八話
シンセシスが演奏を終えた。
キョウカちゃんは、どうしてその鋭さが千秋相手に発揮できないのか?と冒頭からヤキモキ。
一方タエコちゃんはどんどん可愛くなっていく。
「タエコちゃん、ヒデアキの事なんて俺が忘れさせてy」なんていう出逢いはこの先あるのだろうか。タエコちゃんには幸せになって欲しい。
そして舞台に、満を辞して歌姫が帰ってきた。
観客席には邪悪の権化センシュウが居る。
厄介な能力で苦しむアヲイ。ユーヒチの世話女房っぷりも板についてきている。
でも、
八木さんはどこまで“知っている”のだろうか
「ーー大丈夫だよ。お前の妻を信じろ、ユーヒチ。」
とサラッとイケメンな台詞が出てくる、さすがは漏れの(←人妻だぞ)アヲイちゃん
藍沢テトラ
その儚さは童話の人魚姫の様だ。
そんな儚い彼女が2曲目を歌い出すと、世界がひっくり返る事になる。
キョウカとセツナ。あゝ尊いなぁ〜。でもウソの記憶だ。
ハジメめ、ウソの中でも前カレアピールしていやがる(偏見)
これもウソの記憶だ。(しかし人妻テトラちゃんの破壊力は抜群だぜ)
タエコちゃん……
なんかもうこっちが現実でよくない?
でもウソなんだ。切ない。彼女には幸せになってもらわんと困る。
彼女の歌は魔法だった。人魚姫が魔法を使うのだ。
それは素敵な夢で、夢であるがゆえに残酷だ。
「正しく過去を悔いることだけが、正しく未来を生きる道だからだ」
己の過去に浸っていると、レインがイケメンな事を言いだすもんだから……
そして3曲目『種の保存』
エッチなお姉さんが誘惑してくる
強面八木さんがスワイプでINしてきてヒュンってなる。情動のジェットコースターだ。
八木は語る。アヲイの父との思いでを。想いで………これってBLだよね?ね?
しかし、アヲイは何故八木さんの心がわからなかったのかな?
親友(恋人)の娘と別れて、プロフェッサー八木の時間が、そう、夜が始まるのだ。
舞台を降りた歌姫は、普通の恋する女の子に戻っていた。ヒデアキへの愛の言葉がまた切ない。
赤いキョウカと緑のタエコ(意味不)
そしてオレたちのタスク!
オレたちの、っておいおい、ああああ……
暗いエピソードも挟まれるが、それもこれも全てネネネちゃんが救ってくれた。
ネネネちゃんこそがオレたちの天使だ!←
ネネネちゃんと連絡先を交換したい人生だった……←
キョウカちゃん。独りでどんどん拗らせている感。
一方タエコは、前へ、一歩足を進めた。
なのになのに、嗚呼、そっちには希望なんかないんだ!籠原先生のドエス……(褒めてる)
だけどそんなタエコはとてもとても可愛いのだ。あゝ籠原先生のドエ……ストフスキー(なんか見た)
タエコちん、頑張れ!!(涙目)
ワシは彼女の幸せを願おう。
それなのにヒデアキときたら
「――部屋の場所は教えたと思う。時間が来たら、私たちのところに来てほしいな」
複数プレイのお誘いである。……おのれヒデアキめ(目がセンシy)
トワ坊。字面が強い。
無邪気な(本当か?)彼の一言がハジメの何かに火を付けた。
次回、モテモテのヒデアキに天誅か?やっちまってくださいよ、ハジメさんんん!!!
作者からの返信
>キョウカちゃんは、どうしてその鋭さが千秋相手に発揮できないのか?
→男性を必要以上に警戒している女性は、むしろ絶好のカモだということかもしれません。
>厄介な能力で苦しむアヲイ。ユーヒチの世話女房っぷりも板についてきている。
→ユーヒチ、こういうヤツ。
>サラッとイケメンな台詞が出てくる、さすがは漏れの(←人妻だぞ)アヲイちゃん
→アヲイ、結婚後もとくにスタンスが変わってないんだなと思いましたw
>キョウカとセツナ。あゝ尊いなぁ〜。でもウソの記憶だ。
>でもウソなんだ。切ない。彼女には幸せになってもらわんと困る。
>己の過去に浸っていると、レインがイケメンな事を言いだすもんだから……
→この「ウソの記憶を見せて、本当に後悔していたことを対象に思い出させる」って、まんま歪曲王の能力ですよねw
>赤いキョウカと緑のタエコ(意味不)
→草。とてもよく分かる。
>これってBLだよね?
→はい(真顔)
>無邪気な(本当か?)彼の一言がハジメの何かに火を付けた。
→トワ坊、前作から引き続き、ずっと無邪気な男。
女にまったく不自由しない種類の男がたった一人の相手にだけ見せる未練や執着からしか抽出することのできない栄養素がある