第3話俺に彼女?
突然のことで驚いたが、気を取り戻した。え?これって告白だよな?そうだよな?
「い、いないよ!」と言うと「一緒にかえろう」と言ってきた。心のなかでガッツポーズしながらOKする。受かれた気分で廊下を歩いていると、「よっ志摩!」どこかで聞いたことある声だと思えば親戚の実来だ。「えっ!?なんでここにいるの?」そうだ。なんで遠い山奥に住んでいた実来がいるんだ?「親が転勤でさ。今日からお前んちしばらく泊まるなよろしく!」
「おうよろくしな!みく!‥‥え?」いやいやいや俺高校生だよ?あんた同い年の女子高校生だよ?アウトじゃん‥‥。はっと思い出す。桜井さん‥‥これは違うんだ桜井さん‥などと悲しみのBGMを流しながら妄想しているとチャイムがなった。焦って教室に戻ると、教室がざわざわとしていた?聞くと転校生が来るらしい。どんな人だろ?ガラッ 顔をみて鳥肌が立つ。は?かわいすぎるぅぅ。なにそれ俺のタイプ人形?「望田です。よろしくお願いします。」いやこれ隣だよね?空いてるよ!漫画じゃん!!!「じゃあここね」先生が指を指したのは俺の席!の反対の席。確か転校した子が残した席だろう。「はぁぁぁぁぁ!?」心のなかで叫ぶ。いや待て?桜井さんも捨てられない。絶対俺のこと好きだし!実来は、特にそんな感情はねぇけど家に来るんだよなぁ。実来とは幼稚園ではじめてあってからおばあちゃん家でよく遊んだ記憶がある。一回餅を喉に詰め込まれて、死にかけたこともあったな‥‥。
「あの?志摩‥さん?」
「え?」望田ちゃ‥‥さんが話してきた。声かわぇぇぇぇ。
「それでなに?」
「彼女いる?」
「またぁぁぁぁ」心のなかで。絶叫した
世界の不運男の恋物語 @nkumaki
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