ジオンを取り巻く特殊過ぎる環境と、彼のあきらめにも似た境遇。櫻子を巻き込みたくないから、と遺灰を自分のものとして葬れという願い。
謎は深まるばかりですが、今後の櫻子の選択を見守りたいと思います(*^^*)
作者からの返信
長月さま
お読みくださって、本当にありがとうございます。
ジオンもジオンの実母さんもとても苦しかったんだな。かわいそうに。
カルト宗教問題、今の時事問題とも相まって、色々考えさせられる。
そういう考えさせるテイストも上手く入れ込んでるの、うまいと思います。
作者からの返信
無雲ちゃん
そう言ってもらえると、本当、良かったと思う。ありがとうね。いつもすごく嬉しくなるコメンとで、励みにしています。
殺伐とした話を淡々とするジオンに長い年月でしみ込んだものを感じますね。櫻子ではないですが、なんでこんな風に生まれたのか、自分を呪っただろうなと想像します。財団との関係や彼自身の今後もどうなるのか、展開を楽しみにしています。
作者からの返信
柊圭介さま
お読みくださって、本当にありがとうございます。ジオンの特殊な環境が、リアルに書けているといいのですが。不安をかんじながら書いております。楽しみなんて嬉しいです。
カルトの構造や閉鎖社会特有の摂理、個人的にすごく興味のある分野なので、噛み締めるように拝読しました。人間としての尊厳も踏み躙られる環境だったんでしょうね……
黒幕らしき人物の名前も出てきて、やっと何に巻き込まれているか見えましたね。続きも楽しみです。
作者からの返信
陽澄すずめさま
オウムでも思ったのですが、こういうカルト集団って、普通ではかんがえられない思考を持っていますよね。
噛み締めるようなんて、本当にありがとうございます。
>「父さんは中国人だったの?」
>「たぶん、父は帰化人で中華系日本人だったのだろう
これ誰のこと話してるんですか?櫻子の母親の事実婚の相手?ジオンを香港から連れてきた人のことですよね?櫻子のこの人の呼び方が義父って言ったり父さんって言ったり一貫してないからわからなくなりますねー。
当の昔、は多分漢字が間違ってると思います。正しい字は俺も分からん。
作者からの返信
ゆうすけさん
いつもありがとう。ご指摘のところ、修正しますね。
父は事実婚の相手です。かきなおしておきます。
いよいよ黒幕っぽい人が出てきましたねー
作者からの返信
猫目孔雀さま
出てきました。はい、黒幕です。
後1話で最終章。黒幕との戦いです。いつもありがとうございます
ごきげんよう、お兄様は、こんな理不尽で過酷な星のもとに生まれてきてしまった自分を、今はもう諦めきってしまっているようにも思えますね。
世の中には知らなくてもいいことがある。
それは櫻子さんの身の安全を守るための処方でもあり、知らなくてもいいことを知ってしまい、ただ死ぬまで逃亡し続けるしか術が残されていない自分の人生への諦観の現れなのかもしれない、そんな悲しい匂いを、櫻子さんも感じ取ってしまったかのようです。
暮らしている、そんな生活感すら感じさせない、隠れ家、生命維持の最低限しか賄えない家、冷蔵庫、そこで優し気に微笑むお兄様を見て、櫻子さんは家族として寂しく身がちぎれるような悲しみを感じているように思えますし、同時に、初めて出会った子供の頃、家族として同じ家で暮らし、学校にも通っていたあの頃が、果たしてお兄様にとってどのような意味を持っているのかを図りかねているようにも思えます。
けれど、偽りの溺死体を用意し、誰とも知れぬ遺骨を墓に納めてほしいと願う、逃亡者としてのお兄様が櫻子さんへ危険を冒して接触してきた、その意味を考えると、櫻子さん、貴女と貴女のお母さまやお義父さまと暮らした日々は、お兄様にとって、大きな安らぎが得られる貴重な日々だったと思いますよ、と彼女の耳元で囁いてあげたいです。
そしてお兄様も、そんな日々をこれからも櫻子さんには過ごしてほしいと願っているんだと言うことも。
新しい名前が出ましたね。高浩然。彼が冒頭、デトロイト川で溺死体を引き上げた人、なのかしら?
でも彼は、末裔を追い求めているというのに、お兄様に偽装しようとしていた様子があるので、少し行動に矛盾があるような……。
ああ、でも櫻子さんをアメリカへ呼び寄せて、お兄様を誘き出そうとしているのなら、辻褄は会いますね。
ううん、全貌が明らかになるには未だ遠いなあ(私の残念脳では)。
櫻子さんのお兄様への想い、再会の時から徐々に変質しているように思えます。
最初は、少女に戻って熱く滾るような恋心を持て余すようだったのが、徐々に、家族との再会の懐かしさ、この隠れ家へ来てからは愛する家族の孤独を囲う様子に涙し、これから先を心配してしまうというような。
家族への愛と、恋するひとへの愛。
これから先、櫻子さんの胸の中の想いの天秤がどう触れていくのかも、事件の真相とともにドキドキします。
すいません、細かいことなんですが。
高浩然さんのルビが、1回目は「ガオハオラン」、2回目は「ガオハオリャン」なんですけれど、どちらが正解なのでしょう?(細かくってごめんなさい!)
作者からの返信
おださま
うっかりしていました。ルビ校正、ありがとうございます。中国語、難しいですよね。もう一度、どちらが正しいかみてみます。
彼女の耳元で囁いてあげたいです。
そんなふうに感じてもらって、本当に作者冥利につきます。
エッセイでも書きましたが、おださまの感想を、指針にして、意図は伝わっているから大丈夫とか、そうか、こういうふうにとか。
本当にありがとうございます。とても助かります。
ジオンは今まで何を考えているか読めないところがありましたが、こうして自分のことを語り感情を出す姿を見て、彼を少し近くに感じました。
一人で静かに命が尽きるまで過ごす。彼には、そんな悲しい生き方しかないのでしょうか(>_<)
作者からの返信
無月兄さま
ジオンの感情を書いて良かったと思うコメントをありがとうございます。
いろいろ私も悩みながら書いております。
母としては生きてほしいと願いますが、それが子供には呪縛として残されていますよね。
こういう事は言ってはいけませんが、ジオンさんはお母さんと一緒に行けたらよかったのかもしれないと、考えさせられますね。
こんな過酷な運命の中に置き去りにされて、そして最後まで孤独でいなくてはいけないなんて。
救いがほしいですね。
作者からの返信
ソラノ ヒナさま
たしかに、母親といったほうが楽だったかもしれないです。
ジオンにとってのいい手を考えたいのですが、なかなか難しくて、悩んでおります。
子孫を残さないで生きる。
血筋を絶やすことで終わらせようという願いが込められていますけど、ジオンはそんな重いものを背負って生きていたのですね。
もう彼をそっとしておいてほしいです。
作者からの返信
無月弟さま
そもそも生きることを諦めていますよね。
そっとしておく、王の立場で、彼の苦労をどう決着をつけるか、私も悩んでおります。
高浩然。なんか、また恐ろしげな匂いのする名前が出てきたけど、なんか起こるわけですか? 大丈夫?
ジオンとの再会は本当に暗い影が覆っていますね。
作者からの返信
レネさん
そういう宿命をもった男ですから。
いつも思うのですが、平凡なのが一番の幸せですよね。
いつもありがとうございます。
編集済
さて、ジオンの展望が本当に事件の解決に結びつくのか。
私はまだ甘いのでは、と考えます。
狂信者は「遺骨」すらも神聖化するものだからです。
最終話まで、波瀾続きになるでしょうから、振り落とされないように付いていきますね。
作者からの返信
カイ様
いつも本当にありがとうございます。
死んだ事にして、ゴーストとして生きる。
うん。
確かに、追っ手から逃げる為には……ね。
櫻子さんとの関係を断ち切るのも、お互いの為に……ね。
でも、偽ジオンを川から引き揚げた人は……。
ジオンが違う誰かとして生まれ変わり生きていける、何かいい手はないのかしら。
作者からの返信
ことさん
いろいろ、こっから模索していこうと。
先ほどは、ありがとうね。ちょっと夜の散歩をしていて、いま、帰ってきました。
ジオンは一人で死ぬつもりなんですね。
それじゃ、櫻子の思いとはすれ違うわけだ。
作者からの返信
へもんさん
ジオンは、まちがいなく、ひとりで生きて、ひっそりとと考えているはずです。
すれ違いですよね。
へもんさん、六本木の蔦屋に行ってきたけど、ご本、なかった。新宿の紀伊國屋しかないかな。もう、今週、探してなければ、アマゾンで買いますね。
ずっと孤独と苦難の中で過ごしてきたのですね……(><)
ですが、ジオンの存在が財団の要なのだとしたら、彼が子どもを残さずにいることを周りは許してくれるのでしょうか……? そこが心配です(><)
作者からの返信
乙様
こっから、次の章では、怒涛の展開にしたいって思っています。がんばります。いつもありがとうございます。
お母様の境遇を考えると苦しくなりますね。本当、幸せになってほしいです。
作者からの返信
和響さん
こういう理不尽な状況に追いやられている人って、世界に多そうですよね。
いつも本当にありがとうございます。
そうかー、兄さん、コーラとホットコーヒーのコンボかー!
なんか、アメリカンな感じだ。
実際、アメリカ人は、良くやりそう(^^)
日本だと、コーラ!どっちかにしなさいって怒られそう(๑˃̵ᴗ˂̵)
作者からの返信
風鈴さん、
面白いとこに着目が。
アメリカンだよね。読んでくださって、ありがとう!