応援コメント

二十六.『大怨霊を祓えるもの』とあのおっさん」への応援コメント

  • 笑ってたサムズアップが、ビフォーアフターでこんなに印象変わるとは。一話完結ものあるあるな、「面白いけどあってもなくてもいい感じの回」かと思ってたあのギョーザにんじんおじさんがこんな風に繋がるとは。大長編の醍醐味ですな。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    おっさん、カッコいいぜ……。

    私自身も正直おっさんの話は、
    「大した話にならなかったし、
    笏のことがなけりゃいらない話だよなぁ」
    とか思ってました。もっと必要そうな話に
    できたらよかったんですけどね。


    辺理可付加

  • なんと!なんと!!あの雷さんがっっ!!
    確かに、桃子ちゃんと学問の神様が出会うのはシニカルですね🤔
    こうやって物語の冒頭に戻ってくるの、ワクワクしてしまいますよね、ここまで積み重なってきたものがあるからなおさらに。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    あのノリで学問司ってました。でも、ああいう教師なら
    桃子にも分かりやすく、同じレベルで学問を教えて
    くれたかもしれません。そういう意味ではやはり、
    学問の神様なのかも。

    追伸:書く側としても、「これ、いつ回収になるかな?」「……そもそも回収まで辿り着くんかい?」とドキドキワクワク動悸動悸惑惑してました。


    辺理可付加

  • 子供の頃、飛梅という缶ジュースが好きでした。受験生応援飲料だったそうです。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    菅公の有名な飛梅伝説ですね。
    彼の作品と言えば
    『東風吹かば 匂いよこせよ 梅の花(以下略)』
    を思い浮かべる人も多いと思います。


    辺理可付加


  • 編集済

     毎話、見事な伏線の回収劇に舌を巻いていましたが、何と!全体の話に隠された布石が収束されていくのは圧巻ですね!! 
     ブラボー、おお、ブラボー!もういっちょブラボォー!!
     こうやって今までを振り返ると、様々な出来事が三人を通して紡がれて来たのだな…と。
     ……ん?紡ぐ?
    ははは、紡さん、最高の名前じゃないですか。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お褒めに与り光栄です!
    全てを、とまではいきませんが、可能な限り物語を拾って
    意味づけて締めたいものです。
    もちろん、『紡』という名前にも。
    そういうノリで『呪』を語ってきた物語なのですから。


    辺理可付加

  • まさか道真公ご本人だとは…。この一発の雷はただの一発ではなさそうですね。そして丁寧な伏線回収に改めて脱帽いたします。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    お褒めに与り光栄です。
    たくさんの人々に祀られ、
    多くのご利益をもたらしてきた道真公です。
    きっと桃子の願いも叶えてくださる一発でしょう。
    天まで轟け!


    辺理可付加

  • 餃子好きな雷神様は菅原道真公だったんですね!イメージはもっと若い人かと思っていました。

    こうして桃子ちゃんと一緒に半年の間に起きた出来事を思い出す展開がとても良いですね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    漫画版『陰陽師』の憎めないおじちゃんを
    もっと面白おじさんにした感じなので、割と若くないし
    知識人? とイメージと違う印象の仕上がりです。

    全てを拾うことはできませんが、可能な限り少しずつ
    振り返る、私自身幸せな気持ちで書けました。


    辺理可付加

  • ごきげんよう、可愛い桃子ちゃんの「なんと」千本ノック状態、それこそ歓喜すべきところなんですが今回に限ってはなんだか寂しさすら感じてしまいます。
    学問の神様と桃子ちゃんが出会うのは侮辱、とか仰ってますが、今回に限っては桃子ちゃん、それこそ菅公の霊験で素晴らしい記憶力!
    こうして読んでいくと、桃子ちゃんの馬鹿っぽさは記憶のクレンジングの副作用……、げふんげふん、いやそうじゃなくて。
    紡さんが事件の度に、まるで「呪おたく」みたいに能書きペラペラって、実はいつか来る別れの日の為の教えを授けるためだったんでしょうね。
    そして桃子ちゃんは見事にそれに応えつつある。それこそ桃子ちゃんの紡さんへの愛の証であり、紡さんにしてもつばきちゃんにしてもやっぱり愛ゆえ、なんでしょうね。
    しかしあのお鬚の雷様、学問の神様だったのか……、ひとは(人じゃない)見かけによらないものです。
    でも将門公という怨霊には、菅公という同格以上の怨霊兼神様を対抗させる、確かに勝ち筋が見えた気もしますね。
    この辛く哀しい別れが避けられないのならば、せめて、向こうの世界で将門公を無事に封じて、紡さんを助けると言う大目的を達成してほしいものです。
    ドキドキしながら次回をお待ちしていますね。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ご機嫌よう、いらっしゃいまし。
    ここにきてようやく桃子らしさが戻ってきました。
    一抹の寂しさを隠しながら。
    確かに菅公のご利益なのかもしれませんね。発動が結構
    遅かったような気はしますが。
    記憶クレンジングが解けてそれなりに知性が戻ったはずの
    桃子ですが、やはりなんだか根は賢くない感じがします。

    教えを授けるため、そう考えると、紡が桃子に拒否反応を
    示されても無理矢理話し始めるのも、嫌がりながらも
    なんだかんだ聞いているシーンが多かった桃子も、
    お互い意識的に無意識的に大切なことを交わしていたのかも
    しれませんね。
    その交流を通して育まれた愛が、一つの別れとともに、
    大切な思いの結実を生み出そうとしているのです。

    漫画版『陰陽師』の菅原道真が結構感情的で人のいい
    おじさまだったので、それを極端で面白にした感じです。
    強力な『呪』に対して力だけでなく意味で勝る、これこそ
    本作の集大成と言える方法論かもしれません。
    桃子達の悲願まであと少し、次回をお楽しみに。


    辺理可付加