第20話への応援コメント
拝読いたしました。
最後まで臨場感が溢れる内容、とても楽しめました。
実際の歴史をバックボーンに据えた小説ですと、それぞれの登場人物の重みが違いますね。最後のエリザベス vs ティルウィット の対決、緊迫感があり息を呑みます。
不条理もまた歴史、最後の方に登場したキャサリンなどは、もっと幸せになっても良さそうなものなのに……などと感じてしまいます。
本作を通して商社城様の歴史に対する姿勢が感じられました。
また、スピンオフなども読ませていただきますね。
素晴らしい作品、ありがとうございました。
作者からの返信
たけさぶろう様
最後まで読んで頂き本当にありがとうございました
「戦うエリザベス女王」は一段落してますが、いずれ続編を書きます
その為にはイギリスの事情だけでは無理があり、スペイン、フランス、イタリアの状況も書かねばなりません
何故なら当時の英国は弱小国、それを大国にのし上げる為にエリザベスは戦ったからです
スピンオフ作品は、1話完結で、複雑な欧州の歴史背景を知らずとも
ご理解頂けるように苦心致しました
引続き閲覧頂きましたら、この上ない幸せです!
第14話への応援コメント
拝読させていただきました。
三歳から七歳まで、四年間、心を休める暇もなく!まだ小学生低学年世代にして、なんとシビアな世界か。
血族の密やかな争い、宗教の露骨な派閥抗争、そして周囲の目。
自分は生き抜ける自信がないですね(^_^;)
引き続き読ませて頂きます、ありがとうございました。
作者からの返信
たけさぶろう様
いつもありがとうございます
ご感想は大変励みになります
ご指摘通りエリザベスは幼いながらも、勉強し戦っていきます
そして成長します
しかし、その成長は子供のそれとは違い、大人が社会で学ぶべきレベルのものです
でなければ生きていけない事をエリザベスは知っていたのです。
楽しんで頂けて嬉しいです!
第2話への応援コメント
アンプーリンのメアリーに対する対応もかなり苛烈だったとされていますね。
ここで継母の対応が違えば、もしかしたらブラッディメアリーは生まれなかったんじゃ無いかとさえ思ってしまいます。
作者からの返信
Beco様
ありがとうございます
メアリーは、アン・プーリンから遠ざけられてました
小説でも出てきますが、我が子エリザベスですらも母アンから遠ざけられました
何故なら、メアリーは、この時、エリザベスの侍従に堕ちたからです
この屈辱は凄まじいものがあったでしょう。
しかし、アンはすぐに他界します。この時、メアリーとエリザベスは表面的にはですが和解します
今回、一旦、20話で中断してますが、続編ではメアリーについてクローズアップする予定です
第10話への応援コメント
拝読させていただいてます。
本話、いろいろと感じるところはあるものの。
「重要業務遂行」
この一言で、他の言葉は飛びました。
実際にこんな単語を使っているかどうかはともかく、そういう言葉が出ておかしくない雰囲気なのですよね。
人の心を擂り潰す、げに恐ろしき宮廷の魔窟。
高校時代、教科書でさらっと読んだときは、しきたりを破るなんてはっちゃけたオッサンだなー、くらいに思っていました。
引き続き、読ませて頂きますね。
ありがとうございました。
作者からの返信
たけさぶろう様
続けて閲覧頂きありがとうございます
ご指摘通り「重要業務遂行」はそういう雰囲気だったのです
この時代の宮廷は政略結婚が多く、世継ぎが生まれるまではやる事をやって(まさに重要業務)世継ぎができれば、侍従などに手を付けて居りました
具体例を挙げればきりがありませんし、
小説のネタになりうるものも多くあります。
そしてまさしく、重要業務事項でして、もし世継ぎが生まれなければ国の存亡に関わるのです
この後の展開も引き続きご閲覧頂けましたら幸いです
第13話への応援コメント
百年戦争といい、薔薇戦争といい、ドロドロの骨肉争いという感じでしたが、イギリスは長い間こんな争いに明け暮れていたのですね。
メアリーは可哀そうでした、本当に。
スペインという名門王家の孫娘がこんな目にあうだなんて、なんだか本当に考えられないほど残酷な世界でしたよね。
作者からの返信
メアリーの心中を察するとあまりあります
縁が無かった(結婚が出来なかった)だけで庶子に落とされ
本来庶子の筈のエリザベスの侍従にされた
この怒りは後に凄惨な復讐・粛正と化しますね
イギリスもそうですがフランスもスペインもポルトガルも含めて
残酷な時代です
しかしもがき光を求めて女性が力を発揮したのがルネッサンスだと感じてます
伽羅様の作品からもそう感じます
第12話への応援コメント
エリザベスはとっくに生まれていましたよね、私ときたら読み間違ってました。
そうですか、2度めに男の子を流産していたのですか。
それは本当になんて残念なことだったのでしょう。
もし男子だったらアンは処刑されたりはしなかったでしょうか?
もしきちんと生まれていても、あのヘンリーなので、どうだったかは予想できないですよね😥
作者からの返信
伽羅様
コメントありがとうございます!
男だったら処刑はされなかったでしょう。
そして、アンプーリンは、キャサリン一派、つまりスペイン関係者のカトリックを粛正し、多く人の処刑を断行したと思います
事実は
アンは若い内に処刑された。だから彼女の政治力の力量は分かりません。
しかし、とてもヘンリー8世や取り巻きと渡り歩く度量はなかったと個人的には感じます
最終的には彼女はメアリー一派に政争で敗れ処刑されたでしょう
ここまで、殆どエリザベスの記述が無いですね。無理もありません
彼女が主人公なのに(苦笑)
第20話への応援コメント
【ネタバレ注意】
ジェン・グレー……、ここで出てくるんですね! あのきれいだけど怖い絵を見て、胸がどきどきしたのを覚えています。トマス・シーモア、そうか。こいつが諸悪の根源だったのか。脇が甘かったのですね? その彼が、エリザベスの初恋の人とは。なんて罪深い……(奥さんに見破られているのがまたアレ過ぎます)、エリザベスの最後の日記の一節がかっこいいです。
ヘンリー王については、途中で太ったという記述もあり、もう理解不能というか、ネジが弛んじゃってるんじゃないの? としか思えないのですが、王ということで恐怖の対象になってしまったんですね。怖い……。
そんな中で、キャサリン・パーとエリザベスのシスターフッド(というのも変ですが)的な連帯感、エリザベスのキャサリンへの信頼が、とても感動的でした。アンソニー・デニーが伏線だったんですね。キャサリンの騎士で、さらにエリザベスも守ってくれたなんて、素敵だと思います。
歴史(だけじゃないんですけど)は、自分の調べたこと(それも大変偏っています)以外は全くの門外漢で、頓珍漢なことを述べがちです。ここに感想を申し上げるのも恥ずかしいのですが、キャサリンとエリザベスの連帯に非常に胸を打たれました。
完結、おめでとうございます。ステキなお話をありがとうございました。
作者からの返信
せりもも様
感想コメント、本当に恐縮してます
しかも私が表現したかったことをくみ取って頂いて嬉しいです。この小説を書いてよかったと思ってます
自分の調べた事以外は門外漢、あれだけ調査しているせりもも様から言われるとこの言葉は重いと感じます。
私は初めて小説に挑んで学んだ事はたくさんありました。特にエリザベスという主人公を見つめるという小説ですから、彼女がどう成長し、どう考えて、という事を判断しなければなりません
また、調査した内容を全てだらだら記載するのではなく、自分の心に描くストーリー方針に沿って書かない部分を選択するという事です
こうすると、特にエリザベスというメジャーな人物では、エリザベスのイメージがあり、ヘンリー8世の悪役イメージがある読者が多く、彼らの期待を裏切るかも知れません。ここは悩みました。
そこで、事実を見つめなおし、自分の中のエリザベスを忠実に表現していく、まさに私もエリザベスと戦ってました
最後まで読んで頂いて本当にありがとうございます
次は、もっと構想を練ってから望みたいと思ってます
調査をしていくうちに、仏のカトリーヌ・ド・メディシスとエリザベスが駆け引きをしていることに気づきました。
また、カトリーヌはエリザベスの母アン・プーリンに処刑された時には、彼女もメディッチ家という貴族ではない身分から次男ではありますが嫁いだのに10年間子供ができなかった。だから、彼女も処刑される可能性もあったのです。
こういうカトリーヌも登場させては?と考えたのが完結した理由です。
それにはもっと知らねばならない、勉強しなければならない事実がたくさんあります
私は、この秋から日本を離れ、恐らくカクヨムもツィッターも不可能な表現の自由が制限されている国に赴任します
残りの日本の時間は次にむけて有意義にすごします
改めまして本当にありがとうございました!
第20話への応援コメント
キャサリン・パーの人生って……。
史実と事実は残酷……。他も色々…。初恋でも、お母様とか慕ってた人……。二人を呪いながら、亡くなったって、本当ですか?
時代背景があるとはいえ、先恐ろしい…ある意味先が見え隠れ…。でも、これが事実、直視するべきお話ですね。
あと、ヘンリーの死に様が、行いに合ってないのが、神ってなんだろうと思いますが、詳しいお話ありがとうございます😊✨
作者からの返信
相ヶ瀬様
御返信ありがとうございます
キャサリン・パーの生き様は尊敬できるものであり、政治家としても優秀なプロでした。確かに彼女の幸せとは?ここは、最後にエリザベスに希望を託した事、これが彼女のプロとしての幸せな選択だったと信じたいです
その先に神の救いを求めたのだと。
ヘンリーの死に様、確かに処刑はされてませんね(苦笑)。ご指摘通りです。
彼が妻を次々処刑した事は当時の欧州世界でも影響があり、子供を産めない王妃は戦々恐々としてました。
フランスではイタリアのメディッチ家という決して王家ではない家柄から嫁いできたカトリーヌ・メディシスは10年間子供が産めず処刑をほのめかす事もあったのです。
・・・
最後までお読み頂き本当に感謝して居ります。
また、コメントも何度もして頂き大変勉強になりました。
次回作は、もっとパワーアップした構想を考えて居ります。この仏のカトリーヌ・メディシスは実質女王となり、エリザベス女王の英国と戦争や交渉をするのです。この2人の英雄を中心に書くと面白いのでは?と思い
これも今回、一旦終了した理由です。
・・・
小説を書き始めて色々勉強になりました。相ヶ瀬様の凄さも実感できました。
平安時代からマリア・テレージアにシャーロックと、ここまで書くのがどれだけ凄い努力と才能かと。
日本を離れると恐らく相ヶ瀬様の作品は閲覧できなくなるので、残念ですが、それまでは新作アップ楽しみにしております
第7話への応援コメント
こちらも「カール5世」が出ていることが単純にとても嬉しいです!
ヘンリー8世はやはり、女性から見たら敵ですよね、どうしても。
でも国として考えると、他国に侵略されないためには、王としてはどうしてもしなければならないことというのがあるわけですよね。
それでもこのヘンリー8世だけはやはり気持ち的に好きになれないのは、私が女性だからなのかもですね。
作者からの返信
伽羅様
コメント恐れ入ります
ヘンリー8世がなんとかまともっぽかったのはここまでだと思います
そして
オスマン帝国がハプスブルグ帝国の脅威となっていたからであったからです
これはヘンリー8世が英国国教会を設立できただけではなく、ドイツ北部でプロテスタントが活躍できた理由でもあります。
でもヘンリーの晩年はどうだったのか?
太ってしまって、恐らく性病が発生しまともじゃなかったのでは?と感じます
そして恐らく私は男性なので女性ほどヘンリー8世のことを毛嫌いするほど(決して好きではなく、嫌いではありますが)嫌いではないかもです。
応援まで頂き本当ありがとうございます
第8話への応援コメント
父親が娘にクギさしたコメントは納得感ありますね。でも当時の世界の列強ハプスブルク家・スペインを敵に回すのは凄いことだと思います。
編集済
第20話への応援コメント
大変面白かったです(語彙力💦
往々にして歴史もの(特に世界史)って登場人物などがごちゃごちゃになりがちですが、このお話はすっきりと読み易く、それぞれの人物像や思惑や時代背景がイメージし易かったです。豊富な知識と高い文章力の賜物かと思われます。
物語の閉じ方も自分好み。綺麗で素敵でした。
作者からの返信
小説家の方にこのようなお言葉を頂けるのはとても嬉しいです😊
励みになります😊
ありがとうございます😊