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不可解な依頼」への応援コメント

  • こんにちは
    ここまで読ませていただいた感想になります。

    僕はあまりあらすじとか読まず読み始める方なんで、最初はどういう話なんだろうとワクワクしながら指をスクロールさせていました。

    冒頭の白い孔雀の表現があまりにも美しくて見惚れたところから始まり、何でも屋プニカで働く咲穂たちが出てきて、白い孔雀を象徴的に扱った恋愛ものか現代ファンタジーなのかな、と当初は想像しましたが……。
    次の話で特殊な力を持ったやばい連中が街の人たちを狩りと称して虐殺している展開が出てきて、度肝をぬかれました。「これは当初自分が予想していた話とはまったく異質なものかもしれない。なんでこんな酷いことが起こっているのか……」と気になって、一気に惹き込まれましたね。忙しくて一気読みはできなかったのですが、間違いなくハマるだろうな、というセンサーは敏感に働きました。

    その後の、世界観の説明もすごいですよね……。世界が壁を境に2つに分断されていて、片方は能力さえ認められたらAIによって絶対の幸福が保証される楽園、そしてもう片方は無能と烙印を捺されたものたちが流れ着く血と病に塗れた地獄……。反射的に思い浮かんだのは、ヒエロニムス・ボスの絵画でした。天国と地獄が同時に描かれたあの有名な絵です。まだ壁の中の描写は現時点でさほど出ていませんが、ゲヘナの描写はスラム街もかくやという感じで本当に地獄そのものですね……。あまりにも地獄すぎて、こんなところで生きている咲穂は何者なんだ、と咲穂に対する興味が湧きました。白い孔雀を探している理由、単純に美しいものと出会いたいって理由だけじゃない何か別の目的もあるんだろうか。

    あと、壁の中に住みながら中の生活やあり方に不満を覚えている様子の瑞綺の心情がリアルで好きです。既得権益を得ている状態だと、その状態に不満があっても、それを捨てて堕ちていく自分なんて想像もできないし怖いに決まってますよね。だから、ある種の諦念を抱えながら生きていくしかない。その心理が、ぞくっとするほど共感できました。なんだか、かつて読んだ毛沢東時代の共産党員の家族が書いた小説(題名忘れました)を思い出しました。
    こうした細かいところにキャラクターの心理に寄り添われてる作者様の姿勢を感じられて、非常に良きでした。

    あまり纏まってないかもですが、感想はこの辺りで。多忙なためゆっくりにはなりますが、続きも読ませていただきます。
    長文失礼しました

    作者からの返信

    こんばんは✨
    嬉しすぎる感想をありがとうございます💕

    個人的にも、外と内の世界観は対象的なものを描きたいと思っているので、
    しっかり伝わっていて嬉しく思います☺️
    主人公の咲穂ちゃんは明るさを保ちつつも、どこかほの暗くやや依存目に描かせて頂いております✨彼女の弱さでもある部分が、これから世界をどう描いていくかにも注目して頂けると幸いです💖

    お忙しいと思いますので少しづつ、ご自身のタイミングで本作をお楽しみ頂ければ幸いです🍀🙌

  • いよいよ何でも屋に依頼がやってきたんですね!
    ニアくん、無事に見つかるといいけれど……嫌な予感しかない(;´・ω・)

  • 読み合い企画から来ました。
    世界観に惹かれます。
    もっとじっくりと読み返そうかな。

    作者からの返信

    嬉しいお言葉ありがとうございます!!
    ご期待に添えるよう、これからも頑張ります!!✨