エピローグ
そういえば、母国ですが、レオナード王子が居なくなった後、新旧大臣でいざこざがあったようですが、私に戻ってきて欲しいという声が多くの国民から寄せられたらしく、私とエリック王子は両国の「王」と「女王」を兼任することになりました。
それぞれの文化や歴史を尊重し、国民主体に寄り添う政治。
国民主体はまだまだかもしれませんが、息子や娘の時代にはできるかもしれません。
「頼んだわよ、ブラッド、ソフィア」
「「はいっ、お父様、お母様」」
レオナード王子に王妃にしてもらい学習し、レオナード王子に国外追放していただいたおかげで、私は素晴らしい「女王」で「母親」になることができました。
と言っても、母親としてはまだまだ未熟かもしれませんが、エリックに似て、ブラッドもソフィアも賢くて優くて人の良いところを見つけられる大人になりそうです。
私に可愛げが無くなったから、離縁して使用人として雇いたい? 王妃修行で自立した私は離縁だけさせてもらいます。 西東友一 @sanadayoshitune
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