応援コメント

五.念と包丁とお百度参り」への応援コメント

  • 別に悪い人ってわけじゃないんだろうし、実際ありふれた話なんだろうけど、涼しげな好青年が略奪愛してんの生々しいですなあ。(大使閣下の料理人の料理人主人公も、ポヤーッとした顔つきだけど略奪婚だったなあと思い出す)。まあそういうの好きですけども。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    人畜無害そうな男って、『そう』なだけで
    人畜無害ではないんですよね。男の時点で。
    でもみんな好きですよね、略奪愛。
    もちろん現実で聞くと「うへぇ」ってなりますが。


    辺理可付加

  • 呪いではないそうで、安心しましたー。
    念を落とした後で、人間関係がどうなるか複雑ですが。
    霊能力少女(今は霊少女)つばきちゃん、カッコいいです(^^)

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    どうやら意図的にエラいことを引き起こしたわけでは
    なさそうです。しかしだったら無問題かと言うと……。
    実は只者ではないつばきちゃんなのでした。


    水棲虫。

  • うーーーん… これは罪深い。イケメンさんより彼女の方に強く思いが出たというところ、分かりみが深いというやつですね。
    裏切られた思いは彼女へ対しての方が強いでしょうね。
    しかし念は事故、本来はお祝いをしたかったと考えるとなんとも複雑です。わだかまりが残れどもそれは時間に任せて解消できると良いのですが。
    「三分でクッキングする」は脅し文句になるんですね! 怖い怖い。
    つばきちゃんはすっかり桃子ちゃんのよきつばえもんですね。手紙を飛ばす程度で非力とは… そもそも常時一般人に目に見える幽霊だってことを忘れてしまいそうですが(笑)、紡さんの基準が高いのか…むむむ

    次は熊代さんにお話を聞きに行くのですかね、本人の反応が気になります!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    親友の裏切りと愛する人に捨てられる、では
    やはり重さが違う気が致します。
    お祝いをしようとしてくれるような優しさが、
    かえって思いを未消化のまま拗らせてしまった
    由縁なのかも知れません。

    私たち一般人からすれば十分力ある霊能者に見えますが、
    椿館の除霊は紡に任せたりしているわけですから、
    除霊なんかが出来ないと案外手品師と
    変わらないのかも知れません。

    しかしどうやら単純にお話を聞くでは
    終わらないようで……?

    追伸:料理されるとなると、まぁ大変な末路でございますから、それが怒涛の三分ともなればまぁ……。


    水棲虫。

  • 呪った理由はこれから描写されるのかもしれませんが、
    源氏物語の六条御息所が生霊出しちゃったのは己の嫉妬心に無自覚だったから、という面白い解釈がありました。
    出典
    (読んだふりしたけど)ぶっちゃけよく分からん、あの小説を面白く読む方法
    三宅香帆
    笠間書院
    ご興味あれば是非。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    源氏物語の男女の生々しい念は
    傑作ですよね。おぉ怖。

    難しい話を書いているので、
    こういう参考資料・文献をご提示いただけるのは
    非常に助かります!


    水棲虫。

  • 包丁は無意識に込められた想いなんですね。
    そうだよね、彼女取られてスッパリと気持ちを断ち切るなんて出来ませんよね。
    なのに、開店祝いで包丁を贈ったりして、熊代さん、良い人だなぁ(ToT)
    しかし次話で熊代さんの家へ行って、何が起こるのか。
    楽しみにしています!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    逆に良い人だからこそ思いを
    上手く発散出来ずにこう言うことを
    引き起こしてしまったのかも知れません。
    実は今回の話は次回、次次回が本番、
    ぜひお楽しみ下さい。


    水棲虫。

  • ごきげんよう、ううん、なるほど。
    「呪」じゃなくて「念」か。
    呪うつもりじゃなくても、鋼を鍛えるために叩くと言う行為を繰り返す際に、去っていった恋人、その恋人が向かった相手に対する想いが、刃物に移ってしまったのか。
    というより、熊代さん、よくもまあ、恋人を奪った親友の為に己が技を込めた包丁を打とうとしたものですね。
    元親友、にして没交渉にしてしまってもよいくらいの仕打ちなのに。
    確かに紘子さんのなさりようは、同じ女性としてやってはいけない方法だと思います。男二人に女一人、一番リスクの高い組み合わせなのに、その上恋人との関係の相談をもう一人の男性にしちゃうとは、男なんて馬鹿が多いのだから(暴論!)危ないに決まってます(松葉さんも、よくもまあ熊代さんからのプレゼントを能天気に受け取ったものですが)。
    なにやら熊代さんにも事情と言うか、思うところがあるように思えますね。

    つばきちゃん、生前から能力者だったのか。
    三分間クッキングを知っている幽霊さん、桃子ちゃんと「単なる賑やかし」になっている彼女のイメージがどんどんブレていますが、きっと可愛い桃子ちゃん汚染が進んでいるんですよね。
    後半、桃子ちゃんが、まるで誰かの霊が降りてきたように冷静なワトソン君になるところが、なんだか可愛くて素敵です。
    さて、熊代さん訪問、どんな真実が暴かれるのでしょうか?
    ドキドキしますね!

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    ご機嫌よう、いらっしゃいまし。
    生き霊なんかに近い概念かも知れませんね、『念』。
    『呪』を扱える人間などそうはいませんから、
    起きる怪奇の大体はこれが原因かも知れませんし、
    我々の理由の無い不調、なんとなしな不調は
    こういったところにあるかも知れません。

    絶縁しない熊代も気が良い奴なのでしょうね。
    だからこそ抱え込み発散しないまま
    『念』になるまで熟成したのかも知れません。
    しかし、松葉も能天気だったわけではないようです。
    熊代が店に来た時は明らかに動揺していましたし。
    来るとは思ってなかったような態度なので
    割と長らく交流が無かったのかも知れません。
    あと男は馬鹿です。

    ずっとチャンスを窺っていた
    椿館冒頭の回収を果たすことが出来ました。

    つばきにはマスコットと
    「紡が『呪』を噛み砕いて説明をし過ぎて専門家感、
    ミステリアスさ、遠い存在感(まぁほぼそんなものは
    感じられない)を失う」
    のを低減するために代わりに補足をする役割の他に、
    基本桃子を弄ることでコメディをとる本作において
    時に桃子と戯れ紡の邪魔もしてもらうことで
    その辺のバランスを取る役割があったりします。
    単なるモコナや西園寺くんではないのです
    (元ネタが分からないと何言ってるか分からない)。

    桃子が急に冷静になったり鋭くなったり
    知性を取り戻したりするのは、作劇上の都合丸出しなので
    もうちょっと上手くやりたいなぁ、と思ったり。

    ここからカチコミ編、更なるヤマが待っています!


    水棲虫。

  •  ああ、これはコメディの皮を被った人間ドラマだ……
     よく似た経験があるので、胸が締め付けられましたねぇ。そんな事ないだろう!と、思える事程、実際に起こるんですよね。
     それにしても包丁に込められた『呪』の説明、お見事でした。
     さて、次回は熊代さん家にカチコミ(笑)ですね! 楽しみにしています!
     

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。

    えぇ、今回に限ってはそうですとも。
    ドロドロした人間の内面のお話ですとも……。

    よく似た経験、怖いな……。
    せめて今は何事も無いことを願います。

    またいつも通りテキトーフカしてる
    『呪』パートですが、ご納得いただけて一安心です。

    さて、ここからカチコミ編、
    事件はもう一山まだまだ終わらない!


    水棲虫。