第3話

前話でつらつらと述べた、クニノトコタチ神から、イザナミ神までが神代七代かみよななよと呼びならわされておる。



 さて、天津神たる諸々の神は、その総意をイザナギ神・イザナミ神へと伝えたのじゃ。



双柱ふたはしらの末たる兄妹神』

                💡✨✨



『兄イザナギ神・妹イザナミ神よ』

              💡✨✨



あめは、神々により、治めなだまることと、

 なったが、下界のつちはいまだ治まる事なく

 浮き沈み、定まらず、固まってはおらぬ。



 これより、その方ら双柱にて下界の土を、

 治め定め堅く固めよ』

              💡✨✨



 と、仰せられた。



 そして、天津神達よりチートアイテムたる



 アメノヌボコ



を、双柱へと託したのじゃ♬︎

 目出度きことよなあ♬︎



 天沼矛と漢字では一般的には慣わすのう。

他にも、天瓊戈や天之瓊矛とも慣わすのう。



 

 神代七代の、最終完成系兄妹神である事の兄イザナギ神と妹イザナミ神は、双柱仲良く天の浮橋へと行くと、浮橋の端へと並びたち




 ( '-'* )))ヨイショッ✧(ノ゚Д゚)ノ↑↑↑ヨイショ!




と、アメノヌボコを持ち上げ、天の浮橋より

雲を切り裂きつつ、下界へと下ろし、いまだ定まり固まらぬ土を、アメノヌボコの穂で、




    コヲロコロコロ……

      コヲロコロ……




     コヲロコロコロ……

        コロコロロ……



 と、ゆっくり、かき回した。



 ある程度、いい感じにかき混ぜ、ヌボコを




ぅんしょ♪♪



と、引き揚げると、ヌボコの鋭き穂先より、

滴り落ちた塩と砂が、累々るいるいと重なり累なり、積りに積もって、縞となり島となり、小高き固い堅いしまとなった⛰



 これがの、これこそがの♪♪





      オノゴロ嶋






なのじゃ( *>ω<*)/





 わかば爺の、萌え萌え妄想仮説では、この嶋の比定地は、屋久島じゃ( *>ω<*)/♪♪



 あ、さて…………



 しばらく様子見をし、だいじょぶなのをの

しかと確認したあと、双柱は、オノゴロ嶋へ

天降あもりなされての、堅きことを確かめた後で

アメノミハシラを、見立て、アメノヤヒロドノ

を、お見立てなされた。



 若く、神威溢れる愛し合う双柱ならば……



 そこに在ると見立てたならばのwwww



 そこに、ありありと!?在るものよのうw



 そして、双柱は、ありありと在るように、お見立てなされたアメノミハシラの前にて、

向かい合い、見つめ合うと、イザナギ様が、

妹イザナミ様へと、お尋ねになられた。



「ちと尋ねるが、妹イザナミよ?

 そなたの身体は、いかに出来ておる?」



 と。



 妹イザナミ様は、にこやかに微笑まれると

こう、お応えになられた。



「あい。兄様あにさま

 の身体は、成りなりて、なり足らぬ処が

 有りまする」



 すると、兄イザナギ様も、




「ふむ。が身体にもの、成りなりて、なり

 余る処が、一箇所有る。



 そこで、この吾が身の、成り余りし処を、

 そなたの、成り足らぬ処へと指し塞ぎて、

 国土くにつちを産み生し、吾らが子と致そうぞ?



 嗚呼、吾妹子わぎもこよ。



      産むこと……如何に?」
















     

















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煙草のわかば 口語訳萌え古事記 煙草のわかば @wacabatabaco

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