幼馴染ざまぁを見届けたモブくんの驚愕
くろねこどらごん
第1話
「くそっ、くそっ…!なんで…!なんでこうなったんだ…!」
ここはとある公園。時刻は19時。
もう30分ほどになるだろうか。ベンチに座る男は頭を抱え、ひたすら後悔し続けてた。
あ、言っておくけど後悔してるのは僕じゃないよ。
僕は名乗るほどでもない、言ってみれば名無しのモブだ。
プライバシーの観点から言っても、今の時代はフルネームを晒すのは得策ではないからね。
今はなんでもかんでもSNSであっという間に拡散されてしまう時代だ。用心するに越したことはない。
「僕が何をしたっていうんだよ、畜生…!」
ちなみにあそこでさっきからブツブツ泣き言を言っているのは
彼は成績普通、運動神経そこそこ。友達もまぁまぁで顔は中の下。
僕と大差ない、所謂平均的なモブ生徒のひとりだ。
はい、三行で説明終了。適当すぎやしないかとか、そういった文句は受け付けないよ。誰だって野郎のことなんか興味ないだろ?
高校生とはいえ、男が項垂れながら文句を言ってる姿は傍から見ると大概みっともないというか不気味だなぁ。ああはなりたくないと、心の底から思うのであった。
ん?尾所井の名前を出すのはいいのかって?
いいに決まってんだろ。クラスメイトとはいえ、所詮他人だ。どうなろうが僕の知ったこっちゃない。
そもそも無警戒であんなことしてるアイツが悪いわけだしね。だからたまたま散歩してた僕の目に止まって、こうして解説されてしまってるわけだ。
「あんなに一緒だったじゃないか。僕たち…それなのに、なんで…!」
とはいえ、僕だって鬼じゃない。普段は同じモブという種族に属するやつを売り飛ばすようなことはしないんだが、今回ばかりはちょっとばかり事情が違った。
「なんで僕より、あんなやつを選んだんだよぉっ!!!」
なんせ彼はついさきほど、好きだった幼馴染をほかの男に寝取られたうえに振られたばかりの、可哀想な男だからね!
いやあ、他人の不幸ほど飯が上手いことはない。よってこうして彼の観察をかれこれ一時間ほど続けてるってわけだ。
悪趣味とは言ってくれるなよ?そもそも外で事情を口からダダ漏れさせてるほうが悪いんだからさ。
聞かれたくないなら家でひとり嘆いていればいいんだよ。公園という公共の場でプライバシーを晒すということは、聞かれている人間がいる可能性だってあるんだ。そのことを、君たちはよく覚えておいて欲しい。
「なんで僕じゃダメなんだよぉ…芽衣子ぉ…!」
ちなみ振った相手は
ただ、それほど人気はない。久乃は性格がキツいことでも有名だったからだ。
いくら美人でも気が強い人は付き合いにくい。ストレスを溜め込んでまで傍にいようとするのは、なんらかのメリットか事情でもないと無理だろう。
尾所井の場合は幼馴染という昔ながらの付き合いがあったことで久野との接点が生まれ、付き合うまでに至ったらしいが、案の定というかなんというか、弱気な正確である彼は思い切り尻に敷かれていたのだった。
「この人はアンタよりずっと上だとか、アンタとはもうこれ以上付き合えないとか…くそっ、僕のどこがダメだったっていうんだよ…!」
うーん、強いて言うなら、未だに振られたことを愚痴愚痴文句言い続けているその卑屈な性格かなぁ。
それでもなんだかんだ続いていくと思っていたのだけど…世の中、そう上手くはいかないようだ。
ま、相性というのはあるし、単純に性格の不一致も大きいと思うけど、それはそれとしてネガティブすぎるのは良くない。
女の子っていうのは自信がある男のほうが好きってどっかで見たしね。
天秤にかけられた結果、選ばれなかったのはご愁傷様だが、付き合う以前から対等な関係を築けていなかったのは明白だし、上下関係ができてしまったことを改善できなかったのが寝取られ別れることになった一因ではあるだろう。
そこは尾所井も悪いと思うなぁ。てか、彼女いただけいいじゃないか。僕なんて未だ彼女いたことないんだぜ。
同じモブ顔のくせに美少女と付き合えていただけ十分だとぼかぁ思うな。
「まぁ寝取られたのは可哀想っちゃ可哀想だし、慰めるくらいはしてやるか」
クラスメイトのよしみだ。ここまで十分楽しませてもらったし、お礼に夕御飯くらいは奢ってやろうか…そう思い、木陰から出て尾所井に話しかけようとしたのだが…
「あの、大丈夫ですか…?」
「!?」
僕は咄嗟に身を隠した。思考に意識を割いている間に、予想外の出来事が起きていたからだ。
「えっ、君は…」
「すみません。先ほどから、貴方がずっと泣いているのが見えて、気になったものですから…」
おいおいおい。
おいおいおいおいおいおいおい。
「あ、その、ごめん。俺…」
「…なにかあったんですか?」
心配そうに声をかけるのは、女の子。
遠目から見ても、結構な美少女だ。それこそ、尾所井が付き合っていた久野芽衣子以上の……。
(おい、ふざけんじゃねーぞ!!!)
内心僕は叫び声をあげていた。
だって、アイツつい数時間前に振られたばっかなんだぞ!?
それがなんで可愛い女の子に声をかけられているだよ!?しかも遠巻きに見ている僕でさえ引くような女々しい姿だったんだぞ!!!ありえねぇだろ!!!
あまりの理不尽さに歯噛みしてしまうも、どうやら無効では会話が進んでいるらしい。悔しさを文字通り噛み殺し、僕は意識を耳へと集中させる。
「実は僕、付き合ってた彼女に振られちゃったんだ…」
「そう、ですか。それは…」
「それも、他に男がいたみたいでさ。そいつ、俺よりずっとイケメンなやつみたいで、彼のほうがずっと頼りになるしカッコイイって、そう、言って…!」
徐々に嗚咽が混じり、語気も尻すぼみになっていく尾所井。
そんな尾所井の言葉に目を見開き、口元に手を当てる女の子。
確かに頼りねぇなコイツ。そりゃごもっともだわと頷く僕。
「そんな…」
「僕はずっと好きだったんだ…小さい頃から、芽衣子のことだけをずっと好きだった…!なのに、芽衣子は僕を裏切ったんだ!!!僕はこんなにも芽衣子を好きで、芽衣子のことしか見てなかったっていうのに!!!」
それなのに寝取られたんか。さてはその目、節穴だな?
久野のこと、全然見てないじゃん。お前隙だらけだったってことじゃん。じゃあ寝取られたって仕方ないじゃん?
だって久野を寝取られていることに気付かなかったってことは、久野以外のこと見てたってことだし。Q.E.D.証明完了!
「なんでこうなったんだろうって、ずっと考えてたんだ。だけど全然わからなくて、頭の中がずっとグチャグチャしてるんだよ…本当に僕は、彼女のことが好きだったのに…」
うん、好きってだけじゃダメだったってことだね。
要は彼女を満足させることが出来なかったんだから、仕方ない仕方ない。
「貴方は彼女さんのことを、本当に好きだったんですね…」
「うん。好きだった。でも芽衣子はそうじゃなかった。芽衣子の気持ちは、とっくに他のやつに移ってたんだ」
てか、スペックが上の人間を求めるなんて、当たり前のことじゃん。
お前だって久野が可愛いから付き合ってたわけだろ?この前の昼休み、僕が友達の陰キャ男子グループと飯食ってる時に見下したような視線送ってきたの、忘れちゃいないからな。
「そのことが、悔しくてたまらないんだよ。いつの間にか芽衣子が僕と同じ気持ちでなくなっていたことが、悲しくてたまらないんだ」
可愛い彼女と顔をつつき合わせて飯を食べるのは、学生に置いて間違いなく勝ち組に属するイベントだろう。その他にも、尾所井が久野と付き合っていて受けた恩恵は数多い。なんだかんだ、彼女持ちっていうのは得することが多いのだ。
「…………」
「畜生…畜生…!」
だっていうのに、やつはそのことをすっかり忘れ、悲壮感にくれてやがる。
終わりよければすべてよしというけど、逆に終わりが悪ければそれまでの良かったことをすべて忘れてしまうのも、人間って生き物のサガなのかもしれないな……そんな悟ったふうなことを、ふと考えてしまう僕であった。
「…悔しいんですね、彼女さんに、裏切られてしまったことが」
「本当に好きだった。本当に好きで、なにを言われても我慢して、これまで尽くしてきたのに…!」
いや、そこは言うべきだったろ。常識的に考えて。
だから久野も付け上がったんじゃないの?こう考えると久野の性格がひん曲がった原因のひとつは尾所井にある気もしないでもないな。
我慢したところで、それが伝わるとは限らないんだからさぁ。ま、部外者の僕が言ったところでなんの意味もない話なんだが。
「…ひどいですね。彼女さんも、その男の人も」
「本当だよ…芽衣子も、鳥寝のやつも…!みんなみんな、僕を裏切って僕を馬鹿にしてたんだ!!!」
同情を見せる女の子に、尾所井はギュッと唇を噛み締めた。
しかし、寝取ったやつは鳥寝か。そいつは僕も知ってる名前だ。
浅黒い肌にツーブロックの髪を金色に染め上げて、ピアスまでしてるという、見た目からして分かりやすすぎるほど分かりやすい、THE・チャラ男くんそのものである。
話してみると案外面白いやつではあるのだが、見るからに遊び人のあいつに引っかかるとは、存外久野も見る目がないなぁ。いや、ある意味お似合いではあるのか?
そもそも高校生のカップルなんて、長続きしないのが当たり前だもんな。
そういう意味では、ここまで思い詰めてる尾所井のほうがよほど重いタイプと言えるだろう。
「許せない、許せない、許せない!今は、今はもう…!」
てか、あれ?なんか尾所井の様子がおかしいぞ?やたらギラついた目をしているし、なんかこう、どっかヤバ…
「今はもう、芽衣子が憎くて仕方ない…!」
え?
「え?」
僕と女の子の目が点になる。
気持ちがシンクロし、全く同じ想いを抱いたようだ。
トゥンク…これって、まさか運命…?そんなことを考えていると、尾所井は目を見開いて叫んだ。
「だって、芽衣子は僕を裏切ったんだ!僕はこんなに好きだったのに、裏切ったんだよ!!!許せないよ、許せるもんか!それに、あんな、あんなこと言われて、このまま泣き寝入りなんてできない!僕だって男なんだ!」
お、おう。そっすか。切り替わりはえーなおい。
どうやら相談したことで、尾所井の中で一区切りついたらしい。
その結果、寝取られた悔しさと久野に裏切られた憎しみがこみ上げて、これまでの好意が一気に反転したようだ。
愛と憎しみは表裏一体というけど、まさか間近でこうも切り替わる瞬間を見るとは…これは貴重な体験と言えるだろう。後でこの録画はパソコンに取り込んで、じっくり研究させてもらうことにしようかな。これでも将来は心理学者を目指していたりするからね。偏差値70あったりするんだわこれが。モブとか嘘ついてごめんね!凡人ども、嫉妬乙!
あ、嘘です。ただの趣味ンゴ。
そんな頭も良くないっす。見栄貼張りたかっただけですはい。
オホン、それはさておき尾所井くん。切り替えができたのはいいけども、それ、男らしさを履き違えてると思うよ?
そりゃプライドが傷ついたかもしれないけどさ、もっと早くその男らしさを見せてればよかっただけなんじゃないかなって思ってしまうんだな、これが。
それこそ、今更本気になってももう遅いってやつだ。
そもそも見ず知らずの女の子に大声出してそんなこと言うとか普通に引くわ。
まぁ僕には関係ないから別にいいんだけど…
そう思った時だ。
「……復讐、したいんですか?」
「え?」
え?
女の子が、そんなことを言っていた。
なにを言っているか分からずキョトンとする僕と尾所井を置き去りにして、彼女は続ける。
「彼女さんに、復讐したいですか?そして、ヒデオ…鳥寝くんにも、仕返しをしたいですか?」
そう告げる女の子の口調は、重々しいものだった。
気付けば目もどこか澱んでる。暗い何かを溜め込んでいるような、そんな瞳だ。
「復、讐?」
「そのつもりなら、私は協力しますよ。私も、男の人のほうには少々恨みがありますから」
あっ(察し)
ちなみに僕はこの時点でもう気付いた。
尾所井のやつはまだ分かっていないようだったが、これまでの情報にヒントはあったし、あっさり理解してしまったのである。
(あの子、多分鳥寝の元カノかなんかなんだろうなぁ)
だって下の名前言ってたしね。露骨に言い直してたし分からいでか。
多分、久野と付き合うことになったから彼女は捨てられたんだろう。
それが許せなかったのもあるんだろうけど、あの子の容姿は間違いなく久野より上だ。
女の嫉妬は同性に向かいやすいというし、自分より容姿が下の女に彼氏を盗られたのが許せず、こうして女のほうの元カレに接触してきて、共に復讐をしないかと誘う算段を最初からつけてたってとこだろうか。
…………あれ?この話のネタバレ、ここで全部しちゃってね?
ま、いっか。僕はモブという第三者視点の人間だからね。こういう切り口でのネタバラシもありだろう。
ただ、どうやら僕には鈍感主人公の素質はないらしいな。まぁ理解したところでそれを主人公に告げず、素知らぬふりをするからこそ、モブであり続けることができるんだけどね。
「どうします?私と組みますか?それとも…」
「……やるよ。僕もあのふたりに泣き寝入りなんて出来ない。やれることはやってやる。僕はお前と別れたおかげで、前よりずっと幸せになれましたってことを見せつけてやるんだ…!」
あ、話がなんか進んでるっぽい。
「ふふっ、ではこれからよろしくお願いします。偽恋人として、ふたりに仲を見せつけて、そしてあの人達を破滅させてあげましょう…」
うわっ、こわっ!
女の子、めっちゃ悪い顔してるやん。
てか、僕の予想が正しければ、これ尾所井がめっちゃ道化だなぁ。
女の子にいい様に利用されるだけじゃん。まぁ尾所井にもメリットはあるから、悪いことばっかでもないんだろうけどさ。
「ああ、よろしく」
キメ顔して握手してる尾所井だけど、その決意は男として果てしなくカッコ悪いぞ。
そう言いたい気持ちをグッと堪えて撮影を続ける僕は、やはり果てしなくモブなのであった。
あ、明日からのために新しくバッテリー買っておこっと。
…………………………
…………
……
というわけで後日談。
「茂、ごめんなさい!私が悪かったの!もう一度やり直しましょうよぉっ!」
「そんなこと言われても、もう遅いよっ!先に僕を捨てたのは芽衣子じゃないかっ!」
はい、いきなり修羅場からのスタートとなりますが、本日の実況解説はモブでお送りさせて頂きます。
細かい過程はすっ飛ばすけど、まぁ色々あってふたりに復讐を果たした彼らはこうして元カノである久野と相対しながら、涙ながらの謝罪を受け取っているわけですはい。
「私がどうかしてたの!貴方のほうが私のことをずっと想ってくれていたことに、これまで気付けなかった私が…」
「なんでそれをもっと早く…僕はずっと、君のことが大切だったのに…」
ほんとかー?ほんとに大切だったのかー?
その割に寝取られていたことに気付かなかったのはおかしくないかー?
しかもその好きだった相手をこうして追い詰めるようなことをしてるとか、お前ほんとに久野のこと大切だったのかー?
純愛ってなんだー?ぼくわかんないぞー?
「茂…くっ!そもそも、その女が私の茂を…!」
「久野さん。今の彼には、私がいます。貴方はヒデオくんとヨリを戻して、また仲良くすればいいんじゃないでしょうか」
うわぁ。めっちゃ優越感持った顔してるよあの子…。
恨み晴らせてスッキリって顔だ。あれを見ると、復讐って正しいんじゃないかと思ってしまうな。憎しみの眼光を向けてくる相手に平然と微笑みを返せるとか、僕だったら怖くてお近づきになりたくなさすぎる。
「ううっ…」
あ、久野めっちゃ涙目になってる。
まぁあの手のキツイタイプは追い込まれること自体あまりなさそうだからな。
守勢に回ると弱いんだろうことは想像に難くない。
「ねぇ茂!また私と付き合って!私のことを選んでよ!今度は私、ちゃんとあなたと向き合うから!あなたに相応しい女の子になれるよう、努力して自分を変えるらぁっ!」
それでもなんとか優位に立ちたいのか、最後の手段とばかりに尾所井に縋りつこうとする久野。
ちなみに僕の知識上、ああいう性格の子はまず自分を変えるのは不可能である。
相手が下手にでた瞬間、その決意をコロッと忘れてまた以前のように振る舞い始めるのが常識なのだ。よくあるDV野郎の手法だね。
女の子の涙に騙されるやつはこれを忘れないよう、自分を戒めといて欲しい。
「……悪いけど、もう無理だ。遅いんだよ、なにもかも」
尾所井も懲りているのか、騙されなかったようである。
久野の手を振りほどくと、背を向けて彼女(仮)と一緒に歩き始めた。
背後で地面に膝をついて涙を流す久野にカメラのズームを向けて連射しつつ、僕はふたりの会話に耳を立てる。
「これで、終わったね」
「ええ」
「ありがとう、君のおかげだよ。よければ、どうかこれからも僕と…」
そんな全てが終わった、ハッピーエンドの会話を彼らは交わしている。
だが、僕は騙されない。
分かるぞ、彼女の目が笑っていないことが。
復讐を果たしたことで、遠からず尾所井は捨てられるだろう。
だってスペックはあの子のほうが全て上だもんな。
彼女は元々自分を捨てた鳥寝とその彼女である久野に復讐したかっただけで、尾所井自体に興味はなかったんだからな。
「ふふっ、こちらこそよろしくお願いします」
だっていうのに、思ってもいないことをサラッと告げるんだから、女の子は怖い。
「!ああっ!!」
嬉しそうな顔をする尾所井の未来を案じつつも、僕はやはり主人公でなくモブで良かったとつくづく思うのであった。
教訓。恋は盲目。女の子の笑顔にはご注意を。
以上、モブの実況でした。あ、バッテリー切れちゃった。残念。
幼馴染ざまぁを見届けたモブくんの驚愕 くろねこどらごん @dragon1250
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