々と四足歩行のジャームが這い出てくる!!
PC側の上下方向に追加でクリーピング・ラットのトループがそれぞれ1体ずつ出現!
※追加分をクリーピング・ラットC(上側)、D(下側)とする。
ビッグ・キング・ダディ:「まずはそこの小娘……貴様を磨り潰してくれようぞ」
ビッグ・キング・ダディ:ターゲットロックの対象→宵野間に指定。
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※PC達を囲む様にエネミーが出現する。
そしてクリーピング・ラットはトループである。トループとは1つにつき複数体のエネミーで構成されている形態だ。これによりPC達を取り囲む大量の化物達を再現できる。
ちなみにトループはカバーリングができない。
────────────────────
~イニシアチブ~
クリーピング・ラットD:《異形の転身》戦闘移動を行える/シナリオ2回まで
────────────────────
※これによりPC達にエンゲージするクリーピング・ラットD。
────────────────────
~メインプロセス~
宵野間 灯:動きます。
GM:どうぞ、宵野間の行動手番です。
~マイナーアクション~
宵野間 灯:《千変万化の影》/浸蝕率2/シーン中、使用時に選択した技能レベル+6点する。シナリオ3回。RCを宣言して使用。
宵野間浸蝕率:58
~メジャーアクション~
宵野間 灯:《原初の赤:サイレンの魔女》/浸蝕率6/ダメージ+15。装甲無視。
対象:シーン(選択)→エネミー全員
宵野間 灯:二郷のNPCサポート➀を使用。
「判定前に使用。C値-2(下限6)」
宵野間 灯:14dx8+18
<BCDice:宵野間 灯>:DoubleCross : (14DX8+18) → 10[3,4,4,4,5,5,6,7,7,7,8,8,9,10]+10[1,1,2,10]+10[10]+10[9]+10[8]+6[6]+18 → 74
GM:クリーピングラットの回避は一括で振ります。
クリーピング・ラット:6dx+3
<BCDice:クリーピング・ラット_4>:DoubleCross : (6DX10+3) → 8[1,1,3,4,6,8]+3 → 11
ビッグ・キング・ダディ:暴走中なのでリアクション不可。
GM:全員に命中です。
宵野間 灯:40+8d10
<BCDice:宵野間 灯>:DoubleCross : (40+8D10) → 40+43[9,7,3,5,3,6,3,7] → 83
宵野間 灯:装甲無視です。
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※全てのエネミーに対し装甲無視の83ダメージが飛ぶ。
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宵野間 灯:「うるさい!うるさうるさいうるさい!!」
宵野間 灯:「わらわらと虫けらのように出てきやがって!!消えろ!!!私の前から消え失せろ!!!」
クリーピング・ラット:「ギギギギギギッ!!」
宵野間 灯:「あああああああああああ!!!!!」
二郷 友典:「……ッ!すげぇ火力だ…!」
宵野間浸蝕率:64
GM:宵野間の攻撃により、その場にいた四足歩行のジャーム達が吹き飛ぶ!
クリーピング・ラットA~Dが全員戦闘不能。消滅。
ビッグ・キング・ダディに83ダメージ蓄積。
────────────────────
※衝撃的な光景であった。クリーピング・ラットのHPは53もあったのだが、それが一瞬で全て消し飛んだのである。いや、事前にPC側のデータは確認していたし、それに相応しいデータを用意してきたのだが……それでも実際に見ると凄まじい火力であった。
というのも宵野間のデータにはC値を下げるコンセントレイトが存在しない。それを二郷のサポートで補ったのだから、とんでもないことになるのはおよそ必然であった……。
────────────────────
美堺 菜麻:「わぁ……グレーゾーンって感じ」
ビッグ・キング・ダディ:「小娘ェ……!」
ビッグ・キング・ダディ:「絶対に許さん!お前の愚かな行いをだ!!」
~イニシアチブ~
ビッグ・キング・ダディ:《加速する刻》メインプロセスを行える。
────────────────────
※ここで割り込み行動をするビッグ・キング・ダディ。ビッグ・キング・ダディはセットアップのエフェクトで行動済み状態になっていたが、《加速する刻》はそれを無視して行動できる。
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~マイナーアクション~
ビッグ・キング・ダディ:《完全獣化》《究極獣化》《破壊の爪》《ハンティングスタイル》【肉体】判定+6D、攻撃力+2D+16、装甲値+10、戦闘移動を行う。
戦闘移動を行い、PC達とエンゲージするビッグ・キング・ダディ。
~メジャーアクション~
ビッグ・キング・ダディ:《獣の力》《コンセントレイト:キュマイラ》攻撃力+10、C値-3。
GM:その体躯からは想像もできない、機敏な動きでジャームが距離を詰める!
ビッグ・キング・ダディ:対象→宵野間で攻撃!
ビッグ・キング・ダディ:20dx+6@7
<BCDice:ビッグ・キング・ダディ>:DoubleCross : (20DX7+6) → 10[1,2,2,2,3,3,3,4,5,6,6,6,6,7,7,9,9,9,10,10]+10[1,3,4,5,7,8,10]+10[1,3,8]+5[5]+6 → 41
宵野間 灯:暴走中なのでリアクションふれませーん!
ビッグ・キング・ダディ:「ガハハ!言うのだ別れを!お前の惨めな人生になぁ!」
ビッグ・キング・ダディ:7d+50
<BCDice:ビッグ・キング・ダディ>:DoubleCross : (7D6+50) → 20[1,3,2,2,4,5,3]+50 → 70
美堺 菜麻:《閃熱の防壁》/侵蝕率4/侵蝕率適応直前対象のダメージ-5D点。自分選択不可。1ラウンド1回。
────────────────────
※ここで割り込んでダメージ軽減を行う美堺。GMとしては70ダメージだぞガハハハーとなっていたので、言葉に詰まる。
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美堺 菜麻:二郷のNPCサポート②を使用
ダメージを-5D点。対象:範囲(宵野間)
GM:では、二郷のサポート合わせて閃熱の防壁を10d10として振ってください。(テキストでは冷静だが、口頭はグギギギってなっている)
美堺 菜麻:10d10
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (10D10) → 59[4,8,6,10,10,3,2,3,6,7] → 59
GM:軽減分を差し引いて、11ダメージ装甲有効!
宵野間HP:28→17
美堺侵蝕率:58
ビッグ・キング・ダディ:「なんだぁ?」
美堺 菜麻:「二郷ちゃん合わせてーっ!」
指示すると同時に片手を振り上げる。
そのまま拳に炎を纏わせ、地面に振り下ろせば。
灼熱の壁が攻撃を防いだ。
二郷 友典:「…!」
二郷 友典:「よし、きたっ!」
二郷 友典:何とか根性で膝を立たせ、防壁を追加で作り出す。
GM:それらの防壁はジャームの巨大な拳の勢いを大きく削いだ!
ビッグ・キング・ダディ:「ぬぅぅ……小癪な!小賢しい手を使って!!」
~メインプロセス~
美堺 菜麻:「こっちも一応対策チームなんて名前しているんですから」
~マイナーアクション~
美堺 菜麻:《白熱》《炎の加護》/侵蝕率5/素手のデータを変更、判定ダイス+2。
美堺侵蝕率:63
美堺 菜麻:「それなりの備えも小細工も用意してますよ」
~メジャーアクション~
美堺 菜麻:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《紅蓮の衣》/侵蝕率6/C値-3。攻撃力+10。ガードされた時ダメージ+15。
美堺 菜麻:11dx7+4
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (11DX7+4) → 10[1,2,3,6,7,7,8,8,9,9,9]+10[3,3,3,4,5,6,8]+3[3]+4 → 27
ビッグ・キング・ダディ:暴走しているので命中
美堺 菜麻:3d10+18 ダメージ
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (3D10+18) → 20[2,10,8]+18 → 38
美堺侵蝕率:69
ビッグ・キング・ダディの装甲は10点。よって111ダメージ蓄積。
~イニシアチブ~
ビッグ・キング・ダディ:「フーーーッ!フーーーッ!」
ビッグ・キング・ダディ:「ぬぉぉぉ!」
ビッグ・キング・ダディ:「プゥン!パッ!」
美堺 菜麻:「流石に硬いですね」
二郷 友典:「俺と戦ってなおアレだ……ふざけた耐久力してやがる…」
ビッグ・キング・ダディ:「プゥルァァァ!」
ビッグ・キング・ダディ:Eロイス《さらなる絶望》エネミーを1体。未行動で登場させる。
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※ここでEロイスが発動。E(エグゾード)ロイスとは、エネミー側の強力な特殊能力である。そんなものをミドルでもガンガン使うGMである。
というのも、Eロイスは脅威だが、PC側にも恩恵がある。セッション終了時の侵蝕率の回復にボーナスが入るのである。つまり、登場侵蝕率がネックであるPCの登場シーンが増やせるということであった。GMは大量のEロイスでPCを苦しめることに決めた。
────────────────────
さらに追加で1体エネミーが出現。PC達の背後5mの距離に現れる。
これをクリーピング・ラットEとする。
クリーピング・ラットE:「ゲゲゲゲゲゲ」
クリーピング・ラットE:イニシアチブ:《異形の転身》戦闘移動を行える/シナリオ2回
PC、ビッグ・キング・ダディ達のいるエンゲージに入るクリーピング・ラットE。
~マイナーアクション~
クリーピング・ラットE:《形状変化:剛》《完全獣化》《破壊の爪》《堕落の爪》【肉体】判定+4、攻撃力+14、与ダメージ時に侵蝕率+1効果
~メジャーアクション~
クリーピング・ラット:《伸縮腕》《神獣撃》白兵攻撃の射程を視界に。攻撃力+4D
クリーピング・ラット:対象:宵野間で攻撃!
クリーピング・ラット:13dx+3@10
<BCDice:クリーピング・ラット>:DoubleCross : (13DX10+3) → 10[1,1,2,3,4,4,6,6,7,7,8,10,10]+10[4,10]+8[8]+3 → 31
宵野間 灯:暴走中につきリアクション不可です!
クリーピング・ラット:8d10+14
<BCDice:クリーピング・ラット>:DoubleCross : (8D10+14) → 44[10,4,6,5,8,1,2,8]+14 → 58
宵野間HP:0
宵野間 灯:《リザレクト》/侵蝕率1D10/コスト分のHPで復活
クリーピング・ラット:「ギゲゲゲ!!!」
宵野間 灯:1d10
<BCDice:宵野間 灯>:DoubleCross : (1D10) → 9
リザレクト分の9点に加え、《堕落の爪》の効果でさらに1点。計10点侵蝕率が増加する宵野間。
宵野間浸蝕率:74
宵野間HP:0→9
GM:新たに出現した獣の攻撃を受けた瞬間、妙な感覚が宵野間を襲う。
GM:それは、体内のレネゲイドウィルスが活性化する感覚だ…!
宵野間 灯:「うぐ、う、うぅぅぅ、あがぁ……!」
宵野間 灯:「ふぅー……ふぅー……」
美堺 菜麻:「うぅ……(耳を塞ぐ)(目を逸らす)」
宵野間 灯:声にならない声を漏らしながら、ぎろりと血走った目で睨みつける。意図的な暴走から、自分でも制御の効かない暴走状態へと近付いている証拠だ。
美堺 菜麻:「……大丈夫、大丈夫。暴走してるみたいだけど、まだ、彼女は戻ってこれる」
美堺 菜麻:「もし、もし戻ってこない時は、その時は……私が、責任をもって……」
二郷 友典:「……ッ、クソッ!ダメなのか…!?」
────────────────────
※宵野間を1ダウンさせ、侵蝕率的にも追い込みをかけていく。そしてGMはさらに、敵の追撃を宣言する。
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~イニシアチブ~
ビッグ・キング・ダディ:《レネゲイドアクセル》未行動になる。自身のエフェクトレベル-1。
ビッグ・キング・ダディ:「小癪な……ここで詰ませてやろう」
GM:そう言うとビッグ・キング・ダディはパンツの中から、1本のアンプルのようなものを取り出した。
ビッグ・キング・ダディ:「これには頼りたくなかったが……」
ビッグ・キング・ダディ:「プゥン!」
GM:ビッグ・キング・ダディがアンプルを口に放り、ガラスごと食い破る。
GM:すると、ジャームの全身がざわざわと沸き立ち、変色する!
⇓ビッグ・キング・ダディ変色イラスト、データ⇓
https://kakuyomu.jp/users/romanesco/news/16817139554750335890
(若干のネタバレを含むので、スクロールだけしてイラストだけ見てイメージを掴んで欲しさがある)
美堺 菜麻:「うわっ」
GM:彼の中のレネゲイドウィルスが活性化しているのだ!!
ビッグ・キング・ダディ:「ウォォォォォォォ!!!!」
ビッグ・キング・ダディ:「ここで終わりだ!終わらせてもらうぞ!!」
~メジャーアクション~
ビッグ・キング・ダディ:《獣の力》《コンセントレイト:キュマイラ》攻撃力+8、C値-2。
ビッグ・キング・ダディ:対象→美堺で攻撃
ビッグ・キング・ダディ:19dx+6@8
<BCDice:ビッグ・キング・ダディ>:DoubleCross : (19DX8+6) → 10[2,2,2,3,3,4,4,4,6,6,7,8,8,8,8,8,8,9,10]+10[2,2,4,7,8,8,8,10]+5[4,5,5,5]+6 → 31
美堺 菜麻:ガード(4点)宣言
美堺 菜麻:《氷盾》/侵蝕率2/ガード+25
ビッグ・キング・ダディ:5d10+22 装甲有効
<BCDice:ビッグ・キング・ダディ>:DoubleCross : (5D10+22) → 22[5,3,6,7,1]+22 → 44
美堺 菜麻:15ダメージ受けました。
美堺侵蝕率:71
美堺HP:36→21
ビッグ・キング・ダディ:「オォォォォォ、強化されている我の拳を受け止めるか!!」
ビッグ・キング・ダディ:「ふざけおってからに!!」
ビッグ・キング・ダディ:「許さん!」
ビッグ・キング・ダディ:「絶対に許さんぞ!」
美堺 菜麻:両手を覆った氷が攻撃を防ぐ。
美堺 菜麻:「そんな何度も言わなくていいですよ聞こえていますから」
ビッグ・キング・ダディ:「この恨みは貴様の命だけではない、貴様の家族、恋人、子々孫々までに払わせてやる!重いツケをなぁ!!」
~イニシアチブ~
全員が行動済に。クリンナップへと移行。
~クリンナップ~
美堺 菜麻:「あとそんなエグイ肌色したヤツに言われたくないです」
ビッグ・キング・ダディ:「なんだとぉ?」
ビッグ・キング・ダディ:「……」
ビッグ・キング・ダディ:「なんだこの肌色はぁぁぁぁ!!!!」
ビッグ・キング・ダディ:「貴様ノセイカァァァァ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「オァァァ!!」
美堺 菜麻:「えぇ……」
~セットアップ~
ビッグ・キング・ダディ:《戦力増員》《獣王の冠》トループを2体出現、トループの攻撃力+20、行動済になる。
さらにPC達のエンゲージから離れた位置に2体クリーピング・ラットが出現。
クリーピング・ラットF、Gとする。
~イニシアチブ~
宵野間 灯:マイナーなし!
~メジャーアクション~
宵野間 灯:《原初の赤:サイレンの魔女》/浸蝕率6/ダメージ+15。装甲無視。
対象:シーン(選択)→エネミー全員!
宵野間 灯:15dx+18
<BCDice:宵野間 灯>:DoubleCross : (15DX10+18) → 9[1,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,6,7,8,9]+18 → 27
クリーピング・ラット:クリーピングラットFとGが回避!
クリーピング・ラットFG:6dx+3
<BCDice:クリーピング・ラット>:DoubleCross : (6DX10+3) → 10[2,3,4,4,7,10]+8[8]+3 → 21
GM:FとGに命中!
クリーピング・ラットE:《献身の盾》トループであってもカバーリングを行える。
クリーピング・ラットE:ビッグ・キング・ダディへの攻撃をカバーリング!
宵野間 灯:40+3d10
<BCDice:宵野間 灯>:DoubleCross : (40+3D10) → 40+11[4,3,4] → 51
51ダメージ 装甲無視
クリーピング・ラット:「ギョァァァーーーー」
GM:カバーリングしたクリーピングラットEは撃破!
GM:残りの2体はかろうじて立っている!
宵野間浸蝕率:80
~イニシアチブ~
美堺 菜麻:「キショネズミは無視して」
クリーピング・ラットFとG:「ギガァ?」
~マイナーアクション~
美堺 菜麻:《炎の加護》/侵蝕率2/判定ダイス+3
美堺侵蝕率:73
美堺 菜麻:「まずはこっち」
~メジャーアクション~
美堺 菜麻:《コンセントレイト:サラマンダー》《炎の刃》《紅蓮の衣》/侵蝕率6/C値-3、攻撃力+10、ガードされた時ダメージ+15。
対象:ビッグ・キング・ダディ
美堺 菜麻:11dx7+4
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (11DX7+4) → 10[2,2,2,3,3,3,3,4,4,8,9]+5[1,5]+4 → 19
ビッグ・キング・ダディ:「回避できません。暴走しているからなぁ!!」
美堺 菜麻:2d10+18
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (2D10+18) → 9[4,5]+18 → 27
27ダメージ 装甲有効
ビッグ・キング・ダディ:「ふん……まだ……我は立っておるぞォーーーッ!!」
ビッグ・キング・ダディに計128ダメージ蓄積。
美堺侵蝕率:79
────────────────────
※GMは苦笑いした。というのも……ビッグ・キング・ダディのHPは130に設定されていたのである。つまり、この時点で2点残っている。
宵野間と美堺の攻撃を何とか凌いだ今、PCへの反撃が開始できる───悪いなぁ!!愚かなPC共!ミドルとはいえボコボコにさせてもらうぞ!!
────────────────────
美堺 菜麻:「二郷ちゃんゴーッ!!」
美堺 菜麻:二郷のサポート③使用。
4D10点装甲無視ダメージを与える。対象:単体
────────────────────
※………はい。
────────────────────
ビッグ・キング・ダディ:我は立っておるぞォーーーッ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「ォーーーー」
ビッグ・キング・ダディ:「ォーー」
二郷 友典:「………ッ(ガクリ、と一瞬ひざをつく)」
二郷 友典:それでも踏ん張り、ギッっとジャームを睨んだ。
二郷 友典:「任せ…ろっ!!」
美堺 菜麻:4d10 装甲無視ダメージ 対象:ビッグ・キング・ダディ
<BCDice:美堺 菜麻>:DoubleCross : (4D10) → 18[3,3,4,8] → 18
二郷 友典:「ゼァァーーーーーーッ!!」
GM:焔の一閃が相手を貫き、ビッグ・キング・ダディを穿つ!!
GM:始めは小さく、しかし徐々に大きくその巨体が揺れた!!
ビッグ・キング・ダディ:「うぉぉぉぉ……!」
ビッグ・キング・ダディに計146ダメージ蓄積。HPが0に。
GM:しかし!!!
ビッグ・キング・ダディ:「まだ、まだだぞぉ!」
ビッグ・キング・ダディ:《蘇生復活》HP1で復活する。
────────────────────
※往生際悪く復活エフェクトを使用するビッグ・キング・ダディ。
と、いってもPL側にはここからはイベント気味に進行すると告げた。
────────────────────
~イニシアチブ~
ビッグ・キング・ダディ:《加速する刻》
~メジャーアクション~
ビッグ・キング・ダディ:Eロイス《破壊神顕現》その地区一帯を破壊する。
ビッグ・キング・ダディ:「ウォォォォ!!!!!!!」
GM:巨人はその拳を振り上げ、地面へと叩きつけた!
凄まじい轟音と振動!地を亀裂が走り、地割れを引き起こす!!
美堺 菜麻:「何やらかす気ですかこの死にぞこないっ!!」
GM:その破壊はこのままではこの地一帯を飲みこみ、おぞましい廃墟とするだろう!
ビッグ・キング・ダディ:「ガーーーーーーハーーーーーーハーーーッ!!」
美堺 菜麻:「やられたら潔くミンチになって死に腐って下さいよっ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「舐めるなということだ!!このビッグ・キング・ダディ様をなぁ!!」
GM:亀裂が走り、都市が砕ける。しかし、それはこの初動を間違えなければ、君達であれば抑えることもできるだろう。
GM:ただし、それには相応の労力を要する。それよりも、ビッグ・キング・ダディへのとどめを優先すべきなのかもしれない。
GM:PCは各人は以下を選択し、これに対応することができる
・破壊の抑制:自身のエフェクトなどを活用することにより、破壊を抑えることができる。
・ビッグ・キング・ダディへの攻撃:ビッグ・キング・ダディを仕留めることができる。
────────────────────
※EロイスによってPC各人へと選択を迫るGM。
各人が選択できるということで、おおよその結果が先に伝えた。
つまり、PC2人ともが“破壊の抑制”を選ぶと街への被害は最小限で済むが、HPが1はあるビッグ・キング・ダディを取り逃す。片方でもビッグ・キング・ダディに攻撃すれば敵は倒せるが、街に幾らかの被害が起きてしまう……ということである。
10分ほどの思案と相談を経て、PL達は選択した。
────────────────────
宵野間 灯:ビッグ・キング・ダディへの攻撃
美堺 菜麻:破壊の抑制
ビッグ・キング・ダディ:「フフハハ、UGNの愚者めらが!貴様らが生ぬるい連中なのは知っておるわ!この隙にぃ…ッ!」
美堺 菜麻:「もーっ! これ絶対上から経費が修理費がってゲロクソ怒られますよっ!!」
宵野間 灯:「誰が、生ぬるいですって?」
ビッグ・キング・ダディ:「!?」
美堺 菜麻:「宵野間ちゃん、暴走が」
宵野間 灯:「ありがとうございます。そのうるさい目を逸らしてくれたおかげで冷静になれました」
宵野間 灯:「ですから、代わりに塞いでおいてあげますね。その煩わしい視線を!」
ビッグ・キング・ダディ:「ウォォォォ!!!やめろぉぉぉぉ!!!」
ビッグ・キング・ダディ:「我はダディにしてキング!キングにしてビッグ!ビッグofダディなのだぞぉぉぉ!!!」
宵野間 灯:ビッグ・キング・ダディの背後に立ったまま、影を刃の形に変形させる。
美堺 菜麻:「っ!!」
宵野間と敵から目を離し集中する。
アイツのことは彼女に任せよう。
宵野間 灯:すると、しゅるりと蛇のように影は大男に巻き付いた。
美堺 菜麻:暴走状態ならともかく、今の彼女なら。
大丈夫、大丈夫だと言い聞かせて。
ビッグ・キング・ダディ:「ウォォォォォ!」
ビッグ・キング・ダディ:「この我がぁぁぁ!!」
美堺 菜麻:「うっさい極彩全裸っ!! モテなさそうなツラしくさりやがってっ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「ウォォォォォ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「故郷には妻がいるのにぃぃぃぃぃ!!」
ビッグ・キング・ダディ:「……いや、妻は殺しちゃったか」
ビッグ・キング・ダディ:「でもモテるもぉぉぉぉぉぉぉん!」
宵野間 灯:影の先端が目に到達するのと同時に、男を輪切りに引き裂いた。
宵野間 灯:「最後までうるさいですね、目も口も」
ビッグ・キング・ダディ:「ガッ」
ビッグ・キング・ダディ:「……クソ、これも乗ったせいか……あの女の口車に……」
ビッグ・キング・ダディ:「ブロークン……スマイ、ル……」
ビッグ・キング・ダディ:サァァァ……
GM:身体が限界を迎えたのか、輪切りの状態からグズグズの砂のように崩れ落ちる巨躯のジャーム。
その最期に彼が口にした名前を、宵野間と美堺は聞き逃さなかった……。
GM:一方、広がる街への破壊!余波はビッグ・キング・ダディが消えても広がろうとしている!
美堺 菜麻:「だーもうっ!!」
美堺 菜麻:広がる被害を最小限に抑えようと奮起する。
美堺 菜麻:亀裂には氷を。障壁には炎を。
美堺 菜麻:サラマンダーの特性をフル活用して事態の収拾を図る。
美堺 菜麻:全部は防げない。それも、それでも。
美堺 菜麻:「なんとかなれーっ!!」
美堺 菜麻:守れるものを責任もって守るため全力を出し。
美堺 菜麻:「ッッッヒヒッ……」
美堺 菜麻:なんとか、なんとか半分程度は抑えることができた。
GM:戦闘終了!
────────────────────
※ビッグ・キング・ダディという目標を倒したことで、戦闘は終了とした。
町の破壊を全て防ぐことはできなかったが、それでもPC達は多くの命を守り、強大なジャームを撃破したのである。
────────────────────
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