この物語は深い

  • ★★★ Excellent!!!

とても深い

なんというか、ラノベを読んでる感覚じゃない。とても重厚だ。


どんどん深く沈んでいくような感覚

主人公は近代と中世の中間くらいの
飯屋の息子で、人々の間を上手く立ち回っていく

出会う人は実に活き活きと生きていて、
過去、そこから続くそれぞれの現在、決して簡単な白と黒だけじゃないマーブル模様の一人の人間の人生の厚みを感じます。

 

図書館で借りた辞書くらいの厚みの本を読んで、気付いたら夜更かし越えて朝になって、まだ下巻もありますよ、と置かれた心境。

というか朝になった気がする。
目が痛い。

なんなんだ。



今後主人公と周りの人々がどのように関わりながら生きて時代を越えていくのか気になります。

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